床・フローリングリフォームの費用相場。床材・面積・工法で費用は決まる!

床・フローリングリフォームの費用相場。床材・面積・工法で費用は決まる!

床材の主流はいまや木質系のフローリング。
インテリアとしての見た目のよさ、清潔感や手入れのしやすさなどが人気の理由です。

床をカーペットなどからフローリングに張り替えるリフォームを行う人も多いでしょう。
そこで、どんな材料を使って床を張り替えると費用はどれくらいかかるのか、床・フローリングリフォームの費用相場を紹介しましょう。

記事の目次

床・フローリングリフォームの費用に関わるものは?

床材・面積・工法や既存の床の状態でリフォーム費用が決まる

まず、床・フローリングリフォームの費用は、どこで変わるのかを知っておきましょう。
床・フローリングリフォームの費用に影響するのは、次の4つの要素です。

1. フローリングの種類
2. 工事面積
3. 工事の方法
4. 既存の床材

フローリングの種類
フローリングの種類には、大きく分けると「複合フローリング」と「むく材(無垢材)」があり、加えて、複合フローリングの一種ですが、マンションなどで使われる「防音フローリング」があります。

リフォーム費用は、むく材を用いたほうが高くなるのが一般的です。
むく材は樹種によって変わりますが、例えばよく使われるオークのむく材を6畳(約10m2)の床に張り替えした場合の材料費は約7万円からあり、工事費を合わせたリフォーム費用の相場は約12万~19万円。
複合フローリングの材料は安いもので約4万円からあり、リフォーム費用の相場は約7万~12万円です。

ただ、複合フローリングでもマンションなどで使われる防音フローリングは、材料費がむく材を上回る場合もあります。

床・フローリング工事のイメージ

(写真/PIXTA)

工事面積
フローリングの種類に加えて費用を左右するのが工事面積。
材料費は1m2当たりなどの単価に使用量をかけて計算しますので、工事面積が広くなるほど費用が増えていきます。

工事の方法
また、工事方法も費用の増減に影響します。
床の工事方法には、既存のフローリングをそのままにして、新しいフローリングを重ね張り(上張り)する方法と、既存の床を解体して張り替える方法があります。

重ね張りは解体・撤去費用がかからないので、その分が張り替えよりも安くできます。
ただ、床鳴りがするなど既存の床の状態がよくないと重ね張りはオススメできません。

既存の床材
既存の床材がフローリングか、カーペットあるいは畳かなどによっても撤去費用などが変わり、リフォーム費用に影響します。

詳しくは後述します。

条件別リフォーム費用一覧(6畳の場合)
既存の床材 複合フローリング 防音フローリング むく材フローリング
張り替え 重ね張り 張り替え 重ね張り 張り替え 重ね張り
フローリング 約9万~14万円 約6~11万円 約14万~19万円 約11~16万円 約12万~19万円 約9万~16万円
- - -
カーペット 約7万~12万円 約12万~17万円 約10万~17万円
クッションフロア
※6畳(約10m2)での概算比較。▲は推奨できない工法

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複合フローリング、むく材の違いとメリット・デメリット

フローリング材の種類とそれぞれの特徴、メリットやデメリットを見ていきましょう。

複合フローリングとむく材フローリングの違いとメリット・デメリット

複合フローリングは、合板を基材に、表面に木目などを印刷した化粧シートあるいは薄くスライスした木材(突き板)を張ったもので、全体の厚さは12mmくらいです。

むく材のフローリングは、文字どおり天然の板そのものです。
むく材のフローリングの厚さは12mm~19mm程度のものが多く、幅75mm程度の棒状になっていて、隙間が空かないよう床に張り込んでいきます。

表面は植物系のオイルなどで仕上げます。

●むく材のフローリングと複合フローリングの断面イメージ

むく材のフローリングと複合フローリングの断面イメージ

複合フローリングのメリット
1.価格が安い/1m2当たり約4000~9000円(防音フローリング除く)
2.反りや狂いが生じにくい/基材の合板は熱や乾燥による影響を受けにくい
3.機能的/クッション材を裏打ちした防音対応の製品や傷がつきにくい加工をしたものも

複合フローリングのデメリット
1.塗膜が厚い/表面に樹脂系の塗装を施したものが多く、吸湿性が劣る
2.経年劣化で表面が剥げる/何年も使い続けると塗膜が劣化し、下地の合板が見えることも
3.木の感触がない/シート張りのものは見た目の自然感にも欠けるが、足触りも木の感触がない

