丁寧な管理が支える季節感いっぱいの緑園マンション

プラウドシティ浦和の外観

物件名:
プラウドシティ浦和
所在地:
埼玉県 さいたま市
竣工年:
2013年
総戸数:
492戸

さいたま市の住宅街に出現した巨大緑地×マンション

浦和駅東口から歩くこと約10分。一戸建てや低層マンションが中心の住宅街のなかに、樹木を間に挟んだ複数のマンションが見えてきた。

たどり着いたのが、プラウドシティ浦和。総戸数492戸の大規模マンションで、約2.2万㎡の敷地におよそ2.4万本の植栽がある。単純計算で植栽が1㎡当たり1本以上植えられているわけで、高密度の緑を想像してはいたが、実物はもっとすごかった。

プラウドシティ浦和のファミリーパーク

桜に囲まれたファミリーパーク。春には住人が集う花見の名所に

ウッドデッキの植栽は緑豊かでカラフルな花も植えられている

センターパークに面したウッドデッキの植栽。マンション内にはこのような具合で緑がふんだんにしつらえられている

圧巻はマンション内に存在する巨大な森、センターパーク。8月上旬の撮影だったため降り注ぐセミの声に水盤の水の音が加わり、浦和駅から徒歩10分程の場所であるとは思えない。

共用施設が集まるセンターハウス内には、憩いの場として森のラウンジがあり、ここからの眺めも印象的だった。窓の外には樹木が生い茂り、ここが関東有数の大都市・さいたま市であることを忘れるほど。

プラウドシティ浦和のセンターハウス内にある森のラウンジ

森のラウンジからセンターパークを眺める

森のラウンジはカラフルなソファとテーブルが並べられた住人の憩いの場所だ。宿題をする子どもたちや、新聞を読むお年寄り、子育て情報交換中のママグループなど老若男女が集う。このマンションに幅広い世代が暮らしていることが分かる。

マンション敷地内の構成は、6つの住宅棟、共用施設が集められた2つのコミュニティ棟に加えて、住人専用の公園と、近隣地域の住民にも開放されている提供公園がそれぞれ2つずつ。特に森のラウンジは眺めの良さも相まって、この物件自慢の施設だという。

季節の移り変わりを感じるイベント・仕掛けが盛りだくさん

笹に短冊をつるす子どもたち

多くの住人ファミリーが集う、七夕の集まり(写真提供/プラウドシティ浦和管理組合)

普段は憩いの場として使われているセンターハウス「森のラウンジ」だが、その用途だけではもったいない? というわけで季節のイベント、行事も多数行われている。
具体的には、餅つきに始まり、七夕、ハロウィン、クリスマスなどなど。ファミリー層が多く暮らしていることから、各行事にはたくさんの子どもたちがやって来るそうだ。ある住人は、

「ハロウィンやクリスマスパーティーなどはイベント業者にも入ってもらって運営されている本格的な催しで『このマンションにはこんなに子どもがたくさんいたのか!』と驚くくらい集まって盛り上がります。マンションには理事会と別にコミュニティクラブや各サークルグループがあり、季節のイベントを行っているので、気が付けば何かしらの行事が行われている感覚ですね。それと、お正月に各棟のエントランスに飾る生の竹を用いた門松も自慢です」

と満足そうに語ってくれた。

聞けば門松は毎年レンタルしているというからこだわりを感じる。季節の応じた草花や樹木の変化もあるだけに、ここに暮らせば四季の移り変わりをしっかり実感できそうだ。

ハロウィンの仮装をする子どもたち


クリスマスの演奏会の様子


お母さんといっしょに餅をつく子ども


浴衣を来て七夕を楽しむ子どもたち

上からハロウィン、クリスマス、餅つき、七夕。季節感のある子どもに育ちそう(写真提供/プラウドシティ浦和管理組合)

