大学のグラウンド跡地に生まれた5街区・19棟の緑の街

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物件名:
グリーンサラウンドシティ
所在地:
神奈川県横浜市港北区
竣工年:
2003 年
総戸数:
945 戸

3万本近い木々が茂る街に開かれた“暮らせる公園”

東急東横線沿線の綱島は鶴見川をシンボルとする自然豊かな街。駅周辺は昔ながらの商店街でにぎわい、東口駅前では再開発が進んでいる。2023年3月には、新横浜駅から日吉駅までをつなぐ東急新横浜線の開業予定があり、綱島駅から徒歩3分ほどの場所に新綱島駅が誕生する計画だ。これにより新横浜駅までダイレクトで出られるようになり、東海道新幹線での出張や旅行はよりスムーズになるだろう。

「グリーンサラウンドシティ」は、そんな綱島を最寄駅とする945戸の大規模マンションだ。約6万5000㎡の広大な敷地は青山学院大学の綱島総合グラウンド跡地。2001年まではサッカー場、ラグビー場、野球場などがあり、箱根駅伝で知られる陸上競技部も1970年代後半まではここを拠点にしていた。

グリーンサラウンドシティの外観

マンションが立つのは鶴見川の支流である早渕川沿い。水辺の景色も癒やしの時間を生み出す

「グリーンサラウンドシティ」というマンション名の通り、敷地内に足を踏み入れると溢れる緑が目に飛び込んできた。植栽は2万9000本余りに及び、緑地面積は約2万5000㎡!敷地のおよそ3分の1を植栽が占めていることになる。そのなかに5街区・全19棟の住居棟が整然と立ち並ぶ風景は、まさしく緑の街。ちなみに、居住者はマンション名の頭文字を取り「GSC」と親しみを込めて呼んでいるそうだ。

植栽プランはゾーンごとに特色があり、とりわけ印象的なのが敷地の中央を南北に貫くポプラストリートだ。高さ30mに及ぶポプラ並木が連なるこの通りは、青学のグラウンド時代からあった並木道をそのまま残したもの。さらに、敷地の南側にはけやき広場や芝生と高木を配したネイチャーガーデンがあり、そのまま真っ直ぐポプラストリートを歩いて行くと桜並木のある芝生の広場に突き当たる。敷地を縁取るようにヒマラヤスギ、プラタナス、メタセコイアなどグラウンドから継承した大木も植えられ、どこにいても緑に包まれているようで気持ちが安らぐ。

「植栽スペースの広さは駐車場に秘密があります。通常、駐車場は敷地内の一角に設けますが、このマンションでは全戸分とゲストパーキングまですべて地下に設けているんです」
こう教えてくれたのは、管理組合理事長の上田さんだ。その分、敷地にゆとりが生まれ、緑豊かな環境を生み出すことができたというわけである。

「敷地の多くが公開空地となっているのも特徴です。ポプラストリートは地元の人たちの生活道としても利用されていますし、北側の芝生の広場は休日になると近隣に住む家族も訪れてにぎやかですよ」(上田さん)
まさに街に開かれたれたマンションであり、和やかな雰囲気は“暮らせる公園”ともいえるだろう。

グリーンサラウンドシティのけやき広場

住人の憩いの場となるけやき広場。この地下に駐車場がある

グリーンサラウンドシティのネイチャーガーデン

芝生と樹木が彩るネイチャーガーデンにはベンチや遊具も設置

グリーンサラウンドシティの果樹の実る木

樹木には柿など果樹も

グリーンサラウンドシティの芝生の広場

北側の広大な芝生の広場は公開空地として街に開放。ヒマラヤスギやメタセコイアの並木が取り囲む

グリーンサラウンドシティのプラタナス

既存樹のプラタナスは、竣工以来、さらに大きく成長したそう

きめ細かい管理で植栽を維持・保全

理事長の上田さんは竣工当時からこのマンションに居住。そこで購入動機を伺ってみた。
「東急線に憧れていたこともありますが、買った当時は子どもが小さかったので鶴見川の自然に心惹かれました。マンションから歩いて行ける綱島公園は小高い丘にあり、やはり自然が豊か。ターザンロープやログハウスなどがあって親子で楽しめるんです。そういった周辺環境に加えて、マンション内も緑がたくさんあるので、『子どもを育てるならここだ』と感じました。
実際に暮らしてみるとよかったと思うことは多いですね。敷地内は原則、車の通行ができないので、安心して子どもを遊ばせられる。わが家はバルコニーから下を覗くと遊んでいる様子も見えるんです。それも安心感につながりました」