むく材のフローリングのメリット
1.足触りがよい/見た目にも自然の木の風合いがあり、触った感じもよい
2.吸放湿性に優れる/木が呼吸しているため吸放湿性があり、夏涼しく、冬は暖かく感じられる
3.長く使える/1枚の板なので表面が傷んでもそれがかえって風合いを増すことにも

むく材のフローリングのデメリット
1.価格が高い/1m2当たり約6000~2万円
2.反りや狂いが生じやすい/自然材のため温度や湿気、乾燥の影響を受けやすい
3.傷が気になる人には向かない/樹種によってはやわらかいものもあり傷がつきやすい

複合フローリング、むく材など床材の選び方でリフォーム費用が変わる

フローリング材のリフォーム費用の相場を見ていきましょう。

複合フローリングは機能性によって費用が変わる

複合フローリングには、合板の表面に木目柄を印刷した樹脂系シート張った化粧シート張りと、薄くスライスした板を合板に張った突き板張りの2種類があります。

複合フローリング(化粧シート張り、突き板張り)

●複合フローリングの価格相場(材料費)
内容 材料費の相場
1m2当たり 4.5畳 6畳 8畳
化粧シート張り 約4000~5000円 約2.8万~3.5万円 約4万~5万円 約5.2万~6.5万円
突き板張り 約4000~9000円 約2.8万~6.3万円 約4万~9万円 約5.2万~11.7万円
※工事費等を除く
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

実際にリフォームで用いられる際の材料費の相場は、化粧シート張りの複合フローリングでは1m2当たり約4000~5000円で、耐傷性の高いものなどは価格も高くなります。 6畳の部屋は約10m2なので、材料費は約4万~5万円です。

突き板張りの複合フローリングでは、材料費の相場は1m2当たり約4000~9000円で、突き板の厚いものなどは高くなります。 6畳の部屋に張ると材料費は約4万~9万円です。

<フローリングの張り替え費用はこちら>
フローリングからフローリングへのリフォーム費用相場
畳からフローリング(床)のリフォーム費用相場
カーペット、クッションフロアからフローリング(床)のリフォーム費用相場

防音フローリング
複合フローリングには遮音性を高めたものがあり、マンションなどで下階への騒音対策として用いるものに、クッション材を裏打ちした防音フローリングがあります。

防音フローリングの材料費の相場は1m2当たり約9000~1万4000円で、防音性の高いものなどは価格も高くなります。
6畳の部屋に張ると材料費は約9万~14万円です。

●防音フローリングの価格相場(材料費)
内容 材料費の相場
1m2当たり 4.5畳 6畳 8畳
防音フローリング 約9000~1.4万円 約6.3万~9.8万円 約9万~14万円 約11.7万~18.2万円
※工事費等を除く
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

<フローリングの張り替え費用はこちら>
フローリングからフローリングへのリフォーム費用相場
畳からフローリング(床)のリフォーム費用相場
カーペット、クッションフロアからフローリング(床)のリフォーム費用相場

フローリング樹種のイメージ

(写真/PIXTA)

むく材のフローリングは樹種によって費用が変わる

むく材のフローリングには、さまざまな樹種があり、樹種によって価格が異なります。
従って、どの樹種を用いるかで、リフォーム費用が異なります。
例えば、パイン材のむく材フローリングは、1m2当たり約6000円からありますが、オーク材では約7000円、ウォールナット材だと約1万3000円と価格が変わってきます。

フローリングは広い面積に用いる建材ですから、1m2当たりの単価の違いが全体では大きな材料費の差となってきます。
パイン材を100m2に用いると材料費は約60万円、オーク材だと約70万円、ウォールナット材だと約130万円になります。

樹種による機能的な違いは多くはなく、基本的には用いる人の好みによって、選ぶことが多いようです。
むく材のフローリングを使って床をリフォームする際は、単価の違いをよく吟味して樹種を選びましょう。

●むく材のフローリングの価格相場(材料費)
内容 材料費の相場
1m2当たり 4.5畳 6畳 8畳
パイン材 約6000円 約4.2万円 約6万円 約7.8万円
オーク材 約7000円 約4.9万円 約7万円 約9.1万円
ウォールナット材 1.3万円 約9.5万円 約13万円 約16.9万円
※工事費等を除く
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

