床の張り替えリフォームの費用相場は? 床材別の費用、耐用年数、メリット・デメリットも解説!

リビングなどの床材を張り替えたい場合、リフォーム費用はどれくらいかかるのでしょうか。また床材にもフローリングやクッションフロア、フロアタイル、カーペット、畳といろいろあります。それぞれでどれくらい費用が違うのでしょう。さらに床材の種類ごとの張り替え費用の違いや、メリット・デメリットなどについても確認しておきましょう。

無垢フローリング

自然の木ならではの温かみや、柔らかい肌触りが人気の無垢材のフローリング(写真/PIXTA)

記事の目次

床のリフォーム費用・料金は床材や面積等で決まる

床の張り替えリフォームを検討する際に、まずは「何によって費用が変わるのか」について確認しておきましょう。床を張り替えるリフォーム費用は「床材の素材や工事する面積」だけで決まるわけではないのです。

床を張り替えるリフォームの費用に関係する要素は主に下記の4つです。

1. 床材の種類
2. 工事する面積
3. 工事の方法
4. 既存の床材

4つの要素についてさらに詳しくみていきましょう。

床材の種類別の費用・料金

床材には主に下記の5種類があります。

・フローリング
・クッションフロア
・フロアタイル
・カーペット
・畳

いずれも価格(材料費)は商品のグレードによって幅がありますが、一般的にクッションフロアが最も手頃で、フロアタイルやカーペットがだいたい同じくらい、それに畳、フローリングという順に高くなるというイメージです。もちろんフローリングより高いカーペットもありますので、あくまでも参考として考えてください。

工事面積と費用・料金

次にリフォーム費用を左右するのが工事をする面積です。材料費は1m2あたりの単価に使用する量をかけて(畳は使用する枚数)計算しますので、工事面積が広くなるほど費用が増えていきます。

一例として、一般的なフローリング材のひとつである、複合フローリング材の材料費を、工事面積との比較で見てみましょう。

●複合フローリングの価格相場(材料費)
1m2あたり 約4000円〜5000円
4.5畳 約2万8000円〜3万5000円
6畳 約4万円〜5万円
8畳 約5万2000円〜6万5000円
※工事費用を除く
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

工事の方法と費用・料金の違い

工事の方法は、既存の床材を解体して張り替える「張り替え」と、既存の床材の状況によってはその上から「重ね張り(上張り)」する2つの方法があります。

「重ね張り」は既存の床材の解体・撤去費用がかからないので、その分「張り替え」よりもリフォーム費用を安く抑えることができます。

床の張り替え費用・料金を新しい床材別に6畳で比較

上記で述べたように、既存の床材が何かによってもリフォーム費用(工事費用)が変わります。

既存の床によってフローリングのリフォーム費用が変わる

既存の床材を解体・撤去して、新しい床材に入れ替える「張り替え」の場合、既存の床材が何かによってリフォーム費用(工事費用)が異なります。

新しい床材を人気のフローリングにする想定で、既存の床材別のリフォーム費用を比べてみましょう。

●既存の床材別リフォーム費用(6畳の場合)
既存の床材 新しい床材
複合フローリング 無垢フローリング
張り替え 重ね張り 張り替え 重ね張り
フローリング 約9万円〜14万円 約6万円〜11万円 約12万円〜19万円 約9万円〜16万円
× ×
カーペット 約7万円〜12万円 約10万円〜17万円
クッションフロア
※6畳(約10m2)での概算比較。×はできない工法

このように「張り替え」の場合は、既存の床材の種類によって撤去費用が変わり、リフォーム費用に影響します。

一方「重ね張り」は「張り替え」よりリフォーム費用を抑えやすくなりますが、既存のフローリングが床鳴りしている場合は、それを解消することができません。必ず施工会社に確認してから「重ね張り」をしたほうがよいか、決めたほうがよいでしょう。

張り替えと重ね張りの違いとは

新しい床材にリフォームするには「張り替え」と「重ね張り(上張り)」の2つの方法があります。

「張り替え」は、既存の床材を解体・撤去して、下地を有効に使って新たに施工し直します。その際にあらためて床に断熱工事を行ったり、床の段差を解消するための工事を併せて行う場合もあります。