グリーンサラウンドシティの住人の方

上田さんは2019年に理事長に就き、現在で4期目。過去にも理事長を2期務めた経験をもつ

もちろん、緑に囲まれたマンションライフは大人にとっても心地いいものだが、そうした環境を守るには何よりも管理が大切——。そう感じた上田さんは、自らマンション管理士の資格を取得。その知識と経験を管理組合の活動に活かしているというから筋金入りだ。

では、実際にどのような取り組みを行っているのだろう。上田さんとともに、理事のみなさんにも話を聞かせていただいた。

まず、植栽については、造園業者とは別に、植栽のコンサルタントをつけているのが珍しい。その理由を教えてくれたのは、植栽担当理事の齋藤さんと宮﨑さんだ。
「植栽の管理を的確に行うには、専門家による継続的かつ長期的な視点が必要になります。この点をコンサルタントの方に見てもらいながら、樹種や樹齢に応じたきめ細かい管理を心がけています。
直近の活動としては、現況を踏まえた上で、10年スパンの目標と年度別のスケジュールを盛り込んだ中期計画を作成して遂行しています。たとえば、けやき広場は弱っているケヤキがあることから、一部舗装を試験的に芝生にしています。樹勢の状況を見つつ、どこまで芝生化するかが今後の課題です。一方、弱っている木や枯れた木の対応は年間の維持計画に盛り込んでいます」

こうした計画をゾーンごとに立てておけば、理事が交代しても継続していける。なにかトラブルがあったときにも、長年、このマンションの植栽に関わるコンサルタントの存在は心強い。

もう一つ、このマンションがコンサルタントをつけたのには、横浜市と建築物緑化保全契約を結んでいることも理由にある。契約するには多岐にわたる基準があり、提出書類も多いため、専門家の力が欠かせないという。
「緑地保存地区になると各住戸の固定資産税が減額され、概算では1戸あたり年間3000円ほど安くなるんです。ただし、メリットはお金の面だけではありません。植栽の維持・管理をきちんと行っている証明になり、ひいてはマンションの価値を維持することにもつながると考えています」(上田理事長)
契約期間は10年。今年度で満了を迎えたため、新たに契約を結ぶべく準備に取り掛かっているそうだ。

もちろん、これまでの活動を振り返っても、実に熱心だ。北側の公開空地にあるオオシマザクラが弱っていたため、土壌改良をしてほとんどを植え替えたり、緑を大切にしてもらえるよう木に名札をつけるイベントを開催したり。2017年に実施された住人による寄贈植樹もユニークな試みだ。これは3万円の自己負担金で、シダレザクラの幼木1本を指定の場所に植えるというもの。寄贈者の記念になるのはもちろん、マンション内に緑を増やすことができる。成長する幼木を見守ることで植栽への愛着も一層、深まるだろう。

グリーンサラウンドシティの住人の方

取材を受けてくださった理事のみなさん。右から、植栽担当理事の齋藤さんと宮﨑さん、副理事長の川本さんと石井さん、コミュニティ形成のために活動するGSクラブ会長の加堂さん

グリーンサラウンドシティのオオシマザクラ

2016年度に植え替えられたオオシマザクラは順調に生育。春はお花見スポットになる(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合)

グリーンサラウンドシティのシダレザクラ

住人が寄贈植樹したシダレザクラ。5年間で幼木はすくすく成長し、春には愛らしい花をつけるという

グリーンサラウンドシティの樹木にかけられたメッセージプレート

子どもや孫の誕生を記念して植樹した住人が多く、メッセージプレートをかけた木も

グリーンサラウンドシティの散策路

早渕川沿いの散策路はエゴノキが枯れてきたため、シマトネリコやシダレザクラを新植。土手からの視線の緩衝や散策路沿いの景観向上に寄与している

グリーンサラウンドシティのつつじ

初夏に花を咲かせるつつじもご覧の通り艶やか(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合)

植栽とともに、季節の草花を植えた花壇も見逃せない。聞けば、ポプラストリート沿いの花壇は、植栽とは異なる造園業者に委託。植える草花は年間でプランニングされ、四半期で植え替えをしている。一方、北側の芝生の広場にある花壇は、住人が結成したガーデニングクラブの活動場所に。こちらもバラをはじめ可憐な花が広場に集まった人たちの目を楽しませている。

グリーンサラウンドシティの花壇

ポプラストリート沿いの花壇。取材時には秋の草花が美しく彩っていた

グリーンサラウンドシティの花壇

ガーデニングクラブの花壇はバラを中心に四季折々の花が植えられる(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合)

