使いたいところにない……コンセントの増設ってできるの?

使いたいところにない……コンセントの増設ってできるの?

 

ケータイやタブレットをはじめ、家電製品は増え続ける一方。もっと家のコンセントの数を増やしたり、新しくしたいけれど、「工事も大変でお金がかかるはず」と二の足を踏んでいる人もいるのでは?そこで、コンセントを交換・増設するにはどのような工事が必要なのか、また費用の目安について、住宅リフォームを手がける株式会社土屋ホームトピアの冨川さんに伺いました。

 

コンセントの交換・リフォームにはどれくらいかかる?

手軽にコンセントをリフォームする方法もある

「コンセントの位置を変えずに新しいパーツと取り替える場合は、おおむね1カ所5000円くらいから頼むことができます。ちなみに、2口から3口に増やすなどして、少しコンセントパネルが大きくなるような場合も、そう込み入った作業にはならないので、7000~8000円で済むでしょう」と冨川さん。
ただし、取り替え工事には電気工事の資格が要ります。自分で取り替える……というわけにはいきませんのでご注意を。

 

コンセントの設置場所自体を増やす工事は、壁に手を入れる大がかりなものになると思われがちですが、実は簡単に追加できる裏技があるのだとか。
「今あるコンセントの裏側、壁を挟んだ隣の部屋の同じ位置に設置するのであれば、配線がそこまで来ていますから、壁をコンセントの形に抜くだけで大丈夫です。費用も、1万円程度で頼めると思いますよ」(以下コメントすべて冨川さん)

 裏側でなくても、20~30cm離れている程度の位置なら、比較的簡単に工事できるということです。ちなみにここで紹介している費用は、家の状況により異なるため、目安として考えて下さいね。

 

アクセントクロスを取り入れればコストダウンに

では、今あるコンセントとは離れた位置にコンセントを増やしたい場合はどうなのでしょうか?

「そもそも、電気の配線は、基本的に家の天井側を通っているものなんです。それで、天井からコンセントのあるところに1本ずつ配線を分岐させて、下ろしていくんですね。一般的な住宅はだいたい90cm間隔で柱が入っていますから、今あるコンセントから90cm以上離れたところに増やすのはちょっと大がかりになります」

といっても、外壁など工事の難しい場所でなければ、壁全体をはがすわけではないのだそう。

 

電気の配線は“上から”が基本的な考え方

【画像1】電気の配線は“上から”が基本的な考え方(画像:fotolia)

 

「まず設置したい位置の天井を手が入るくらいの大きさだけくり抜いて、配線を分岐させます。そして、壁を30cm間隔くらいでくり抜きながら、手で少しずつ線を下ろしていくんです。この方法だと、電気工事と、くり抜いた壁を補修する内装工事だけ頼めばいいので、時間も費用も小さく収まります」

くり抜いた後の壁にワンポイントとなる「アクセントクロス」を張れば、全面の壁紙を張り替えなくてもOK。この場合、電気設備に半日、壁の補修に半日を要し、費用は1カ所増設するのに3万円くらいからが目安なのだそう。

 「壁全面を張り替えるにしても6畳で約5万5000円くらいからできるので、これを機に思い切って壁全体を張り替えてしまうのもオススメですよ」

 

電気の配線図面をきちんと保管しておくことも、コストダウンのポイント。
「図面であらかじめわかっていれば、リフォームのときもスムーズに、適切な工事ができます。もちろん、図面がなくてもどこを配線が通っているかは調べられるのですが、家全体の電力容量の計算が要るような工事になると、配線を調べるのに費用がかかることもありますよ」

 

快適な生活を陰で支えているのがコンセント

どういう依頼が多い?

ほかの場所をリフォームするついでにコンセントも、というのもよくあるケース。ちなみによく依頼があるのは、ベッドヘッドの電源を増やす、スマホなどをまとめて充電できるスペースをつくる、といった内容だそう。

 

また、冨川さんからご提案して「確かに便利だ……!」と喜んでいただくことが多いのは、「玄関ドア脇の外部コンセントやシューズボックスの上など」とのこと。
「ドア脇にコンセントがあれば玄関にクリスマスツリーを飾れますし、シューズボックスの上にコンセントがあれば、インテリアライトや水槽なども置けますから」

 

では、オススメなのはどんなリフォームとの組み合わせなのでしょうか?
「壁のリフォームはもちろんですが、床のリフォームをする際にはぜひ、フロアコンセントをつけたいかも考えてみてください。実は、最近、ご家庭にもフロアコンセントの需要が出てきていますが、フロアコンセントだけを後から増設するのはとても大変なんです。床下にもぐって工事をすることになりますし、しっかり防水しないと結露したりすることもあるので、扱いが難しい。できれば、床のリフォームをするときにつけてしまいたいですね」

 

コンセントは間取りやインテリアと同じくらい大事

快適なリフォームのポイントは、提案されるまま決めてしまわず、自分たちの暮らしをしっかりイメージして考えることだそう。
「コンセントは毎日使うものですし、間取りやインテリアの計画を練ったりするのと同じくらい大事。“絶妙なコンセント配置が自慢の家”も、すてきだと思いますよ。また、“使い勝手の良さ”は一人ひとり違うものですから、コンセントの位置や数に満足する家に近づけるようイメージしてみて下さいね」

 

まとめ

「壁をはがしてコンセントを増設……!」となると大仕事ですが、「アクセントクロスでお部屋の雰囲気を変えるついでにコンセントも増やそう」というのなら、気軽に挑戦してみたくなりますよね。お部屋のリフォームのときは、ぜひコンセントの増設も一緒に考えてみてくださいね!

 

●取材協力:株式会社土屋ホームトピア

 

あなたの地域にあるリフォーム会社を見てみよう!

▼関東エリアのリフォーム会社

【SUUMO】関東のリフォーム会社の費用・事例情報

▼関西エリアのリフォーム会社

【SUUMO】関西のリフォーム会社の費用・事例情報

▼その他エリア(全国トップへ)

【SUUMO】リフォーム(住宅・マンションリフォーム)の事例・会社の情報検索サイト