「にわや」とは、熊本の方言で土間のこと。「自然豊かな土地で、敷居が低くて土に近い暮らしがしたい」。そんなSさんの願いを叶えたのが、「通り土間」。そこはさながらカフェのような雰囲気。ご夫婦のご希望で薪ストーブも設置され、寒い季節には、あたたかな炎を囲んでの会話が弾む空間に。家にいながら外とのつながりが感じられるので、生活のリズムが整ってご家族全員早起きになったのだとか。「“外(庭)と内(室内)とのつながりのある平屋中心の暮らし”をしたいという思いがあり、例え… 続きを読む
「にわや」とは、熊本の方言で土間のこと。「自然豊かな土地で、敷居が低くて土に近い暮らしがしたい」。そんなSさんの願いを叶えたのが、「通り土間」。そこはさながらカフェのような雰囲気。ご夫婦のご希望で薪ストーブも設置され、寒い季節には、あたたかな炎を囲んでの会話が弾む空間に。家にいながら外とのつながりが感じられるので、生活のリズムが整ってご家族全員早起きになったのだとか。「“外(庭)と内(室内)とのつながりのある平屋中心の暮らし”をしたいという思いがあり、例えばリビングはダイニングの床面より段下がりにして、窓の位置も低めに設計してもらいました。 室内にいながら庭と一体になった空間にいるようです」とSさん。建物の中心に「にわや」を設けることにより、友人や地域の方とのつながりを生み出す「にわやリビング」を提案。できる限り省エネルギーな住宅を作るために、その場所の風土を最大限に味方につけたプランニングと、地域コミュニティという意味でも内外をつなぐ空間設計が評価され、2013年度グッドデザイン賞を受賞した。
約11.5畳の通り土間を挟んで、パブリックゾーンとプライベートゾーンをレイアウト。それぞれの空間で心地よく過ごせるように配慮して、両ゾーンに洗面台とトイレを設置している。段をソファ代わりに利用できる段下がりリビングやカウンターに座る人と視線を揃えた土間キッチン、室内干しもできる脱衣所など、空間ごとに… 続きを読む
約11.5畳の通り土間を挟んで、パブリックゾーンとプライベートゾーンをレイアウト。それぞれの空間で心地よく過ごせるように配慮して、両ゾーンに洗面台とトイレを設置している。段をソファ代わりに利用できる段下がりリビングやカウンターに座る人と視線を揃えた土間キッチン、室内干しもできる脱衣所など、空間ごとに快適性を高める工夫がちりばめられている
2階にはおこもり感のある4.5畳の茶室とロフトを設置。落ち着いた雰囲気の茶室は、布団類を保管できる押入付なので、家族や友人が泊まりに来たときにも重宝しそう。子ども部屋から梯子で上がるロフトは、子どもの寝室として使える
2階にはおこもり感のある4.5畳の茶室とロフトを設置。落ち着いた雰囲気の茶室は、布団類を保管できる押入付なので、家族や友人が泊まりに来たときにも重宝しそう。子ども部屋から梯子で上がるロフトは、子どもの寝室として使える
近くの山の木を中心に国産の天然乾燥材(主要構造部)、森林認証材を活用してつくられた住まい。身近に豊かな自然があ… 続きを読む
近くの山の木を中心に国産の天然乾燥材(主要構造部)、森林認証材を活用してつくられた住まい。身近に豊かな自然があふれる地方だからこそ、自然の恵みで生まれた木材で暮らしを守る住まいをつくり、なるべくエネルギーを使わず生活できる暮らし方を提案。また、地域に根付く住まいとして、コミュニケーションの場をつくり、地方における人・住まい・地域のつながり方を提案
シンプルなデザインでありながら、落ち着いた色遣いと重厚感のあるフォルム、さらには薪ストーブの煙突が印象深い佇ま… 続きを読む
シンプルなデザインでありながら、落ち着いた色遣いと重厚感のあるフォルム、さらには薪ストーブの煙突が印象深い佇まいを演出する外観
心に響く意匠が隅々にまで息づくS邸。住まいの外と内をゆるやかにつなぐステップ、深い軒の出によってうまれる陰影が… 続きを読む
心に響く意匠が隅々にまで息づくS邸。住まいの外と内をゆるやかにつなぐステップ、深い軒の出によってうまれる陰影が、和の趣を醸し出している
旅行先でインスピレーションを受けて「通り土間」の空間をつくりたかったSさん。自然と近い暮らしを希望するSさんにとって、同社の住まいの雰囲気は、想い描くイメージに合っていたという。「“ウチ”にいても“ソト”を感じながら暮らしたかったので、通り土間や段下がりのリビングを設けて、どこにいても“ソト”とのつながりを感じられる空間に仕上げました。住まいだけでなく、外構の提案を同時進行でしてもらえたので、庭造りも楽しくて。外構までトータルプランニングすることで、“ウチ… 続きを読む