<フローリングの張り替え費用はこちら>
フローリングからフローリングへのリフォーム費用相場
畳からフローリング(床)のリフォーム費用相場
カーペット、クッションフロアからフローリング(床)のリフォーム費用相場

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床・フローリングリフォームの工法の概要、メリット・デメリット

張り替え、重ね張り(上張り)の違い

床の張り替えは、既存の床を解体撤去して、下地から新たに施工し直します。
張り替えの際には、あらためて床に断熱工事を行ったり、床段差を解消するための工事を合わせて行うケースもあります。

一方、重ね張り(上張り)は、既存のフローリングをそのまま下地として活かして、その上に新しいフローリングを張る方法です。

重ね張り(上張り)では、新たに張ったフローリングの分だけ、床が高くなりますが、通常より薄い3~6mm程度の重ね張り専用のフローリングを使う場合もあります。通常のフローリングは厚さ12mm程度なので、専用のフローリングだとかなり高さが抑えられます。

床材を嵌める作業員のイメージ

(写真/PIXTA)

張り替えのメリット・デメリット

張り替えのメリットは、下地から新しくなるので床鳴りや床のへこみ、傾きなどが解消されること。
床がかなり劣化している場合にオススメの方法です。
床がきしんだり、傾いているのは下地が腐食している可能性があり、下地からやり直すことで、しっかりした床がよみがえります。

張り替えのデメリットは、工事が大掛かりになり、費用が嵩(かさ)むことです。
工期も長くなり、70m2程度のマンションでも全て張り替えれば、2~3週間かかります。

床張り替えのメリット
下地から新しくなり床鳴りや傾きが解消

床張り替えのデメリット
工事費が高く、工期が長い

重ね張り(上張り)のメリット・デメリット

一方、重ね張り(上張り)のメリットは、既存の床を解体撤去する必要がないので、その分、工事費が安くなることです。
また、工期も短く、70m2程度のマンションなら1週間程度です。

気をつけなければいけないのは、既存の床の劣化具合。
特に一戸建ての場合は、床下からの湿気やシロアリの被害を受けている可能性があります。
そういう場合は、新しいフローリングを重ねて張っても、傾きや床鳴りの問題は解消しません。
床の状態をリフォーム会社によく調べてもらって、下地が傷んでいたら重ね張りは避けましょう。

床重ね張り(上張り)のメリット
解体工事が不要で、工期が短く費用が安い

床重ね張り(上張り)のデメリット
下地が傷んでいる場合には向かない

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内装のむく材、むくフローリング10種類を徹底解剖!張り方や経年変化を知って空間をグレードアップ

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フローリングからフローリングへのリフォーム費用相場

床・フローリングのリフォームは、材料費だけでなく、施工方法の違いによっても費用が大きく変わってきます。
ポイントは張り替えか重ね張りか。費用の違いを見ていきましょう。

フローリングからフローリングへの張り替え

フローリングからフローリングへの張り替えは、既存のフローリングの解体撤去を伴います。
6畳(約10m2)だと、既存のフローリングを解体撤去して下地調整に約4.5万円、新しいフローリングの張り手間代に約3万円(むく材は約4.5万円)の計約7.5万円(むく材は約9万円)が工事費。

材料費を含めると6畳(約10m2)の複合フローリングへの張り替えは約11.5万~16.5万円、防音フローリングに張り替える場合は、約16.5万~21.5万円、むく材のフローリングへの張り替えは約15万~22万円(樹種によってはこれより高額になる)となります。

なお、上記の費用は既存の下地の二重床や床組を活かす場合です。

●フローリングからフローリングへの張り替え費用相場
内容 材料費の相場
4.5畳 6畳 8畳
複合フローリング 約8万~11.6万円  約11.5万~16.5万円 約15万~21.5万円
防音フローリング 約11.5万~16.1万円 約16.5万~21.5万円 約21.5万~29.9万円
むく材のフローリング 約10.5万~15.4万円 約15万~22万円 約19.5万~28.6万円
※既存下地を活かす場合。下地を補修する場合は1.5~2倍の費用を見ておく
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

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リフォームで床暖房を設置したい!床暖房の特徴や費用、温水式と電気式でリフォーム費用はどう違う?

