築5年の高層マンションにお住まいのTさんご夫妻。さらに眺めのよい上の階の広い部屋が空いたため、購入して引っ越すことになりました。新しい住まいは部屋数が多いわりに収納スペースが少なかったため、各部屋の壁面に収納棚を造作。使う予定のない部屋を丸ごと収納室に改修し、さらに収納力をアップしました。IHクッキングヒーターを組み込んだダイニングテーブルやリビングのカウンターデスクなど、同社は収納以外にもオリジナルの造作家具を提案。水まわりやキッチンは回遊できるようにするなど生活動線もしっかりと配慮した間取りです。こうして、Tさんご夫妻にとって必要な機能を取り入れた、暮らしやすい住まいが完成しました。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 5年 |
間取り | [ Before ] 4LDK → [ After ] 2LDK+S |
目的 | デザイン重視、中古購入、収納力UP |
リフォーム箇所 | LDK、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室、和室、玄関、バルコニー・エクステリア、書斎、洋室 |
新しくした設備 | 収納棚 カバザクラ(造作) 和室・畳 琉球畳 水まわり・床 タイル レンジフード アリアフィーナ IHクッキングヒーター パナソニック電工 洗面器 INAX シャワールーム INAX |
費用 | 2200万円 |
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費用概算 |
仮設・解体: 850,000円 木工・内部造作、建具、他: 2,750,000円 家具工事: 6,200,000円 内装仕上げ 他: 1,730,000円 什器設備: 5,650,000円 設備工事: 2,100,000円 その他: 1,672,381円 消費税: 1,047,619円 |
工期 | 80日 |
リフォーム面積 | 146平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
「リフォームを頼める会社が見つかる本」を見て、stylekoubouさんを知りました。デザインのセンスと、造作家具を取り入れたリフォームに惹かれて相談してみたところ、豊富なアイディアとプランにびっくり。stylekoubouさんなら期待以上の住まいになると確信し、依頼を決めました。
浴室が2つあるなど設備や部屋数が必要以上に多かったため、夫婦2人の生活には不要な設備をなくし、必要な機能を充実させて使いやすくしたいとお考えでした。また、着物・洋服・本など物をたくさんお持ちだったので、たっぷりとした収納スペースをご希望でした。
ベランダに面して4部屋の洋室とリビング・ダイニングが並んでいる間取りでした。そこで、2部屋の洋室を繋げて広々とした寝室に、残りの2部屋はそれぞれ収納室と和室に。浴室は1つをシャワールームにしました。防火戸や構造柱などマンションならではの制約で動かせない部分が多かったため、元の形状を活かしながら内装デザインや造作家具でイメージを一新。寝室から水まわりのスペースと、キッチンからリビング・ダイニングはそれぞれ回遊できるように。夫婦2人の暮らしに必要な機能を充実させた使いやすい住まいを考えました。
プランナー・一級建築士/於保誠之
収納やテーブルに造作家具を取り入れるなど、インテリアを含めた住まい全体のデザインを提案しました。木やタイルなどの素材感を大切に、ポイントに赤を加えて明るさをプラス。水まわりや家事室には夫人が好きな茄子紺色を採用。さりげなく個性を感じさせるデザインです。
高層マンションにお住まいだったTさん。眺めのよい上の階の広い部屋が空室となったことから、新たに住居として購入することにしました。同じマンション内での引っ越しなので、住み慣れた生活環境はそのままに。今まで入りきらなかった物もたっぷりと収納できるようになり、快適な生活が実現しました。
収めるべき所に収めることができるよう、リビング、ダイニング、寝室、水まわりと各部屋に大容量の収納棚を設けました。さらに7畳の洋室をそのまま収納室として使うことを提案。両側の壁面には収納棚を、中央には可動式の小物収納の棚を造作。服や着物、本、食器など、すべての物をすっきりと収納できるようになりました。
ダイニングの壁には、食器を収納するための造作の収納棚を。カバザクラの扉に、赤っぽい塗装をした天板をアクセントにしたデザインだ。IHクッキングヒーターを組み込んだダイニングテーブルも造作。レンジフードは夫人の好きな茄子紺色の製品を採用。キッチンとダイニングを仕切る壁にはガラスブロックを入れ、キッチンにも光が入るよう配慮した
リビングのTV台は造作。ダイニング・リビングの壁面収納と同じ素材・デザインで統一した。TVの後ろの壁には淡いピンク色の珪藻土を。中央のローテーブルはTさんのデザイン。前からお持ちだったガラステーブルの天板を再利用し、収納棚と同じカバザクラに赤をポイントにしたデザインを組み合わせたオリジナルだ
雪見障子や黒竹の間仕切りなどでしつらえた、和の趣を存分に味わうことができる和室。隣の収納室との間にはドアを設けて行き来できるようにしているため、収納室にしまっている着物は和室でゆっくり着付けをすることができる。上がり畳の下は収納スペースとして活用
2部屋の洋室をつなげ、広々とした寝室に。シャワールーム、浴室、洗面室へと抜けられるようになっている。中央に設けたカウンターデスクは、お手持ちだったTV台の周りを天板、背板、枠で囲み、再利用したもの。寝室の雰囲気にぴったりの落ち着いたカウンターデスクに生まれ変わった。奥に見える壁面いっぱいの本棚は新たに造作
2つあった浴室は1つをシャワールームとして改装。寝室から直接出入りできるようにした。シャワールームを抜けると浴室、洗面室、その先には夫人の家事室へと続くという、暮らしやすい回遊動線になっている
夫人が好きな色だという茄子紺色を取り入れてデザインした、家事室兼書斎スペース。作業用のカウンターは、隣の洗面室の洗面カウンターと同じ高さ、色で造作。床も他の水まわりスペースと同じタイル貼りにすることで、空間のつながりを持たせている。窓がないため、少しでも居心地よく過ごせるよう壁は珪藻土で仕上げた
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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