お子さんの成長に伴い、そろそろ自分たちの家を持ちたいと考えたSさんご夫妻。リフォームを前提に築7年の中古マンションを購入。木の温もりを感じられるシンプルな内装にリフォームすることにしました。床はナラの無垢材、収納扉やドアもナラ材で造作しました。和室はリビングと一体化させ、広々としたリビング・ダイニングに。広くなったリビングの一角には、たっぷり収納できる納戸を設けました。閉塞感のあったキッチンも、リビングとの間を壁ではなくカウンターで仕切ることで、独立性を保ちながら開放感を演出。Sさんが思い描いていた、木の香りに溢れたシンプルで明るい空間が実現しました。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども1人+犬1匹 |
築年数 | 7年 |
間取り | [ Before ] 3LDK → [ After ] 2LDK |
目的 | 中古購入、収納力UP、自然素材 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室、玄関、洋室、廊下 |
新しくした設備 | 床 ナラ無垢材(LDK・廊下・洋室)コルクタイル(洗面室・トイレ) 壁 ドイツ漆喰 キッチン IKEA 洗面台 造作 |
費用 | 600万円 |
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費用概算 | 工事費一式: 6,000,000円 |
工期 | 約1.5ヶ月 |
リフォーム面積 | 87平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
自分たちの家のリフォームなので、私たちも作業に参加したいなと思っていたんです。プランナーの渡辺さんにいろいろと相談したら、具体的な提案をすぐしてくれて頼もしく感じました。施工に参加することも快く受け入れてくれたので、お願いしました。
築7年でまだ新しくきれいなマンションでしたが、光沢のある面材を使った既成の建具や合板のフローリングがSさんの好みではありませんでした。経年変化を楽しめるシンプルな家にしたいということと、収納を増やしたいというご希望がありました。
Sさんご夫妻は理想のイメージをしっかりとお持ちだったので、それをどのように実現するかを大切にプランニングしました。光沢のある人工的な素材より自然素材の質感が好みだということで、既存の建具や床材はすべて無垢材に。濃い色の床材がご希望でしたが、予算を考えてナラ材を提案。濃い茶のオイルを塗ることで理想のイメージに近づけました。施工にも参加したいというご希望だったので、壁の塗装はローラーで簡単に塗れるタイプの漆喰を採用。天井と壁の漆喰と床のオイルはすべてSさんが施工し、コストダウンにもなりました。
プランナー/渡辺ノリエ
賃貸の小さな一軒家にお住まいだったSさんご一家。お子さんの成長に伴い、だんだん狭く感じるようになったことと、そろそろ財産としての家を持ちたいという思いから中古マンションを購入。自分たちの好みに合わせ、リフォームしました。
「何でも片づけられるスペースが欲しい」という希望により、リビングの一角に納戸を設けました。将来、間取りの変更が必要になったときに簡単に撤去できるよう、仕切りの壁は天井より低く設定。また、キッチンにも躯体の形状を利用して可動棚を設置。収納力たっぷりのパントリーを設けました。
木の温もりや質感を感じられる空間にしたいという希望に応え、床はナラの無垢材を、造作の家具や建具にもナラ材を採用。洗面室やトイレなど水まわりの床はコルクタイル、壁はドイツ漆喰を。自然素材をふんだんに使った心地よい空間を提案しました。
リビング・ダイニングの床は合板のフローリングからナラの無垢材に。濃い茶の天然オイルはSさんが自分で塗って仕上げた。窓際のカウンターも同じオイルで塗り、雰囲気を統一している。壁と天井はローラーで塗るタイプのドイツ漆喰を採用。これもSさんが施工した
「リビングからの見え方にこだわった」というキッチン。独立性を保ちつつ、閉塞感を感じさせないキッチンを実現するため、リビングとの仕切りの壁を一部取り除き、広めのカウンターを設置。キッチンの入り口には愛犬が入らないよう、ウェスタンドアをイメージした両開きの扉を。キッチンの雰囲気に合わせ、ナラの突き板で造作した
キッチンはリビング側に広げ、既存のキッチンより一回り大きなサイズのシステムキッチンを採用。まわりの壁は白いタイルでシンプルに。奥の凹凸のある壁には可動棚を設置。収納量たっぷりのパントリーとして活躍している
リビングの隣の和室は仕切りをなくし、リビングと一体化。リビングの壁は一面のみドイツ漆喰の上にモスグリーンの水性ペンキを塗りアクセントに。右手に見える壁は、リビングの一角に設けた納戸。将来、撤去することも考え、天井まで壁を立ち上げずオープンに。天井と壁の間にできた空間にはグリーンを飾ってインテリアとして活用
既存の洗面台の光沢ある面材が苦手だということから、木を使った洗面カウンターを造作。2人で並んで使えるようカウンターは大きめに設計した。カウンター下はオープンにして、カゴを置くなど自由に使えるように。左側の壁にある収納棚は扉のみナラ材で造作。大きな丸い鏡はSさんが選んだこだわりの品だ
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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