フローリングでくつろぐ家族のイメージ

(写真/PIXTA)

既存のフローリングにフローリングを重ね張り(上張り)

既存の床に重ねて、新しいフローリングを重ね張りすることもできます。
解体撤去費用が不要な分、安くできますが、厚みのある(12mmくらい)フローリングを使う場合は、ドアの下端をカットしなければいけない場合もあります。
厚さ1.5mmなど上張り専用の薄いフローリングを採用することもできます。

6畳(約10m2)に施工する場合、張り手間代を3万円(むく材は4.5万円)とすると、フローリングの重ね張り費用は、複合フローリングの場合は約7万~12万円、防音フローリングは約12万~17万円、むく材の場合は、約10.5万~17.5万円となります。

●フローリングにフローリングを重ね張り(上張り)する費用相場
内容 材料費の相場
4.5畳 6畳 8畳
複合フローリング 約4.9万~8.4万円 約7万~12万円 約9.1万~15.6万円
防音フローリング 約8.4万~11.9万円 約12万~17万円 約15.6万~22.1万円
むく材のフローリング 約7.4万~12.3万円 約10.5万~17.5万円 約13.7万~22.8万円
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

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畳からフローリング(床)のリフォーム費用相場

和室を洋室にしたい場合は、畳を撤去してフローリングに張り替えますが、基本的にはフローリングから新しいフローリングへの張り替えと工事費は変わりません。
大掛かりな工事をしたくない場合は、置くだけのDIY用床材を用いる手もあります。

畳からフローリング(床)への張り替え

6畳(約10m2)をフローリングに張り替えるには、畳の撤去費用約2万円と床下地工事約2万円、さらにフローリングの張り手間代が約3万円(むく材は約4.5万円)を加えて、計約7万円(むく材は約8.5万円)が工事費。

6畳(約10m2)の工事代を含む種類ごとの床の張り替えリフォーム費用は、複合フローリングの場合約11万~16万円、防音フローリングの場合約16万~21万円、むく材のフローリングの場合約14.5万~21.5万円となります。

●畳からフローリングへの張り替え費用相場
内容 材料費の相場
4.5畳 6畳 8畳
複合フローリング 約7.7万~11.2万円 約11万~16万円 約14.3万~20.8万円
防音フローリング 約11.2万~16.1万円 約16万~21万円 約20.8万~27.3万円
むく材のフローリング 約10.2万~15.1万円 約14.5万~21.5万円 約18.9万~28万円
※既存下地を活かす場合。下地を補修する場合は1.5~2倍の費用を見ておく
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

畳からフローリングへのリフォームのイメージ

(写真/PIXTA)

畳の上からフローリングカーペットを敷く

畳を剥がさずにフローリングに変えて洋風の部屋にしたい、というときは置くだけでフローリングのようになるカーペットを使う方法があります。

工事は不要なので手軽にでき、元に戻したいときも簡単です。
一時的にフローリングにしたい、賃貸なのでリフォームできないといったときには便利です。

ただ、畳のもつ調湿効果は敷物でカバーされてしまうので発揮できません。
そのため、敷物の下に湿気がこもってカビが発生するおそれがあるので注意しましょう。

●畳の上からフローリングカーペットを敷く費用相場
フローリング感覚のカーペットの価格は、選ぶ床材によって異なりますが、
6畳程度の広さで約1万5000~4万円程度です。

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畳をフローリングにリフォーム、フローリングを畳にリフォーム それぞれの方法を徹底解説

カーペット、クッションフロアからフローリング(床)のリフォーム費用相場

既存の床材がカーペットやクッションフロアの場合とフローリングの場合では、リフォーム費用が違ってきます。
どんな理由で、リフォーム費用がどれくらい違ってくるのかを見ていきましょう。

カーペット、クッションフロアからフローリング(床)への張り替え

カーペットやクッションフロアの場合、既存の仕上げ材の剥がし手間代が比較的安くすみます。
6畳(約10m2)だと、既存の剥がし代が約1.5万円、フローリングの張り手間代が約3万円(むく材は約4.5万円)で、計4.5万円(むく材は計6万円)が工事費となります。

6畳(約10m2)で、新たに張るフローリングに複合フローリングを採用した場合、約8.5万~13.5万円が費用相場となります。
防音フローリングは材料費がアップするので、張り替え費用相場は、約13.5万~18.5万円。
新たに張るのがむく材のフローリングだと材料費が約6万~13万円とアップします。