グリーンサラウンドシティの花壇

ガーデニングクラブは毎週金曜日に活動

大空間のサロンホールはイベントに活躍

広大な敷地に立つマンションだけに、共用施設も多彩。なかでも住人自慢の共用施設は高い天井の大空間が広がるサロンホールだ。ここではコンサートや講演会などのイベントを実施。オンラインとのハイブリッド形式で行われる理事会にも、大きなスクリーンのあるサロンホールが使われている。
このサロンホールがある共用棟“サロン棟”では、目の前の水景を眺めながらカフェで食事やティータイムを楽しんだり、フィットネスジムで汗を流すこともできる。住居棟には陶芸や木工用のクラフトルームなども設けられ、バーベキューコーナーも完備。うらやましいほどの充実度だ。

グリーンサラウンドシティの理事会の様子

サロンホールで開かれている理事会の様子。映画上映会用に設置された大スクリーンが活躍

グリーンサラウンドシティのサロン棟前

サロン棟の前の穏やかな水景

グリーンサラウンドシティのカフェ

ガラス張りのカフェは明るく開放感も満点

グリーンサラウンドシティのサービスカウンター

サロン棟のサービスカウンターではカフェサービスのほか、共用施設の申し込みやカギの受け渡しなどを行っている

グリーンサラウンドシティのカフェ

カフェは食事やスイーツのメニューも充実

グリーンサラウンドシティのフィットネスジム

サロン棟にあるフィットネスジムは利用者の多い共用施設

グリーンサラウンドシティのパーティールーム

パーティールームは1時間200円で利用可。調理道具も揃っている

グリーンサラウンドシティのバーベキューコーナー

パーティールームの前にあるバーベキューコーナーは1時間100円。掃き出し窓から行き来できるので、パーティールームと一緒に借りる人が多いとか

グリーンサラウンドシティのクラフトルーム

陶芸や木工作などに活用できるクラフトルーム

グリーンサラウンドシティのキッズルーム

広いキッズルームは雨の日ものびのび遊べる。床暖房が完備され、冬も暖かく過ごせるのがうれしい

グリーンサラウンドシティのゲストルーム

ゲストルームは和洋2室あり、どちらも1泊2000円(寝具代は別途)。和室は1時間200円で時間貸しもしている

共用施設を活用して、住人同士のコミュニティを育んでいるのが管理組合下に置かれたGSクラブだ。担当理事の加堂さんによれば、運営には理事2名と住人有志16名があたり、コロナ禍前には餅つき大会、クラシックコンサート、落語会など数多くのイベントを開いていた。
「イベントを開けない間も、サロンホールで収録した落語をオンラインで配信するなど、住人のみなさんに楽しんでもらえるよう工夫をしてきました。2021年からはクリスマスのプレゼント配布を再開させ、2022年からは感染対策をしながら七夕飾りや落語会などを徐々に復活させています。今後も状況を見ながら、以前の半分程度でも再開していけたらと思っています」(加堂さん)

このほか、GSクラブでは、先述のガーデニングクラブやコーラス、絵画、社交ダンスなど登録サークル13団体の活動も支援している。共用施設の無償利用に加え、会員1人あたり年間5000円(1団体あたり年間8万円が上限)の活動費補助があるのはありがたいだろう。

グリーンサラウンドシティのクリスマスイルミネーション

2021年のクリスマスイルミネーション。幻想的な光のアートを眺めにくる近隣住民も(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

グリーンサラウンドシティのクリスマスツリー

サロン棟には大きなクリスマスツリーも登場(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

グリーンサラウンドシティのミュージックフェスティバル

2019年に開催されたGSCミュージックフェスティバルではウクレレサークルとコーラスクラブがセッション(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

グリーンサラウンドシティのサイエンスショー

2019年にはサイエンスショーも開催(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

グリーンサラウンドシティの七夕

七夕の飾り付けには子どもたちも参加(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

グリーンサラウンドシティの鶴見川生き物観察会

2022年8月には鶴見川生き物観察会を実施。ザリガニやカニとふれあえるコーナーも設置された(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

グリーンサラウンドシティの落語会

2022年10月には落語会も復活。毎年楽しみにする住人が多い人気イベントだ(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

グリーンサラウンドシティの産直野菜展示即売会

JA横浜の協力で開催された産直野菜展示即売会も恒例に(画像提供/グリーンサラウンドシティ管理組合GSクラブ)

GSクラブと同じ管理組合の下部組織としてペットクラブも立ち上げられている。犬や猫を飼う世帯にはペットクラブへの加入を義務付け、飼う人と飼わない人がお互いに気持ちよく暮らせるよう活動中だ。現在、会員数は140世帯。理事長の上田さんもメンバーだ。
「入居後に犬を飼い始めたのですぐに加入しました。このクラブの目的は、ペットを飼う住人同士の交流と、飼育に関する知識とマナーの向上。敷地内のクリーンアップ活動も定期的に行っているんですよ。会員はペットケアルームを利用ができるので助かっています」(上田さん)

