間取りだけでなくインテリアも含めて、見事なまでの大変身を遂げたのがS夫妻の住まいだ。
二人は結婚を機に、妻Sさんの実家でもあったマンションを改装し、二人のマイホームにしようと計画。そして夫婦で考えたのがイメージの一新。
築21年と、比較的新しいマンションだったが、室内の全てを取り払いスケルトン状態にし、給排水も含めてゼロベースで再構築する方法をとった。
ハイセンスな暮らし方を求めた二人は、リノベーションを通じて、住まいの価値観の創造を目指すクラボの実績に深く共感。この会社なら既成概念にとらわれることなく、自分たちらしい住まいを生み出してくれるはずと依頼した。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 21年 |
間取り | [ Before ] 3LDK → [ After ] 2LDK |
目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、リノベーション、収納力アップ、結婚 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室、玄関、その他 |
新しくした設備 | キッチン/クリナップ(ラクエラ)、浴室/LIXIL(リノビオ)、洗面化粧台/Panasonic(C-line) |
費用 | 1200万円 |
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費用概算 |
解体工事: 840,000円 大工造作工事: 2,000,000円 仕上げ工事: 4,100,000円 キッチン工事: 400,000円 ユニットバス工事: 650,000円 トイレ工事: 100,000円 照明器具工事: 420,000円 設備工事: 1,200,000円 造作テレビボード: 350,000円 建具・その他: 1,940,000円 |
工期 | 3ヵ月 |
リフォーム面積 | 72.37平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
自分たちの「こうしたい」という想いに共感してもらえたことです。そして、角部屋の利点を生かした、斬新な発想で間取りを一から提案してもらえたことと、既存の価値観に頼らないスタイリッシュでセンスのよいインテリアを考えてくれたことです。
以前は、S夫妻のライフスタイルに馴染まない和室が、リビングと連続する3LDKでした。また暗くて狭い玄関から南側のLDKにつながる間取りで、廊下スペースがもったいない状態でした。ただ、住まいの3方向をバルコニーが囲む東南角部屋の利点がありましたので、それを活かさない手はないと考えました。
スケルトン&リノベーションを念頭に、S夫妻と間取りを一から考えていきました。特に意識したのは3方向にバルコニーがある角部屋の利点を活かすことでした。
そこで窓のない玄関から、北側バルコニーにつながる明るい土間玄関をつくり、また、浴室と脱衣室を東のバルコニー側へ移動させました。
住まいのメインステージとなるLDKではキッチンを北側へ後退させ、広くなった南側にリビングと夫婦のワークスペースをレイアウトしました。通り抜けられる洋室や収納を設けることで、行き止まり感のない、回遊できる動線を実現しました。
担当スタッフ/吉村 卓也
夫妻は、新婚生活を迎えるにあたり、妻Sさんのご実家でもあったマンションが、生活に便利なロケーションだったことと、日当たりや風通しが申し分ない東南角部屋ということもあり、改装して住むことにしました。そこで、間取りもインテリアも一新させることを目的に、デザインセンスの良さでクラボに依頼しました。
築21年となる実家だったマンションは、売り出された当初のままの間取りと内装でした。そこで夫婦二人の美意識や価値観を反映したいと考え、単に再生するだけでなく、ワークスペースを設けるなど、自分たちのライフスタイルに合うよう、間取りとデザインを一から考え直し、全面改装を計画しました。
マンションの利点を活かし、壁や床、天井を全て取り除くスケルトン状態にしてから、水廻りを含めてゼロベースで再構築しました。意識したのは無駄がなく機能的で、角部屋ならではの風通しの良さを利用すること。併せて断熱性能を高め、冬の結露で悩まない快適な住環境づくりも意識しました。
広々と生まれ変わったLDKは、素足に心地いい、そして遮音性を高めた無垢突板防音フローリングを採用。
ケーブル類をスッキリ隠す工夫を施した造作テレビボードをパーテーションとして設けることで、手前のLDと奥のワークスペースに分離。空間でつながりながらも、居場所を複数設けた設計となっており、夫婦それぞれが自然体で暮らせるようになっている
LDKでは、時間や季節に合わせて照明演出ができる調光・調色照明を採用。
さらにここでは壁面を図書室のような書棚にして、デスクを配置し夫妻のワークスペースとして活用。奥はウォークスルークロゼットでつながる2つのベッドルーム(洋室)を配置。
明り採りのためのガラス窓やドアを、棚壁の色と合わせ、さらにヴィンテージ風にしているところも注目したい
マンションとは思えない明るく広々とした玄関ホール。以前は玄関を入ったすぐ左には洋間があったが、現在は北側バルコニーへ出られる土間へと変更。
スノコ状の白い木製壁は、塗装後にヤスリ掛けを施すなどダメージ加工でデザイン。雨の日には洗濯物を干したり、工作をしたり、一時的に物を置いたりと様々な用途に使えるスペースとしても活躍している
南のワークスペースからつながるベッドルーム(洋室1)と、北側のベッドルーム(洋室2)の中央に配置したウォークスルークロゼット。
天井まで効率よく使える棚を造作し、両サイドにはハンガーパイプを設置。たっぷり収納できるだけでなく、通路としても機能させている
入浴中でも気兼ねなく洗面室が使えるよう洗面室と分離した脱衣室&浴室。
脱衣室の右側から東側のバルコニーに出られ、さらにリネン棚の上の窓の外が土間を介して北側のバルコニーにもつながるため、窓を開けると風がサ~ッと抜けるという
トイレの場所はそのままに、便器の設置場所を180度回転させ、ドアではなく開閉時でも建具が邪魔にならない引き戸を採用。
壁面を玄関ホールとの印象を途切れさせない白い板調クロスでコーディネートしている
会社名 |
リノベーションスタジオKULABO(クラボ)(株式会社sumarch)
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