利便性と穏やかな環境のいいとこどりライフ

別の住人に、自宅の住み心地を聞いてみた。

「私が暮らしているのは最上階の12階。タワーマンションではありませんが、この地域が『第一種住居地域』といって高層建築物の建設が規制されているエリアなので遮るものがなく、眺めが良いんです。富士山もばっちり見えますよ。
ここに来る前は都心寄りの地域のマンションに暮らしていました。生活の利便性は良いのですが、タワーマンションやオフィスが建てられて環境や眺望が変わってしまったことが不満だったのです」

しかし、その点ここは第一種住居地域に指定されているので安心ですよ、と話を続ける。

「将来的に住環境が変わることはほぼありませんし、周囲は住宅街なのでとても静か。それでいて、大きな商業施設が集まり、都心へのアクセスも良いJR浦和駅までは徒歩約12分とそう遠くはないことも気に入っています」と語ってくれた。

浦和の充実した都市機能と、静かな住環境。生活の利便性と穏やかな暮らしのいいとこどりライフに、羨ましさを隠せなかった。

木のぬくもりが温かいプラウドシティ浦和のライブラリー

静かに過ごせるライブラリー

大きな窓から見える木々が気持ちの良いプラウドシティ浦和のキッズルーム

雨の日もキッズルームがあれば遊び場に困らない。ここも豊かな緑が身近に

ラグジュアリーなホテルのようなプラウドシティ浦和のゲストルーム

遠方に住む親や親せきの宿泊用にピッタリなゲストルーム

管理スタッフの働きやすい環境が、マンションの価値向上につながる

住環境や共用施設の充実したプラウドシティ浦和。ここではどんな管理が行われているのだろうか。住人代表として、管理組合理事長に聞いた。

「総戸数492戸で、その多くが3~4人暮らしですから推定で住人は1500人超。それだけここにはさまざまな価値観をもつ方々が暮らしています。現在の恵まれた環境を維持するには、できるだけ合意形成を進め、マンション管理をいかに“自分事”にするかがカギだと思っています。そこで、住人から寄せられた要望とそれに対する理事会の対応を、毎月の『理事会ニュース』にまとめ、全戸に配布して周知をはかっています」

住人が声をあげれば、それが管理組合を動かして、マンションをより良くすることにつながる。このサイクルを全住人同士で共有しようというわけだ。また、2018年6月に理事長に就任した際には、すべての管理スタッフに、現在の管理の課題や問題点などをヒアリングしたという。

必要な設備はほぼ整っている多機能トイレ

住人のニーズに応じて共用施設が集まるコミュニティハウスに多機能型トイレを導入

「例えば共用の廊下に自転車が置かれていたことがある、共用施設の使い方に一部問題があった…などの情報を聞きました。最初は違和感があっても、それが続けば既成事実となって、いつしかルールを守らないことが当たり前になってしまう可能性もあります。やはり管理規約にそぐわないことはできるだけ早い段階で正すべきですし、理事会としてもモラル、マナーの順守を住人の皆さんと共有していきたいと考えています」

住人に基本モラル、マナーが浸透することで、管理スタッフさんが働きやすくなり、それが住人にもメリットをもたらすと言う。

プラウドシティ浦和のセンターハウスのコンシェルジュカウンターにいるコンシェルジュの女性

共用施設が集まるセンターハウスのコンシュルジュカウンター。日中はコンシェルジュ、夜間は警備員が待機

プラウドシティ浦和のセンターハウスには食料品が購入できるミニショップがある

センターハウスには食料品などに加えて、手づくりの軽食やスイーツなどが買えるミニショップも

「問題の対応ばかりに時間を割くのはやはり生産的ではないですよね。そもそも問題がなければ、その分、もっと前向きな管理業務に取り組んでいただけますし、管理スタッフさんの働くモチベーションも上がると思います。そうなればマンション管理にいま以上の好循環が生まれるはずです」

マンション管理業界も人手不足であるのは例外ではない。管理スタッフにとって魅力的な職場環境をつくり、円滑な協力関係をつくる努力は、マンションの価値向上という恵みをもたらすのではないだろうか。

構成・取材・文/保倉勝巳 撮影/浜田啓子

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