こうした管理組合の活動に加えてグリーンサラウンド自治会も発足し、地域コミュニティと防災の二本柱で活動に励んでいる。けやき広場で開催される夏まつりは自治会が主催。お神輿が敷地内を巡行し、近隣中学校の和太鼓が披露されるなどこちらも多くの人でにぎわっていたという。ほかにも、綱島桜まつりの出店や、綱島連合町会のスポーツフェスタへの参加などを通じて、地域との交流を温めている。

グリーンサラウンドシティの敷地内

緑豊かな敷地内は愛犬の散歩に絶好。その分、ペットを飼う人は多いそう

グリーンサラウンドシティのペットケアルーム

ペットケアルームは汚物流し、足洗い、グルーミングなどに便利。利用できるのはペットクラブの会員のみで、希望者にはいつでも使えるよう鍵の貸し出しもある

「緑」と「人」が共鳴して心地いい音色を生み出す

豊かな植栽、充実した共用施設、和やかな住人コミュニティと魅力満載のマンションだが、管理組合では将来まで長く快適に暮らせるようさまざまな取り組みを行っている。
その一つが利用率状況に応じた共用施設の見直しだ。施設担当の経験をもつ副会長の川本さんがこんな話を聞かせてくれた。
「竣工時、サロン棟にはスパがあったのです。ただ、利用者が少ない上にランニングコストもかかることから自習室に変更しました。リモートワークが普及した現在、自習室は多くの方に利用されています。
目下の課題はネイチャーガーデンの遊具です。竣工から20年経ち、だいぶ古くなっているので交換を検討しているのですが、家族構成が変わってきていることもあって健康遊具を入れてほしいという声も挙がっています。アンケートなどで居住者の声を拾いながら、適切に対応していきたいと思っています」

川本さんによれば、設備の更新も随時行われ、マンション内共用部のほぼすべての照明がLEDに切り替えられ電気代の削減に貢献している。セキュリティ面では、防犯カメラの更新や増設、各棟の入り口にカメラ映像を映すモニタを設置した。インターホンの交換も実施され、全住戸とも最新の録画機能がついたカラー画像になったそうだ。2021年から2022年にかけては、駐輪設備の更新が行われ自転車がスムーズに出し入れできるようになった。TV共聴システムやインターネット設備なども時代の変化に合わせて更新してきている。

グリーンサラウンドシティのパソコンコーナーと自習室

手前がパソコンコーナーで、扉の奥が自習室に。Wi-Fi環境も整備され、リモートワークを行う住人にとってはありがたい共用施設だ。ここで勉強をする子どもも多い

防災に対する取り組みも活発だ。住人の自主活動から始まり、7年前、自治会のもとに正式に発足したGSC自主防災会では、管理組合の防犯・防火担当理事と連携して、総合防災訓練や防災マニュアルの策定などを進めている。特にこのマンションの場合、川沿いの立地から水害対策も手厚く練られ、地下駐車場には止水板を設置。浸水事態を想定した避難訓練も、総合防災訓練とは別に実施されている。
「自治会では防災フェスタも主催しています。1部では講演会を開いて防災行動に時系列で整理したマイタイムラインを紹介したり、2部では近隣中学校の吹奏楽部による演奏会を開いたりとイベント的な要素を交えて、防災意識を高めています」(副理事長・石井さん)

もちろん、こうした管理組合や自治会の取り組みは、竣工から20年の間に築き上げられてきたものだ。マンションの目の前にはバス停があって便利だが、実はもともとあったのではなく、住人の声から誘致されたそうだ。
管理組合の活動や共用施設の利用の仕方、防犯、防災などを詳しくまとめた「グリーンサラウンドシティ生活ガイド」も、上田さんが5〜6期で理事長に就いていたときに作成。歴代の理事会で引き継がれ、2020年には改訂版もつくられた。新たに入居してきた人たちにとっては手放せない一冊になっている。

グリーンサラウンドシティのエントランス前にあるバス停

南側のエントランス前にあるバス停。綱島駅行きのバスが発着。向かいには新羽駅行きのバスが止まる停留所も

グリーンサラウンドシティの生活ガイド

改訂された「グリーンサラウンドシティ生活ガイドVol.2」。写真入りで共用施設や登録サークルなども紹介されている

「住人主導の多岐にわたる活動は意識の高さの表れであり、この『人』の部分もグリーンサラウンドシティの特色といえるでしょう。私は理事2年目ですが、就任当初は理事会での活発な議論に驚いたほどです」 とは副理事長の石井さんの言葉だ。

緑溢れる豊かな住環境と、それを愛する住人たち。両者が共鳴しあって響かせる音色は、発展する綱島の街のなかで心地よさと安らぎを振りまいていくことだろう。

構成・取材・文/上島寿子 撮影/一井りょう

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