一方、「重ね張り(上張り)」では、既存の床材をそのまま下地として活かして、その上に新しい床材を張る方法です。そのため畳の上にフローリング等は張れませんし、カーペットやクッションフロアの上に張るのは望ましくないということなのです(上記表参照)。

また「重ね張り(上張り)」では、新たに張った床材の分だけ、床が高くなります。ただしフローリングの重ね張りの場合、通常より薄い3〜6mm程度の重ね張り専用のフローリング材を使うと高さを抑えることができます。

床材別の耐用年数・リフォームのタイミング時期の目安

床のリフォームをするならどんなタイミングでしょう。床材の耐用年数はどれくらいでしょうか。下記で見ていきましょう。

15〜20年前後がリフォームするタイミングの目安

床をリフォームするタイミングは、たいてい傷みや汚れが目立つようになった時や、床鳴りがするといった、何かしらの不具合を感じた時ではないでしょうか。あるいはライフスタイルが変わり、間取りを変更する際に同時に床も変えるというケースもあるでしょう。

そのため、リフォームのタイミングは「リフォームしよう」と思った時、となりますが、例えば傷みや日焼けがあっても気がついていないこともあります。下記の床別の耐用年数を目安に、一度床材の状態を確認してみてはいかがでしょうか。

●床別の耐用年数の目安
床材 耐用年数の目安
フローリング 10年〜15年
クッションフロア 10年前後
フロアタイル 10年前後
カーペット 5年前後
15年〜20年(新調から3〜4年後に裏返し→3〜4年後に表替え、を繰り返す)

例えばフローリングでも、無垢フローリングはきちんとメンテナンスすれば30年以上はもつと言われていますが、メンテナンス次第では10年程度で傷みが目立つようになります。このように、使用頻度やメンテナンス頻度、椅子などを引きずったり、ペットを飼っているなど、床が傷んだり汚れる理由はさまざまです。

繰り返しになりますが「床に汚れやキズが目立つ」「歩く時に音が鳴る」「床が沈むような感じがする」といった不具合を感じたり、間取りの変更を検討する際に、床のリフォームを検討するようにしましょう。

フローリングへ張り替える費用・料金

フローリングとは、木材を材料にした床板のこと。大きく「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類に分けられます。床をフローリングにする場合、この種類によってもリフォーム費用が変わります。詳しく見てみましょう。

無垢フローリングと複合フローリングの違い

「無垢フローリング」とは、天然の木板そのものです。表面は植物系のオイル等で仕上げます。

一方「複合フローリング」とは、合板を基材として、表面に木目などを印刷した化粧シートや薄くスライスした木材(突き板)を張ったものです。

無垢フローリング

天然木の肌触りが実感しやすいマットコート(つや消し)仕上げされた複合フローリング材(写真提供/大建工業「フォレスナチュラルⅡ 2P」ニレ)

複合フローリング

リアルな木目の表現だけでなく、表面に立体感がある複合フローリング材(写真提供/大建工業「トリニティ」マホガニー柄)
■無垢フローリングと複合フローリングの断面イメージ

フローリングの断面図

それぞれのメリット・デメリットは下記の通りです。

●無垢フローリングのメリット・デメリット
【メリット】
足触りがよい 自然の木ならではの温かみや、柔らかい肌触りがあります。
調湿性に優れる 部屋の湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は水分を放出してくれます。
長く使える 耐久性が高く、キズも味になるような経年変化による表情の変化を楽しめます。
【デメリット】
価格が高い 1m2当たり約6000円〜2万円
反りや狂いが生じやすい 自然材のため温度や湿気、乾燥の影響を受けやすいため、反りや狂いが生じやすくなります。
キズが付きやすい 樹種によって、柔らかくキズが付きやすいものがあります。
●複合フローリングのメリット・デメリット
【メリット】
価格が安い 1m2当たり約4000円〜9000円
反りや狂いが生じにくい 基材の合板は熱や乾燥による影響を受けにくい素材です。
機能的 防音のためにクッション材が裏打ちされたり、キズが付きにくい加工がされたものなど、機能が付加された商品があります。
【デメリット】
調湿性に劣る 熱や乾燥に強い反面、調湿性は無垢フローリングより劣ります。
経年変化で表面が剥げる 使い続けているうちに表面の塗膜が劣化し、見た目が悪くなりやすいです。
木の感触がない シート張りのものは、足触りも見た目も自然感に欠けます。

