ネストピア渡辺通 （取材レポート）

《ネストピア》は2009年に誕生した株式会社ネストの分譲マンションブランド。地元デベロッパーならではのネットワークを駆使することで、利便性高い立地での用地取得を得意としており、企画・開発・販売・建物管理まで自社一貫体制を導入することでコスト削減に努め「魅力的な価格帯」を実現しています。加えて筆者が感心したのは「機能性の高さ」。同社では、自社物件の入居者から届いた要望をスピーディに商品企画に反映しており、斬新なアイデアが満載。規格に捉われず、柔軟な発想で「住む人の心地良さ」を最優先に追求する姿勢は、同ブランドならではの特性と言えるでしょう。
ここからは《ネストピア渡辺通》に採用されている注目設備について解説します。

■アイランドキッチン──マンションでは、高額物件で採用されるケースが多い「アイランドキッチン」を全住戸に導入。アイランド型にすることで非生活面積である廊下スペースが極力省かれ、そのぶんLD空間がより広く確保されています。同社従来はオプションとなるガラスディバイダーが標準装備されている点も嬉しいポイントです。
カウンターにはテコの原理を利用して斜めに扉が開く、先進の「らくパッと収納」のほか、タブレットでレシピチェックをする時に便利な「手元コンセント」、デッドスペースになりがちな食洗機上に「カトラリー収納」を配置するなど、痒い所に手が届くオリジナルアイデアが充実しています。

シングルの方の場合は、結婚による家族構成の変化や、転勤・転職、地元へのUターンなど、数年後のライフスタイルが大きく変化する可能性があるため、住まいを購入する際は「暮らし心地の良さ」だけでなく、将来売るにしても貸すにしても「多彩な家族構成に対応できる、流動性の高い物件」を選ぶことをおすすめしています。
流動性の観点から《ネストピア渡辺通》を分析してみると、評価の大きな強みとなるのは「地下鉄七隈線沿線」に位置する点です。現在地下鉄七隈線の終着駅は「天神南」ですが、2023年3月には九州の玄関口である「博多」まで延伸予定（※4）。天神・博多の2大商圏に直結することで、地下鉄七隈線の沿線力はさらに向上していくものと見込まれます。

■街が発展しそうな駅1位の『渡辺通』駅
同物件の最寄り駅は、注目の地下鉄七隈線沿線の中でも都心近接の『渡辺通』駅。同駅は「今後、街が発展しそうな駅ランキング」で1位に輝いた駅であり、現地は駅徒歩6分と便利なポジションにあります。加えて「住み続けたい駅ランキング」で2位となった西鉄『薬院』駅も徒歩10分と、話題の2駅を利用可能。また、物件アドレスは「住み続けたい自治体ランキング」1位の「中央区」清川に位置しています。
これらのデータ（※5）を見ても、同物件の流動性については期待値が高く、今後築年数を経ても、幅広い世代のニーズに応えられる分譲マンションであると筆者は考えます。