工事費と合わせて約12万~19万円となります。
採用する樹種によってはさらに費用がアップします。

●カーペット、クッションフロアからフローリングへの張り替え費用相場
内容 材料費の相場
4.5畳 6畳 8畳
複合フローリング 約6万~9.5万円 約8.5万~13.5万円 約11.1万~17.6万円
防音フローリング 約9.5万~13万円 約13.5万~18.5万円 約17.6万~24.1万円
むく材のフローリング 約11.2万~13.3万円 約12万~19万円 約20.8万~24.7万円
※既存下地を活かす場合。下地を補修する場合は1.5~2倍の費用を見ておく
※4.5畳:7m2 6畳:10m2 8畳:13m2 にて試算

フローリングへのリフォームのイメージ

(写真/PIXTA)

カーペット、クッションフロアの上にフローリング(床)を重ね張り

既存の床がフローリングではなく、カーペットやクッションフロアの場合、リフォーム工事では、既存の床材を剥がしてからフローリングに張り替えるのが一般的です。重ね張りはできないのでしょうか?

基本的には、毛足の短いカーペットやクッションフロアの上から材料を重ねて張ることはできます。
しかし、DIY専用の薄いビニール系の素材などに限られています。
この場合はプロの技術が不要なので、DIYで十分可能です。木目調なので、見た目はフローリングの床のようになります。

また、クッションフロアの上に木目調のクッションフロアを重ね張りする手も。
こちらも見た目はほぼ木のフローリングのように見えます。

DIYならプロによる工事費用がかからず、安くできるのがメリットでしょう。
ただこの場合、注意したいこともあるので、次のコラムにまとめました。

カーペットやクッションフロアに重ね張りする際の注意点
カーペットの上に床材を重ねて張った場合、通気性が悪くなり、下地のカーペットに湿気がこもったり、ダニを発生させたりするおそれがあります。
衛生面からは長期間使用するのは、あまりオススメできません。

また、カーペットもクッションフロアもクッション性のある材料なので、足元がふわふわするのが気になる人もいるでしょう。

いずれにしても重ね張りするビニール系の素材は、耐久性の点では木質系のフローリングに及ばないので、やるとしても短期間の使用にとどめるのが無難でしょう。
例えば、子どもが小さいうちは床に傷をつけがちなので、その間をDIYでしのぎ、その後に本格的なリフォームを行うというのがいいかもしれません。

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フローリング(床)張り替えリフォームの事例と費用の内訳

フローリング(床)張り替えリフォームの費用相場を見てきましたが、実際にフローリング(床)張り替えリフォームを行った事例を見ましょう。

【リフォーム費用:約67万円※】マンションの床を一部張り替え、一部重ね張りに

※上記費用はリビング・ダイニングの床の材料費と工事費のみ、キッチン等は含まず

リフォームの事例 フローリング

既存の床に薄い上張り専用フローリングを施工(写真/PIXTA)

間取り図

リビング・ダイニングの既存の床を活かし、その部分は厚さ6.4mmの上張り専用フローリングを採用、和室部分は解体撤去した後、床をフローリングに張り替えました。
既存の解体撤去費用が不要だったので、工事費は割安に。
一方で、既存の解体撤去が必要な和室からの変更部分は、割高となっています。
和室6畳分の畳撤去や床下地工事、フローリング張り工事費がかかっています。
床材を統一しているので、一体感のある広いリビング・ダイニングになりました。

リフォーム費用:約67万円
(床・壁・天井内装費含む)
リフォーム面積:26.00m2
設計・施工/東京ガスリノベーション

フローリング(床)張り替えリフォームの費用相場について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

まとめ

複合フローリングとむく材フローリングにはそれぞれメリット・デメリットがあり、その選び方でフローリング(床)張り替えリフォーム費用が変わります。

床材・面積・工法で床・フローリング(床)張り替えリフォームにかかる費用が決まります。

フローリング(床)張り替えリフォームは、単に表面をキレイにするだけでなく、下地からしっかり直さなければならない場合もあります。

DIY用床材を使って手軽に畳やカーペットなどからフローリングにする方法もあるが、湿気がこもりカビが発生しやすくなる点に注意を。

構成・取材・文/林直樹 イラスト/長岡伸行 監修/甚五郎設計企画(柏崎文昭)
※文中の費用相場は筆者および監修者による試算に基づきます