こんにちは!土屋ホームトピアです。
お客様のご相談で、東北の「底冷え」についてのご相談が多くありましたので、今回は「底冷え」、「足元の寒さ」対策についてご紹介させていただきたいと思います。
1.東北の地形による底冷えの原因
東北地方の気候は、日本海側と太平洋側で大きく違います。
例えば福島県は盆地のため、朝晩の冷えが厳しくなります。
冬の盆地は下に冷気がこもってしまう形状なので気温が下がります。
つまり日中は暖かくても夜になると急激に温度が下がるために他よりも寒く感じることがあります。
一方、海側の宮城県は福島県に比べ温暖な気候になります。
東北の方は我慢強い方が多くいらっしゃるようで、寒い日も我慢してしまうそうですが、室内の温度差が大きいとヒートショックの危険もございます。入浴前に浴室や脱衣所を温めてからのご入浴をおすすめいたします。
2.東北の建物状況による底冷えの原因
私自身、北に行けば行くほど寒くなるというイメージを抱いており、東北の住宅は北海道の住宅に似て、家の中を半袖で過ごすくらい、暖かくなっているのかと思っておりましたが、東京よりも北にある宮城県の住宅は東京のつくりに近いそうです。
それに比べ、宮城県の一つ上にある岩手県は、北海道の住宅に似たつくりをしているそうで、外がとても寒いため家の中だけでも温めようと、断熱性能の高い家が多いそうです。
東北と言っても、地域によってお住いのつくりは違うのですね。
3.床暖房システムによる改善
「底冷え」対策の1つとして床暖房がございます。
先程ご説明したように東北は足元から寒さが大きいので床暖房は効果的な対策の1つです。
他の暖房機との違いのポイントは
1つ目が頭寒足熱効果(足元があたたかく頭の方が温度が低い)
2つ目は、エアコンのように温風を出さないので埃などが
空気中に拡散しないことになります。
床暖房も大きくは熱源で3つのタイプがございます。
①灯油を熱源としているシステム
②ガスを熱源としているシステム
③電気式の暖房システム
それでは、光熱費はどれがお得になるのかというご質問をいただきますが、熱源の種類、今回使用の床暖房の面積、ガスの場合は都市ガスかプロパンか、お客様の契約形態などによって異なってきますのでご不明点ございましたら、ご相談いただければと思います。
他と比べて電気式床暖房の特徴として
- パネルが薄いので床の段差ができない点
- 遠赤外線効果(太陽光と同じ輻射熱)があるので「ひなたぼっこ」のような感じ。
- クリーン効果、火をしないので安全性と環境にもやさしい。
- 初期投資も他よりも安価になる場合が多い点という理由で条件が合えば電気式の物をおすすめさせていただいております。
ちなみに6畳の場合の電気代目安は、月約3,000円(条件:8時間×25円/kwh×40%で算出の場合)程度となっております。
4.床の断熱リフォームによる改善
あたたかくして、さらに光熱費削減の方法もございますのでご紹介させていただきます。
断熱リフォームの内容になります、東北では断熱リフォームしても、あまり効果が無いと思われている方もいらっしゃいますが、土屋ホームトピアは札幌から始まった会社なので北海道仕様の断熱施工を標準としております。
東京・横浜・神戸・福岡でも北海道仕様の断熱リフォームにお喜びの声をたくさんいただいております。
断熱材自体も北海道で使用する高性能グラスウールを使用しておりますが、一番の違いは施工技術の違いにあります。
この施工技術はリフォーム施工マニュアルのディテールとしているため、大工さんの「経験」や「腕の差」に左右されないことが品質の統一につながっております。
5.まとめ
「底冷え」は足元の寒さが大きな原因となりますので、今回は床暖房と床断熱リフォームのご紹介をさせていただきました、両方していただくことが一番良い事ですが、1つのお部屋だけあたたかくしたい場合は床暖房、全体的に暖かくしたい場合は断熱リフォームをおすすめします。
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