趣味のバイオリンが家で練習できたら…という想いがきっかけで、音楽室のある家を建てたSさん。天井や壁、ドア、窓、換気扇などを防音仕様にすることで、音漏れを気にすることなく、音楽仲間との演奏を楽しめるようになったそう。音楽仲間を招きやすいよう、音楽室を1階に配置したことで、リビングは2階に配置。広いバルコニーに面したリビングは明るく居心地のいい空間となっている。夏は陽射しを遮り、冬は陽射しを取り込むよう、軒の長さや窓の大きさなどを緻密に計算したプランニングはパ… 続きを読む
趣味のバイオリンが家で練習できたら…という想いがきっかけで、音楽室のある家を建てたSさん。天井や壁、ドア、窓、換気扇などを防音仕様にすることで、音漏れを気にすることなく、音楽仲間との演奏を楽しめるようになったそう。音楽仲間を招きやすいよう、音楽室を1階に配置したことで、リビングは2階に配置。広いバルコニーに面したリビングは明るく居心地のいい空間となっている。夏は陽射しを遮り、冬は陽射しを取り込むよう、軒の長さや窓の大きさなどを緻密に計算したプランニングはパッシブデザインを得意とする同社ならでは。「私たちだけでなく猫もリビングの陽射しや無垢床が気持ちいいようで、よく床に寝そべっています。風の通りもよくて快適です」と住みやすさに満足しているというSさん。さらに、「何より驚いたのは家を建てた後に、人から『いい家』と褒めてもらう機会が多いこと」と話す。「インターネットの工事に来てくれた業者さんに『建築工房わたなべさんで建てた』と話すと、『腕がいいとよく聞く、評判の工務店ですよね』と言われたり、引っ越し業者さんが2階に冷蔵庫を運び入れるために階段の幅を測った際、階段のどこを測っても寸法にズレがなく均一だったそうで、『大工さんの技術が高い会社ですね』と驚かれたり。自分たちでも『いい家ができた』と満足していましたが、周りからも言ってもらえてうれしかったですね」。
南側に開いたL字型のS邸。通りからの視線を遮ることで人目を気にせず過ごせるように、また、家自体の影がかからないように、建物の位置や向きを同社が提案した。音楽仲間を招くことを想定し、音楽室は玄関の真正面にレイアウト。玄関横には3畳のシューズインクロゼットとして使う納戸も配置した。収納する物をふまえて、… 続きを読む
南側に開いたL字型のS邸。通りからの視線を遮ることで人目を気にせず過ごせるように、また、家自体の影がかからないように、建物の位置や向きを同社が提案した。音楽仲間を招くことを想定し、音楽室は玄関の真正面にレイアウト。玄関横には3畳のシューズインクロゼットとして使う納戸も配置した。収納する物をふまえて、固定棚と可動棚を設置している。「重い物を固定棚に、軽い物を可動棚に、といった収納計画や、玄関のベンチに手摺りをつける提案など、実際に暮らしてみて『これは便利!』と納得することが多いです。プロならではの提案はさすがですね」。
バルコニーに面した15.3畳のLDKは明るく開放的。夫婦で作業がしやすいようキッチンのスペースも広めに確保している。シンクやIHクッキングヒーターは壁付けにし、リビング側に作業台にもなるフロアカウンターをつくるスタイルを採用。さらに、2.2畳のパントリーを設けることで、冷蔵庫をはじめとした家電やスト… 続きを読む
バルコニーに面した15.3畳のLDKは明るく開放的。夫婦で作業がしやすいようキッチンのスペースも広めに確保している。シンクやIHクッキングヒーターは壁付けにし、リビング側に作業台にもなるフロアカウンターをつくるスタイルを採用。さらに、2.2畳のパントリーを設けることで、冷蔵庫をはじめとした家電やストック用品などがリビング側から見えないように工夫している。パントリーからもバルコニーに出ることができるので、生ごみなどもバルコニーに置けて便利。リビングと寝室の壁にはキャットフラップを設置している。
中古マンションを購入してリフォームをしようか、注文住宅で建てようか迷っていたSさん。建築工房わたなべに相談に訪れた際、候補として考えていた中古マンションについて担当者に話をしたところ、物件の情報を調べた上で、「リフォームをするとしても、あまりお勧めしない物件」とアドバイスをもらったそう。「『家を長持ちさせるため』『家族の命を守るため』には、住宅の耐震性能や気密・断熱性能のクオリティがいかに大切かを教えてもらいました。それまでは立地や価格に注目しがちでしたが… 続きを読む
