プレイズ大宮日進町 （取材レポート）

「SUUMO住みたい街ランキング」では、これまでほぼ横浜・吉祥寺・恵比寿がベストスリーを占めてきた。ところが、ここ5年で大宮が3年連続の4位から2年連続の3位に。しかも図の通り20代ランキングでは今回2位となっている。30代も同様でまさに“住宅を購入する世代”からの支持が厚い。何故なのか。

横浜・吉祥寺・恵比寿に共通するのは何と言ってもイメージの良さ。もちろん3か所とも実際に素晴らしい街なのだが、定着したイメージの影響は拭えない。大宮はと言えば、そもそも大規模商業施設やオフィスビルが集中する商業都市としては首都圏でも有数の存在。また東日本の新幹線すべてが大宮を経由していることから交通の要衝としても特筆すべき地位となっている。昔の上野駅のように東日本の玄関口が大宮となったと言えばわかりやすいか。加えて近年では駅周辺を中心に様々な再開発事業が行われたことでイメージの良さが定着しつつある。上に挙げたランキングの上昇はこれらが要因だろう。強調しておきたい点はこれからの住宅市場を担う20代・30代の支持が厚いことだ。若年層が住みたいと思える街であることは需要を生み、街の持続可能性を高める。そんな“これからの街”大宮を生活の舞台にする大規模プロジェクトが、今回とりあげる〈プレイズ大宮日進町〉だ。駅近ではないが生活環境が良好で、価格次第では大宮近郊を検討中の方には充分選択肢になりうるだろう。

〈プレイズ大宮日進町〉の魅力は落ち着いた住宅環境でありながら、身近に大規模な商業施設が揃い、暮らしやすさも享受できるポジションであること。徒歩9分のイオン大宮西店を筆頭にイオン大宮店も近く、家電・家具・生活雑貨などを取り揃える大型量販店が目白押しだ。もちろんコンビニもあれば、医科・歯科等のクリニック、幼稚園・小中学校等も徒歩圏だ。大宮近郊で家族でゆったり過ごせるマンションを探している方にはかなり好条件と言っていいと思う。

そもそも当地は公務員住宅、いわゆる官舎の並ぶ一画で、隣地には自衛隊大宮駐屯地のある土地。ほかにもマンションや一戸建てが多い所ゆえ、生活施設に不自由することは全くないと言って差し支えないのも当然なのだ。大宮駅へは徒歩2分の最寄りバス停からのアプローチ。平日7時・8時台は時間あたり12本が通り、帰りは約10分で戻ってこれる。大宮駅から先の多種多様な交通アクセスはあえて説明するまでもないほど便利だ。大宮でももちろんのことだが近年の人気の高まりから高額化する住宅価格にあって、バスでのアプローチを選ぶことで生活環境や居住性の高さを得られるのであれば、その選択は十分に検討に値すると思う。

環境面でもうひとつ特筆すべきは豊富な緑の環境にある。徒歩8分の三橋総合公園は10万m²を超える広さに体育館・テニスコートなど様々なスポーツ施設が整っている。中でも人気なのが室内温水プール。通年利用できるというのが最大の魅力だが、夏の晴天時には天井がオープン、開放感あふれる泳ぎも楽しめるとのこと。ほかにも大規模なものも含め様々な遊具も設置されているので、子どもたちを楽しく遊ばせることが可能な公園と言える。

さらに、少し足を延ばせば荒川の河川敷に至る。遠くまで見通せる水と緑の環境が身近にあるのは大きなメリット。また実は、当地の目の前にも小規模ながら遊具を備えた公園があり、その日の状況に応じすぐそばで、あるいは少し足を延ばして、子どもを遊ばせたり、自分たちが休息をとったりできる環境が整っているということ。裏を返せば、中心部から少し距離があるからこそ、こうした住環境に恵まれているということも事実だろう。