逗子の丘で、船上のように暮らす

シーサイドコート逗子望洋邸の外観

物件名:
シーサイドコート逗子望洋邸
所在地:
神奈川県 逗子市
竣工年:
2010年
総戸数:
66戸

東京から1時間のリゾート地、逗子に暮らすということ

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穏やかな逗子の海。遠くには伊豆大島が見える

海と山に囲まれた湘南・逗子。ここは都心に通えるリゾート地だ。

東京駅からは電車で1時間ほどの距離にありながら、夏は海水浴客でにぎわい、ウインドサーフィンやヨットなどのマリンレジャーも盛ん。披露山をはじめ緑豊かな山々はハイキングコースにもなり、森林浴も気軽にできる環境だ。

丘の上にそびえ立つ白い豪華客船

その逗子に「シーサイドコート逗子望洋邸」が誕生したのは2010年のこと。

建物のコンセプトは「緑に浮かぶ白い客船」。確かに、海に面した小高い丘の上に立ち、下から見上げると、木々の緑の中にぽっかりと浮かんで見える。

でも、「白い客船」とは?
坂を上がって、マンションの入り口に着いたところで、謎は解けた。東西に広がる建物は端の部分が階段状に張り出して、そびえ立つ姿はまさしく大型客船。白いタイルが輝き、そのまま海へと進み出しそうだ。

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外廊下が船のデッキを彷彿とさせる。

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車の出入口に刻まれたマンション名。レトロな書体がおしゃれな印象

「客船」のイメージは、エントランスにも取り入れられている。
広々としたホールに置かれたソファやベンチはすべて波形の曲線。天井まで波のようにゆったりうねり、消波ブロック型の愛らしい照明がホールを照らしている。ソファに腰掛けると、海岸から穏やかな海原を眺めているような心地よさである。

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海をイメージしたエントランスロビー。天井、青いソファ、木製のベンチなどすべて波形のデザインだ

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天井の照明は、かわいい消波ブロック型

全住戸が海側向き。生活の中で満喫できるオーシャンビュー

船からは、もちろん海が見えなくてはいけない。
このマンションは全住戸が海側の南向き。低層階は森のように生い茂った木々の緑、中・高層階は海の景色が楽しめる。

「特にこの部屋からの眺めは素晴らしいですよ」

住人管理組合の理事長がそう言って案内してくれたのは、住人専用のビューラウンジだ。

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北棟の7階にあるビューラウンジ。リビングのような雰囲気で、ゆったりとくつろげる

窓一面に広がるのは、青い海と空が描き出す雄大なオーシャンビュー。伊豆半島や伊豆大島まで一望できて、圧巻のひと言である。

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ビューラウンジからの眺め。赤い屋根の街並みがリゾート気分を醸し出す

手前に見える赤い屋根とパームツリーは「リビエラ逗子マリーナ」の街並み。1980年代に青春を過ごした世代にとって(筆者もそのひとりだ)、憧れと甘酸っぱい思い出が蘇る逗子のランドマークだ。このロケーションが気に入って、購入を決めた住人も少なくないというのもうなずける。

このビューラウンジは予約不要で、夜間以外自由に出入りできる。景色を眺めたり、新聞を読んだりと、住人の憩いの空間になっているそうだ。

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山側の景色も、視界を遮るものがなく気持ちがいい

もちろん、ビーチも近く、小坪海岸なら徒歩5〜6分、材木座海岸でも7〜8分で到着。そのため、サーフィンやウインドサーフィンを趣味とする住人も多く、地下のトランクルームがサーフボードなどの道具置き場として活用されているという。

「逗子マリーナにはヨットハーバーやテニスコートがありますし、葉山国際カンツリー倶楽部までは車で20分ほど。体を動かす場には事欠きません。犬を飼うにも絶好で、マンション内にはペットを通じた住人同士のコミュニティも生まれているようです」

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取材当日も、多くのウインドサーファーで賑わっていた

そう語る理事長自身も、「このマンションに住み始めてから暮らしが豊かになった」と満足そうに目を細める。

「長年、東京に住んでいましたが、定年を機に引っ越してきました。最寄駅の鎌倉と逗子からはバス便になりますが、駅から離れている分、とても静かでのんびりと暮らせる。散歩も非常に楽しいですよ。妻と一緒に江ノ島まで歩いて行ったこともあります」

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物件近くからは、富士山も大きく見える

海も山も、江ノ島まで。ふだんから贅沢すぎる散歩道。思わず、いちばんお気に入りのスポットはどこですか?と聞いてみた。

「特に気に入っているのは朝の鎌倉ですね。人が少なくゆったりとして最高です。早朝に八幡様(鶴岡八幡宮)をお参りすると、清々しい気分になりますよ」

もう一つ、暮らしの中で愉しみとなっているのが「食」だ。

「小坪をはじめ漁港が点在するこのエリアでは、獲れたての魚介が日常的に手に入ります。その魚を一尾まるごと買ってきて、自分でさばいて料理する。最高のご馳走ですね」

マンションの近く、海に向かう階段を降りたところには、湘南産の食材を扱う昔ながらの鮮魚店や青果店などがあり、買い物に不自由することはなし。
飲食店についても、地元民ご用達の気軽な居酒屋から、おしゃれなレストランまで多彩にそろっているそうだ。

管理組合は4人で運営。リゾート地ならではの免除制度

そんな環境のもと、住人たちはそれぞれのライフスタイルで逗子での暮らしを謳歌しているという。
管理組合の活動についても、役員4人と少ないため、手を広げすぎず、建物の修繕や植栽の植え替えなどを中心に行っている。

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北棟と南棟の間には、竹を植えた小さな中庭が設けられている

特徴的なのは、2年交代の輪番でまわしている理事に免除制度を設けている点だろう。

「リゾート地であるがゆえに、普段は他の地域に暮らし、週末だけをここで過ごす住人は少なくありません。いつも住んでいない人に理事の仕事を押し付けるよりも、常住する人同士が協力し合って進めていくほうが、マンションのためにはよいのではないか。そんな議論がなされて、免除制度を導入したのです」

ただし、免除を受けるには理事会からの承認と毎月1000円の納付が必須。管理の質を落とさないためには、有効な選択だったそうである。
イベントは年に1度、地域の自治会と合同で行う草取りのみ。毎回20〜30人の参加があり、地元の人たちとの交流が育まれている。

竣工から8年。
丘に立つ白い客船は、逗子の街に溶け込みながら穏やかな海辺の暮らしをゆったりと紡ぎ出している。

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構成・取材・文/上島寿子 撮影/浜田啓子

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