中古マンションを購入してリフォームをしようか、注文住宅で建てようか迷っていたSさん。建築工房わたなべに相談に訪れた際、候補として考えていた中古マンションについて担当者に話をしたところ、物件の情報を調べた上で、「リフォームをするとしても、あまりお勧めしない物件」とアドバイスをもらったそう。「『家を長持ちさせるため』『家族の命を守るため』には、住宅の耐震性能や気密・断熱性能のクオリティがいかに大切かを教えてもらいました。それまでは立地や価格に注目しがちでしたが、はっきりと『お勧めしない物件』と言ってもらえたことで、住宅性能の高さに目を向ける必要があると気づいたんです。そうした話をする中で、社長をはじめ、会社として強い情熱も持って家づくりをしている姿勢を感じ、この人たちが建てる家なら、安心して暮らすことができると思いました」とSさん。「楽器を思いっきり弾ける音楽室がほしい」「猫にも快適な家にしたい」という希望を形にする上でも、建築工房わたなべと自由設計の注文住宅を建てることを決意した。
住まいは、ご家族の命や財産を守るものであり、さらには、ご家族の健康や家計にもやさしいものであるべきだと私たちは考えています。そこで、私たちが建てる家は「耐震等級3」「長期優良住宅」「HEAT20のG2グレ-ドの断熱性能」を標準仕様にしています。また、陽射しや風などを上手に取り入れることで、エネルギー消費を抑えながら、より心地よい室内環境をつくり出すパッシブデザインも大切にしています。建築工房わたなべでは、いい家をつくり、きちんと手入れをしながら長く大切に住… 続きを読む
住まいは、ご家族の命や財産を守るものであり、さらには、ご家族の健康や家計にもやさしいものであるべきだと私たちは考えています。そこで、私たちが建てる家は「耐震等級3」「長期優良住宅」「HEAT20のG2グレ-ドの断熱性能」を標準仕様にしています。また、陽射しや風などを上手に取り入れることで、エネルギー消費を抑えながら、より心地よい室内環境をつくり出すパッシブデザインも大切にしています。建築工房わたなべでは、いい家をつくり、きちんと手入れをしながら長く大切に住んでいただくために、長期優良住宅の認定基準以上の水準で建てることが必須だと考えています。 そうした家づくりで大切にしている考え方や想いを、S様と最初にお会いした時にお伝えしました。 S様も私たちの考えに共感してくださり、太陽光発電設備を設置したり、将来電気自動車になっても対応できるよう、充電スタンドを設置できる配線設備を整えたりと、長く快適に暮らし続けることができるように家づくりをされていました。また、私も猫を飼っているので、猫の話で盛り上がりながら、楽しく家づくりに携われたことも思い出深いです。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 119.24m2 (36.0坪) |
敷地面積 | 218.85m2 (66.2坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
竣工年月 | 2022年4月 |
住所 | 静岡県富士市石坂271番地の5 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
静岡県富士市石坂271番地の5
定休日:年末年始、GW、夏季休暇
ガルバリウム鋼板とウェスタンレッドシダー張りで仕上げたスタイリッシュな外観。太陽光パネルも搭載している。外構はSさんが庭師に依頼してイメージに合わせてつくりあげた
パインの無垢材を張った勾配天井が印象的なリビング・ダイニング。「きれいな仕上がりになるよう、大工さんが無垢板の節の位置を一枚一枚確認しながら丁寧に張ってくれていました。ダイニングのベンチに寝そべって天井を見ているだけでも幸せな気持ちになり、リビングはお気に入りの場所の一つです」
杉の無垢床はやわらかくて足触りがいい。「無垢床の経年変化もふまえて、色も建築工房わたなべさんに相談しました。猫がつくった床のキズも思い出になっていいですね」。化粧梁にはライティングレールを設置して、照明器具のレイアウトを気分に合わせて変更できるようにした