既存の床材別・フローリングに張り替える費用の目安

既存の床の上に張る「重ね張り(上張り)」ではなく、床をフローリングに「張り替え」るリフォームの場合は、既存の床材が何かによってリフォーム費用が異なります。既存の床の解体・撤去費用が異なるからです。

下記で、既存の床別にフローリングに張り替える費用の目安を見てみましょう。

●既存の床材別・フローリングに張り替える費用の目安(6畳)
既存の床材 複合フローリングに張り替える場合 無垢フローリングに張り替える場合
フローリング 約9万円〜14万円 約12万円〜19万円
カーペット 約7万円〜12万円 約10万円〜17万円
クッションフロア
約9万円〜14万円 約12万円〜19万円
※既存下地を活かす場合。下地を補修する場合は1.5~2倍の費用を見ておく
※6畳:10m2で試算

カーペットやクッションフロアからフローリングに張り替える場合、費用は抑えやすい

フローリングからフローリングへ張り替える場合、既存のフローリングを解体・撤去して、下地の凹凸等を調整する費用や新しいフローリングへ張り替える手間代の合計費用は、6畳の目安として約3万円(複合フローリングの場合)かかります。

既存の床材がカーペットやクッションフロアだった場合、他と比べて剥がす手間が簡単なためリフォーム費用としては比較的安く済みます。

畳からフローリングへ張り替える場合、畳の撤去と床下地工事、新しいフローリングへ張り替えるために下地を調整する費用がかかるので、リフォーム費用は上記のようになります。

クッションフロアへ張り替える費用・料金

「クッションフロア」とは、その名の通りクッション性に優れたビニール製の床材です。そのメリット・デメリットや、クッションフロアへ張り替える費用について見てみましょう。

クッションフロア

(写真/PIXTA)

クッションフロアのメリット・デメリット

クッションフロアの特徴のひとつは、ビニールでできているため防水性・防汚性が高く、メンテナンスも簡単なことです。種類が豊富で、抗菌・防カビなどの機能付きや、木目調や大理石調などもあります。

防水性・防汚性が高いためキッチンやトイレ、洗面所など水まわりに適しています。

一方デメリットとしては、一般的なフローリングと比べると経年劣化が早いことがあります。また小さなキズや凹みができやすく、重い家具を長期間置いていると、その部分が凹んで、家具を移動した時に跡が残りやすくなります。その他、熱に弱く、タバコの火などが直接当たると表面が溶けてしまうことがあります。

クッションフロアのメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。

●クッションフロアのメリット・デメリット
メリット デメリット
耐水性・防汚性に優れている キズや凹みができやすい
機能付きや木目調など種類・デザインが豊富 経年劣化が早く、熱に弱い

既存の床材別・クッションフロアへ張り替える費用の目安

クッションフロアへ張り替える費用の目安は下記のようになります。

●既存の床材別・クッションフロアへリフォームする費用の目安(6畳)
既存の床材 張り替え 重ね張り(上張り)
クッションフロア 約4万円〜5万円 ×
フローリング 約6万円〜7万円 約3万円〜4万円
カーペット 約4万円〜5万円 ×
約6万円〜7万円 ×
※6畳(約10m2)での概算比較。×はできない工法

フロアタイルへ張り替える費用・料金

「フロアタイル」は、クッションフロアと同じビニール系素材ですが、クッション性はありません。またクッションフロアがシート状なのに対して、フロアタイルはタイル状なのも大きな違いです。

タイル形状も、正方形もあれば、フローリングのような板状のものなどさまざまあります。

フロアタイル

(写真/PIXTA)

フロアタイルのメリット・デメリット

フロアタイルのメリットのひとつは、高いデザイン性です。木目調から大理石のような石目調など種類が豊富で、一見しただけでは本物に見えるほど天然素材の質感があります。その一方で、ビニール系素材のため防水性・防汚性に優れています。また傷んでも、シート状のクッションフロアと違い、その部分だけ張り替えればいいのでメンテナンスも楽です。

