ロイヤルガーデン本町一丁目 （取材レポート）

当プロジェクトは、その名に敢えて「一丁目」を冠しています。それはもちろん「一丁目」に立地評価につながる理由があるからです。本町は高知都心部の重要な一画を占めるアドレスであり、東西に長く官公署やオフィスそして様々な商業施設が集積するエリア。その中で「一丁目」は東端に位置し、帯屋町やはりまや町など市街地の中枢を担う商業ゾーンを成していると言えます。どの街でも都心部の相対的な立地評価は高い場合がほとんどと思いますが、とりわけ商業的に発展しているゾーンはその傾向があるように思います。東京の銀座や大阪の心斎橋などの例でも明らかなように、やはり人々の生活に欠かせない利便施設が揃い、そして街として楽しめるエリアの人気が高まるのは当然と言えるからです。

さらに、当プロジェクト最寄りのとさでん交通「堀詰」電停は市内の大動脈とも言える路線にあり、市内のどこに出掛けるのにも便利。また、とさでん交通で高知駅へ、バスで高知空港へといったアクセスも至って軽快で、旅行や出張など遠出の際も全く不自由はありません。こうした交通利便性の高さにおいても、当地は大変恵まれた立地条件にあると言えるのです。住まいも不動産である以上、その価値が将来的にも保たれるかどうかという観点も踏まえて選ぶ必要があります。その意味で高知都心の中でも生活利便及び交通利便に秀でた当地は、十分に評価できる立地条件と言って差し支えないでしょう。

立地に加え、住まいとしての商品性の良し悪しも大変重要なポイントになります。第一に、地域の生活実態に即した装備を備えていること。当地は何でも身近に揃う大変便利な場所ではありますが、やはり高知での暮らしに車は欠かせません。そこで当プロジェクトでは敷地内外を併せて全戸分100％の駐車場を確保。昨今の人気車の傾向を考慮したハイルーフ車の駐車可能区画もあり、EV車の充電にも対応しています。

また、先進の住まいのひとつの条件となりつつあるZEH-M Orientedの認証も取得済です。これは経済産業省が推進する、建物の高い断熱性能と高効率の設備によってマンション全体での年間エネルギー消費量を20%以上削減するという基準。こうした住宅の高性能化は純粋に喜ばしいことですし、高止まりしている光熱費等のコストダウンにつながるという点でも大いに歓迎すべき認証です。そして昨今の時代背景を考えると、省エネを目指すこの認証はマンション性能の判断基準として今後重要視される可能性は高く、未対応の住まいは、厳しい評価となる懸念があるということを認識する必要があるでしょう。

さらに、当プロジェクトでは二重床・二重天井も採用。将来的なリフォームのし易さなど長い目で見た品質の担保に資する仕様です。建築費の高騰が続く最近では、コスト高につながるこうした仕様が削られていく中にあって特筆に値すると言っても良いと思います。