大きな窓から心地よい光や風をたっぷりと取り込み、ここにいるだけでゆったりと豊かな気持ちになれる。外の広々とした景色を楽しめるように、バルコニーの手摺りは格子タイプを選んだ。壁は猫の爪によるキズがつかないよう、猫用の耐久性の高い壁紙を使っている。「全然キズがつかないので驚いています」
約6畳のバルコニー。着脱可能な物干し金物を設置してあるので、ここに洗濯物を干すこともできる。軒が深いので、ちょっとした雨なら洗濯物が濡れずにすみ、便利だという
リビングの窓を開け放ち、バルコニーと一体にして使ったり、アウトドアリビングとして使ったりすることもできる。「光や風を感じながら過ごすティータイムもいいですね。ゆくゆくはここにウッドデッキをつくり、さらにくつろげる空間にする予定です」
壁付けのキッチンは、3mと通常より少し長めに設計。リビング側には収納を備えたフロアカウンターをレイアウトした。家電を置いてもリビング側から見えないよう、壁を高くしているのもポイントだ。写真の奥は、バルコニーにもつながるパントリー
2.2畳のパントリーには両サイドに可動棚を造作した。冷蔵庫もパントリー内に置けるように設計しているので、リビングには生活感を出すことなく、暮らすことができる
お気に入りの食器を並べる飾り棚も。可動棚にし、その下にはSさんが希望したワイングラスハンガーを設置。ワイングラスハンガーのサイズもふまえながら、窓や可動棚のバランスを細かく決めていった。「CGをつくって見せてもらえたので、そこに立った時の窓の高さなどイメージしやすく、思い描くキッチンになりました」
室内干しもできる洗面脱衣室。「洗面カウンターの下に猫用のトイレやセンサーを置けるように設計してもらっています。『こんなに細かな要望も受け付けてくれる工務店はほかにあるのかな!?』と思うほど色々なオーダーをしましたが、快く対応してもらえて大満足の家ができました」
夫婦の趣味であるバイオリンを楽しむ音楽室。仲間を招いて演奏をする楽しみもできたそう。防音扉をはじめ、樹脂製の内窓、樹脂サッシ、その外側にシャッターを設置。また、防音仕様の24時間換気システムにしたほか、照明も天井に穴をあけずにすむライティングレールにするなど、細かな配慮で防音対策を施して、思い切り演奏を楽しめる空間を叶えた
1階のトイレは音楽仲間が使用することもあり、ヘリンボーン柄にフロアタイルを張るなど、上質な空間に仕上げた。階段の下のスペースを利用して、カウンターと手洗いスペースも設け、鏡もつけている
和室の出入り口は同社が提案した障子を採用。秋田杉でつくられた味わい深い障子は、両面格子になっており、その間に風合いのある和紙テイストの樹脂製ワーロンという丈夫な障子紙が使われている。「デザインが美しく、猫が引っかいても障子紙がやぶれないのでお気に入りです」。写真奥の寝室の一角には書斎のようなカウンターを造作している
窓から温かい光が差し込み、杉の無垢床がやさしい雰囲気を演出する玄関。1階は人を招くことをふまえて、ドアなどの建具は落ち着いた色合いを選んでいる
ポーチ、玄関、納戸の土間は、豆砂利の洗い出し仕上げに。技術力が必要な工法も美しく仕上げられるのは、実績豊富なプロの力があってこそ。靴の脱ぎ履きがしやすいよう、長めのベンチも造作した
玄関扉は、スマートキー仕様の高断熱引き戸を採用。一部がガラス状になっているので、防犯しつつ、室内に風を取り込むことができる。例えば、留守中でも猫が風を感じる室内で過ごせるのがうれしい
寝室は夫婦それぞれに用意。リビング同様、寝室も杉の無垢床にし、心地よくくつろげる空間に仕上げた。収納折れ戸の高さは2.3mあり、たっぷりと収納できるのも魅力
寝室や洗面脱衣室の引き戸はキャットフラップ付き。猫が出入りしている時にドアを開けてしまっても大丈夫なように、キャットフラップ部分の壁側には建具の縦枠がない仕様に。猫の安全も考えられている
1階のトイレや夫人の寝室の照明スイッチは、夫人が自ら探して取り付けてもらったというお気に入りのアイテム。丸形のアンティーク調のトグルスイッチが空間のおしゃれなアクセントになっている
ガルバリウム鋼板とウェスタンレッドシダーという、テイストの異なる素材を組み合わせた外観。ウェスタンレッドシダーの色合いが年月と共に変わっていく楽しみもあるそう