耐久性も高いため、オフィスや店舗など土足で歩く場所にも施工することができます。

デメリットとしては、タイルとタイルのつなぎ目から水が入り込むと剥がれやすくなります。またクッションフロア同様、熱に弱いのでタバコの火などが直接当たると表面が溶けてしまうことがあります。

フロアタイルのメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。

●クッションフロアのメリット・デメリット
メリット デメリット
デザイン性が高い つなぎ目から水が入り込むことがある
傷んだ部分だけ張り替えられる 熱に弱い

既存の床材別・フロアタイルへ張り替える費用の目安

フロアタイルへ張り替える費用の目安は下記のようになります。

●既存の床材別・フロアタイルへリフォームする費用の目安(6畳)
既存の床材 張り替え 重ね張り(上張り)
クッションフロア 約5万円〜6万円 ×
フローリング 約7万円〜8万円 約4万円〜5万円
カーペット 約5万円〜6万円 ×
約7万円〜8万円 ×
※6畳(約10m2)での概算比較。×はできない工法

カーペットへ張り替える費用・料金

「カーペット」とは繊維製の敷物です。一般住宅に用いるものから、ホテルのロビーなどに使用するものまで、カーペットは品質や性能等によって価格差の大きい床材です。

カーペット

(写真/PIXTA)

カーペットのメリット・デメリット

カーペットのメリットは、音を吸収してくれるので椅子を動かす音や歩く音など生活音を抑えやすくなります。また柔らかいので直接寝転んだり、歩く衝撃が足にあまり響きません。そのほか、商品の選び方次第で高級感を出しやすくなります。

転んでも他の床材よりクッション性があるので、ケガをしにくいため、子どもや高齢者がいる家に向いています。

一方で、ほこりの飛散も抑えてくれる反面、掃除が大変なのがデメリットのひとつです。また車いすやキャスターが付いた家具等を動かしにくくなります。

なお、一般的に他の素材と比べてダニが発生しやすいのですが、最近は防ダニ加工が施されたカーペットがたくさん登場していますから、気になる人はそうした商品を選ぶと良いでしょう。

既存の床材別・カーペットへ張り替える費用の目安

カーペットへ張り替える費用の目安は下記のようになります。

●既存の床材別・カーペットへリフォームする費用の目安(6畳)
既存の床材 張り替え 重ね張り(上張り)
クッションフロア 約6万円〜7万円 ×
フローリング 約8万円〜11万円 約5万円〜8万円
カーペット 約6万円〜7万円 ×
約8万円〜11万円 ×
※6畳(約10m2)での概算比較。×はできない工法

畳へ張り替える費用・料金

「畳」は日本の伝統的な床材です。メリットとしては調湿効果や断熱効果があるので、夏は涼しく、冬は暖かく、快適に過ごしやすくなります。一方デメリットとしてはカビやダニが発生しやすいことが挙げられます。

和室に使われる一般的な畳のほか、最近は縁(へり)がないものや、フローリングの上に置くだけのタイプなどがあり、洋室にもよく採用されています。

畳のリフォーム方法は3パターンある

畳のリフォーム方法は、新調(交換)・裏返し・表替えの3パターンがあります。これを解説するために、まず畳の構造について説明します。

一般的な畳は、畳床(たたみどこ)と呼ばれるボード状の芯材に、い草を織って作られた畳表(たたみおもて)を張り付けて作ります。畳表をとめる目的と装飾を兼ねて、縁には畳縁(たたみべり)と呼ばれる帯状の布が縫い付けられます。

畳の構成図

畳床(たたみどこ)と呼ばれる芯材の表面に、畳表(たたみおもて)が張られます。また縁には畳縁(たたみべり)が縫い付けられます。

畳の張り替えは以下のサイクルを繰り返すことで、長年使うことができます。

まず畳を「新調(交換)」します。まるごと新しい畳に交換するということです。

次に「裏返し」を行います。裏返しとは畳床からいったん畳表を剥がして、それを裏返して張り直すことです。この時一緒に畳縁も新しいものに交換します。裏返しの時期は、畳表の傷み具合にもよりますが、新調(交換)してから約3〜4年が目安です。

