こんにちは!
土屋ホームトピアです。
お客様とお話ししている中で、リフォームにかかる費用についての
ご相談をいただくことが多くございます。
そういった中で、今回は「 なぜ業者によって価格が違うの? 」
というテーマで、ご説明させていただこうと思います。
目次
1:どの部分からの工事か?
2:施工技術の違い
3:商品価格の違い
4:リフォームされる方は何を基準にしているのか?
5:まとめ
1:どの部分からの工事か?
リビングの床・壁・天井をリフォームした場合の価格は、
A社20万円、B社50万円。
なんと2.5倍の差があるということがございます。
これは、リビングの工事をするときに、どの部分から
工事するか? という差になります。
実は、建物は見える部分は3割弱、
見ない部分は7割強あると言われております。
つまり、A社は床材を今の床材の上に上貼り、
クロスは表面だけを張替なので、20万円の価格となり、
B社は寒さや結露の問題を予測して、上の図の3からの、
木下地まで剥がして、断熱材を入れる工事が含まれての
50万円という内容の違いになります。
同じ内装工事でも、結露で表面が汚れての
リフォームの場合は、B社の提案。
断熱も結露も問題ない場合は、A社の提案が
良いということになります。
同じお部屋の大きさでも、リフォームはどの部分から
工事をするのかで、大きく価格は異なってきます。
2:施工技術の違い
住宅の性能面を大きく左右する1つに、
施工技術の違いがございます。
なかなか、一般の方には判断が難しい部分になりますが、
できるだけわかりやすい部分でご説明させていただきます。
建築現場でフロア(床材)を貼る前に、通常は
コンパネ(合板)という下地の合板を施工するのですが、
隙間なくきれいに釘打ちしている下地と、
隙間だらけでビスで施工している現場があると、
一般の方は前者の、隙間なくコンパネが貼っている
現場の大工さんの方が、丁寧に施工しているように見えます。
実は、コンパネをきれいに並べてくぎ打ちするのは、
大工さんの手間としては楽な方です。
一方で、下図のように、コンパネとコンパネの間を空けて、
ビス留めする大工さんの手間は、前者の倍以上かかります。
なぜ隙間を空けてビス留めするかというと、
床なり防止の為です。
隙間なく釘打ちをしますと、コンパネが反ってきて、
上から踏むとコンパネとコンパネがこすれて床なりがします。
このように、同じ下地の施工でも、手間も時間も
倍以上違いますので、施工費も変わってきます。
3:商品価格の違い
構造や施工技術は一般の方には難しい部分があり、
見積もり比較の場合は、同じ商品で比較される場合が
ありますが、ここにもちょっとした見極めが必要となってきます。
商品価格の違いは、下記の2つの内容がございます。
①取引先のメーカーとの関係
リフォーム業者は、良く使うメーカーでよく使う商品は
安く仕入れることができますが、あまり使わない
メーカーの商品は、仕入れが高くなってしまいます。
どのような業界でも同じようなことがあるかと思いますが、
リフォーム業者も同様です。
そのような意味では、地元で数多く施工している
リフォーム業者や、大手のリフォーム業者、
ハウスメーカーがやや有利となります。
②商品価格の見せ方の違い
上記のように、商品の仕入れ価格に、通常はリフォーム業者の
利益をプラスして見積もりを作成します。
しかし、一般の方は同じ商品、同じ品番の価格を
比較されることを、リフォーム業者側もわかっているので、
商品を安く提示して施工費などに利益を上乗せして
調整している業者もあります。
なので、単純に商品価格だけで高い安いの判断をされない方が
良いかと感じます。
4:リフォームされる方は何を基準にしているのか?
ここまでのご説明から、単純に価格だけで比較しない方が
良いということは、ご理解できたかと思います。
では、何を基準に業者や見積もりを判断するか
ということになります。
こちらは、実際にリフォームされた方の
アンケートデーターとなっておりますので、
ご参考になればと思います。
インターネットリフォームマッチングサイトの
データーとなりますが、他の機関のアンケート結果の
データーも、同じような傾向がございます。
私のイメージですと、インターネットで商品を買ったり
する場合は、少しでも安いところを探して・・・
というイメージでしたが、リフォームは全く違った結果に、
驚きでした。
1位 担当者の人柄
2位 自分たちを理解してくれた
3位 提案内容が要望に合っていた
4位 担当者の説明がわかりやすかった
5位 現調時に家の状態をよく見てくれた
ということで、私のイメージしていた価格的なことは、
8位にやっと出てくる程度です。
5:まとめ
ここまでの内容を読んでいただき、
ありがとうございました。
今までご説明させていただきましたが、同じプラン、
同じ商品を使ったリフォームでお見積りをしたとしても、
どの部分から施工するのか? どのような施工技術があるのか?
どのようなメーカーの商品を安くできるのか?
という部分が業者によって違い、
見積もりも倍以上の違いがでてきます。
そのような中で「 お客様のために 」 どのような
ご提案をするかは、担当者を通じて会社の
取り組みが重要に感じます。
「ご契約をいただく 」 ことが目的か?
「 リフォームで人を幸せにする 」 ことが目的か?
これらには、大きな違いがございます。
「 リフォームで人を幸せにする 」 ことを目的に、
今後も少しでもお役に立てる情報発信をしてきたいと思います。
土屋ホームトピアでは福島県に 福島支店、郡山支店、
会津若松支店と3つの 支店がございますので、
気軽にご相談くださいませ。
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