OSAKA MVP Project （取材レポート）

●大阪工業大学ならではの取り組みは？
理工系総合大学としての技術力と創造力を活かし、2025年の「鳥人間コンテスト」人力プロペラ機部門で2位に輝きました。学生たちがチームで取り組むプロジェクトを通じてものづくりの力とチャレンジ精神を育んでいます。

●夏休みや休日に親子で参加できるイベントは？
キャンパス内の「ものづくりセンター」では、毎年春と秋に旭区・守口市の小学生を対象に「キッズものづくり道場」を開催しています。保護者も一緒に体験できるプログラムがあり、親子で楽しみながら学べるイベントです。また、夏休みには理科実験教室も開き子どもたちの科学への興味や探究心を育てています。

●地域との連携活動とは？
地域の小学校でのプログラミング授業や、商店街と連携した「あさひファン★フェスタ」など、地域と密接に関わる活動が多くあります。フェスタでは、魚の展示やロボット操縦体験、スライム作り、音楽演奏、書道パフォーマンスなど、子どもから大人まで楽しめる内容が豊富です。また、学園祭「城北祭」も一般開放され、地域の人々に親しまれているほか、子育て世代向けオンライン講座も実施しています。

大阪工業大学は、最先進の研究と地域交流を両立する、親しみやすく開かれた大学です。そんな大学のそばで暮らす日常には、ふとした散歩の途中で、未来を感じるわくわくする光景に出合えることがあるかもしれません。
(2025年度情報)

大阪市が民間企業（アクティオ株式会社）を指定管理者として選定し、管理運営を任せている舞台芸術専用の練習施設「芸術創造館」。旭区民センターや旭図書館と同じ建物内にあり、地域と芸術をつなぐ重要な拠点です。

今回は、俳優としても活動する館長・ののさんにお話を伺いました。

●芸術創造館は、どのような施設？
稽古場やスタジオを完備した、芸術表現のための練習施設です。劇団やダンスカンパニー、バンド、アカペラグループなど、あらゆるジャンルの表現者の方にリーズナブルな料金でご利用いただいています。

●具体的にはどのような設備がある？
一番広い「大練習室」には客席が常設されており、照明・音響・舞台設備も整っています。演劇公演や音楽ライブなど、練習だけでなく発表の場としてもご利用いただけるのが特徴です。

●地域の方へのイベントはある？
はい。当館では、講座やワークショップなども随時開催しており、幅広い世代の方に芸術に触れていただける機会をつくっています。2025年8月には、25周年を記念して大規模なイベントも実施しました。工作や謎解き、ディスコなど、さまざまな企画を用意し、4日間でのべ約2000人の方にご来場いただきました。

お仕事帰りに楽器もレンタルできるので手ぶらで音楽を楽しむ新しい趣味を始められます。休日には公演を観たり、親子で参加できるイベントもあって、楽しい暮らしが広がりそうです。