最後の「表替え」とは、畳表を新しいものに交換することです。表替えの時期の目安は、裏返しから約3〜4年です。

「裏返し」「表替え」を何度か繰り返すうちに、畳床が劣化していきます。歩くとふわふわしたり、へこむ感じがするなど違和感があれば新調(交換)のサインです。その畳の新調から15年〜20年が目安です。

床の張り替えリフォームの実例

和室を洋室に変更し、リビングダイニングと同じフローリング材に重ね張り

築18年のマンションを購入し、自分たちらしい空間にリフォームしようと考えた施主。リビング・ダイニングに隣接した和室を洋室に変え、リビング・ダイニングとの間に可動式間仕切りを備えて、その時々の生活シーンに合わせて空間を仕切れるようにしました。

和室の畳を取り払った後、和室の下地と既存のリビング・ダイニングのフローリングの上に温水式(ガス)床暖房を設置。さらにその上に新たに複合フローリングが全面に敷かれました。

リビングダイニング

温水式(ガス)床暖房を備えたので、冬も快適に過ごすことができるリビング・ダイニング。ソファでくつろいだり、ダイニングで仕事したりと施主のお気に入りの場所になっています(写真提供/東京ガスリノベーション)

【DATA】
リフォーム費用:90万円(概算)
リフォーム部位:リビング・ダイニング・キッチン
住宅種別:マンション
築年数:18年
設計・施工:東京ガスリノベーション

理想の空間にあう無垢フローリング材を既存フローリング材に重ね張り

住み替えを検討し始めた施主。海外で暮らしたこともある施主は、中古の一戸建てを購入して、各部屋に色を取り入れたヨーロッパのような住まいへとリフォームすることにしました。

リビングダイニング部分は、当初から思い描いていたブルーグレーに壁を塗装。さらに既存の複合フローリング材の上に温水式(ガス)床暖房と無垢フローリング材が重ね張りされました。壁の色や無垢フローリング材など、自ら吟味した素材で彩られたこの空間に、施主も大満足だそう。

リビング

床には冬も心地よい空間になるよう温水式(ガス)床暖房を採用。 施主は、ソファに座って理想の空間の中でくつろぐことが何よりうれしいそうです(写真提供/東京ガスリノベーション)

【DATA】
リフォーム費用:総額4231万円
※上記は一戸建てのフルリフォームの総額です
リフォーム面積:175.88m2
住宅種別:一戸建て
築年数:25年
設計・施工:東京ガスリノベーション

リビングダイニングキッチンの床を無垢フローリング材に張り替え

好きなデザインや使いたい素材など、さまざまなこだわりを持っていた施主。「新築でゼロから始めると予算がかかりすぎる」と、全面リフォームを前提に築29年の中古一戸建てを購入することにしました。

リビング・ダイニングと独立型キッチンは、オープンキッチンのあるリビング・ダイニング・キッチンへ変更。床はパインの無垢フローリングに張り替えられました。壁と天井の珪藻土や色とりどりのタイル、施主が作ったカウンター上の照明など、思い描いていたデザインや素材に囲まれた心地よい空間が生まれました。

リビングダイニングキッチン

カウンター下の壁は、床の張り替えで不要になった既存の床材を再利用。新たな床材は空間の色調を合わせて塗装され、新旧の調和が図られました(写真提供/リフォーム工房)

【DATA】
リフォーム費用:195万円(概算)
リフォーム部位:リビング・ダイニング・キッチン
住宅種別:一戸建て
築年数:29年
設計・施工:リフォーム工房

まとめ

リフォームのタイミングは、床材の種類やメンテナンス状況によって異なりますが、例えばフローリングなら10年〜15年が目安。「そういえばそれくらい使っているな」と思ったら、一度隅々まで確認してみましょう。

また汚れやキズが目立っていたり、床鳴りや床が沈むような感じがする場合は、リフォームを検討してはいかがでしょうか。


取材・構成・文/籠島康弘 イラスト/長岡伸行
監修/柏崎文昭(甚五郎設計企画)