立地のよさと三角形の個性的な間取りに惹かれ、築24年の中古マンションを購入したHさんご夫妻。もともとの建物が持つレトロな雰囲気や形の面白さを活かしつつ、暮らしやすく自分たちの好みの空間にリフォームしたいというご希望でした。三方向からの採光という恵まれた条件を活かすため、空間を細かく仕切っていた間仕切り壁は取り除き、フルオープンの間取りに。南側の窓側には、様々な使い方が楽しめる6メートルのカウンターテーブルを設けました。水まわりの位置は変えず、設備のみ新しく取り替えて使いやすく。気に入っていたドアや和室の天井などは残すなど、Hさん夫妻のこだわりをたっぷり詰め込んだ住まいとなりました。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 24年 |
間取り | [ Before ] 1L・DK → [ After ] 1LDK |
目的 | デザイン重視、中古購入、間取り変更・スケルトン |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室 |
新しくした設備 | 床 カバ無垢材(寝室・キッチン・ダイニング)・タイル 洗面シンク サンワカンパニー 壁 漆喰(リビング・寝室) キッチン YAMAHA 浴室 INAX トイレ INAX |
費用 | 470万円 |
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費用概算 |
仮設・解体: 580,000円 木工・内部造作他: 800,000円 内装仕上げ 他: 700,000円 什器設備: 1,100,000円 設備工事: 1,100,000円 その他: 420,000円 |
工期 | 約1ヶ月 |
リフォーム面積 | 72平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
「Goodリフォーム.jp」を見て、数社に資料請求をしました。ちょっと変わった形の間取りだったので、正直私たちも不安だったのですが、stylekoubouさんはこの間取りを面白がってくれたんですね。この会社なら、一緒に楽しみながらリフォームできそうだと感じ、お願いすることに決めました。
築24年の中古マンションで、内装や水まわりの設備などが古くなっていました。最上階でルーフバルコニーが2ヵ所と、眺望・採光・通風ともに恵まれた条件にもかかわらず、細かく仕切られた間取りのために光が奥まで入らず、視界も遮られており、建物の良さを活かしきれていませんでした。
もともとの建物の良さや雰囲気を最大限に活かすことを考え、フルオープンのプランを提案しました。南側に面した三角形の斜めの辺には、6メートルの長さのカウンターテーブルを。窓辺の空間を自由に使ってもらいたいと考え、デザインはあえてシンプルにしました。予算内で収めたいという希望から、水まわりの位置はそのままに、設備のみ新しく取り替えて機能性を向上。既存の床や天井など使えるものは残し、建具や家具などはHさんが選んできたものを取り入れることで、コストダウンを図りながらも個性が感じられる住まいとなりました。
プランナー・一級建築士/於保誠之
ガラスがはめこまれたリビングのドアがお気に入りということから、そのドアが持つレトロな雰囲気をベースに、既存の床や天井の風合いを活かしたデザインを提案。古いものと新しいものという異なる素材が混在する中で、それぞれの茶の色合いをバランスよく重ね、全体的な統一感を生み出しました。
駅から近く通勤・買い物にも便利な立地と、最上階でルーフバルコニーが2ヵ所もある三角形の間取りに惹かれ、築24年の中古マンションを購入しました。古い設備を取り替え、内装もきれいに。もともとの建物が持つ良さを活かしながら、Hさん夫妻の好みのテイストをプラスし、暮らしやすい住まいをつくりました。
元々は中央に位置するDKの両側にリビング、和室という間取りでした。そこでキッチンの位置は変えずに間仕切り壁を撤去。キッチンを中心にしたフルオープンの開放的な空間をつくりました。リビングは既存のフローリング、広縁はタイル、ダイニングと寝室は無垢材と、床の素材を変えることで空間をゆるやかに分けています。
既存の広縁は仕切りをなくし、南側の窓に面した長さ6メートルのカウンターテーブルを設置。カウンター下の収納棚は、Hさんが作ったもの。お気に入りのレコードやCDをたっぷり収納できる。カウンターはPCデスクになったり、夜景を眺めながらお酒を楽しむ場になったり、多様な使い方ができる
リビングの床は既存のフローリングをそのまま利用。手前のタイル張りは、以前和室の広縁とトイレだった場所。タイルを張ることで、テラス風の雰囲気を演出した。写真奥のルーフバルコニーに通じる掃き出し窓は、以前は磨りガラスだったものを、窓からの眺望を楽しめるよう透明のガラスに取り替えた
DKと和室を仕切っていた壁と引戸は取り除き、一つの空間に。和室だった部分は寝室に。将来的に建具で仕切ることもできるよう、ダイニングとの間には建具用の枠のみ設けている。ダイニング奥の正面に見える濃茶の壁は、キッチンに合わせて張ったアクセントクロス。Hさんお気に入りのチェストを置くためにつくった贅沢な空間だ
キッチンは位置を変えずに周囲の壁をなくしたため、オープンな空間の中央に置かれたような印象。料理をしながら、家の中はもちろん窓の外の景色も見渡せるようになった。システムキッチンの濃茶の色は、キッチン背面の壁やダイニングのクロスなどこの家のあちこちにポイントで使われ、空間を引き締めている。構造上取り除けない天井の梁は白のクロスで覆い、圧迫感を解消した
和室はキッチン、ダイニングと同じカバの無垢材を張り、寝室として利用。天井は既存の板の雰囲気が気に入っているということから、そのまま残した。収納扉は天井の雰囲気に合わせてHさんが選んできたものを取り付けている。壁の漆喰はHさんが自分で塗って仕上げた
「過剰な設備はなくして、シンプルに暮らしたい」というHさんの希望によりデザインされた洗面台。洗面シンクは壁付けに、カウンターは板一枚というシンプルな造りだ。鏡は裏が収納になっているミラーキャビネットを採用。水がかかる水栓近くの壁には、キッチンと同じ素材と色のパネルを張った
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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