心身ともに健康に育つ!データで実証「和室」の実力

幼少期

子どものやんちゃを優しく見守る和室

子どもは元気いっぱいで、家の中だってじっとしてはいてくれないもの。
そんな彼らが健康で安全に家の中で過ごせるための魅力が「和室」にはある。

check01:空間がつながれば、常に親の目が子どもに注がれる

小さな子どもがいると、家事をしている最中でも目が離せないことが多い。その点、リビングダイニングとひと続きになった「和室のある家」であれば、家事をしながら子どもを見守ることができる。
和室のふすまを開け放し、リビングとつなげてプレイスペースにすれば、ハイハイしたり歩き回ったり、おもちゃの車を押し、ボールを追いかけたりと、子どもが自由に思う存分遊べる。また、キッチンからも和室が見渡せる間取りなら、いつでも子どもの様子を把握できるため、さらに安心感が高まりそう。
和室に使われる畳は弾力性が高く、湿度を調整する効果もあり、子どもが少しくらいやんちゃをしても、しっかり受け止めてくれる居心地のいいもの。家の中にそんな空間があれば、親も安心して子どもを見ていられる。では、畳が持つ魅力や特徴を順に紹介していこう。

check02:弾力性が高いから、転倒時に子どもをやさしくキャッチ!

つたい歩きを始めたころの子どもは、本当によく動き回り、転ぶなんてことも頻繁にある。親はわが子の成長を喜びながらも、転んだときはドキッとさせられるものだ。しかし、和室の部屋なら、転んでも、畳が子どもを優しくキャッチしてくれるので安心。というのも、畳表に使われているイグサは、スポンジ状の構造になっており、弾力性に優れているから。そんなイグサが畳1畳につき、およそ4000~5000本使用されており、5cmほどの厚さとなっている。その上、畳床も空気を含み、転んだときの衝撃を緩和するだけでなく、音や振動までも吸収してくれるのだ。
家庭以外では、柔道場でも使われている畳。初心者でも怖がらずに受け身の練習ができるからというのが理由らしいが、そのことからも、畳の持つ弾力性が高く評価されていることが分かる。

check03:調湿効果があり、有害物質やにおいも吸着してすっきり!

夏の暑い日、和室に入ると何となくひんやりと感じたことはないだろうか。実はイグサのスポンジ構造には、湿気を吸い取る働きがあり、6畳の部屋では、およそ3L分の吸湿効果があると言われている。また、冬には湿気を放出し、温かさを保つ。体感温度は湿度によって変化するので、調湿効果のある畳のある部屋は、洋室よりも過ごしやすいという。「天然のエアコン」といわれるイグサを使った和室は、日本の気候に合った部屋といえる。 大人に比べて体温の高い子どもがいると、エアコンなどでの室温調節は難しいが、自然に湿度が調整されれば、うっかり風邪をひいた……ということも減るのではないだろうか。さらに、シックハウスの原因となる有害物質やにおいも吸着してくれる上、抗菌作用もあり、さわやかに過ごすことができそう。

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