旅行先でインスピレーションを受けて「通り土間」の空間をつくりたかったSさん。自然と近い暮らしを希望するSさんにとって、同社の住まいの雰囲気は、想い描くイメージに合っていたという。「“ウチ”にいても“ソト”を感じながら暮らしたかったので、通り土間や段下がりのリビングを設けて、どこにいても“ソト”とのつながりを感じられる空間に仕上げました。住まいだけでなく、外構の提案を同時進行でしてもらえたので、庭造りも楽しくて。外構までトータルプランニングすることで、“ウチ”と“ソト”が調和する風情豊かな住まいを実現できました。こうした一連の流れをスムーズに行えたのは、外構専門の部署を持つ同社ならではの魅力ですね。新しい住まいに込めたもうひとつの想いが、家族のつながりを持ち続けられること。あえて“メンドクサイ家”にすることで、住まいにも暮らしにも『てまひま』をかけて家族の幸せを育むようにしました。新産住拓さんが掲げる『てまひまをかけた住まい』は、私たちの想いにもピッタリ合っていたということですね」。
色々なこだわりが詰まっているS様のお住まい。「将来、おうちでカフェを開きたい」という夢や「自然と近い暮らしがしたい」という憧れなど、私たちスタッフも一緒に悩み、楽しみながらお手伝いさせて頂きました。そんな希望に満ちたS様邸に携わること、また、入居後の楽しそうな暮らしぶりをお聞きするたびに、私どもも幸せな気分になります。「メンドクサイ家」というテーマをもとに、試行錯誤したプランニング。メンドクサイからこそ生まれるご家族の時間やコミュニケーションを大切にという… 続きを読む
色々なこだわりが詰まっているS様のお住まい。「将来、おうちでカフェを開きたい」という夢や「自然と近い暮らしがしたい」という憧れなど、私たちスタッフも一緒に悩み、楽しみながらお手伝いさせて頂きました。そんな希望に満ちたS様邸に携わること、また、入居後の楽しそうな暮らしぶりをお聞きするたびに、私どもも幸せな気分になります。「メンドクサイ家」というテーマをもとに、試行錯誤したプランニング。メンドクサイからこそ生まれるご家族の時間やコミュニケーションを大切にという考え方が、とても素敵だと思いました。実際にお住まいになってから、S様ご家族の暮らしぶりをお聞きすることもありますが、薪ストーブを囲む時間やご家族でお庭のお手入れをされるエピソードなど、このお住まいだからこその暮らしを存分に楽しんでいるご様子です。賃貸住宅に暮らしていた時は、今より商業施設や職場に近い場所に住んでいたそうで、その近くで土地から探すか、ご実家の土地に建てるか悩まれていましたが、検討の末、のどかな土地でのびのびと子育てすることを選ばれ、希望通りの住まいを実現することができました。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 139.43m2 (42.1坪) |
敷地面積 | 500.00m2 (151.2坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 3,000万円~3,499万円 |
竣工年月 | 2011年10月 |
店舗名 | 本社 |
住所 | 熊本県熊本市南区近見8-9-85 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
熊本県熊本市南区近見8-9-85
定休日:火曜・水曜※年末年始休暇:12/26~1/4
「外」と「内」をつなげる通り土間「にわや」。風の通りに配慮して設計された「にわやリビング」は、農作業をした後、長靴のまま利用したり、薪ストーブの炎を眺めながらゆっくりとした時間を楽しめる。また、人が集まったり、食事を楽しんだり、使い方を限定しない空間で、普段暮らしプラス豊かな暮らしを満喫できる
近くの山の木を中心に国産の天然乾燥材(主要構造部)、森林認証材を活用してつくられた住まい。身近に豊かな自然があふれる地方だからこそ、自然の恵みで生まれた木材で暮らしを守る住まいをつくり、なるべくエネルギーを使わず生活できる暮らし方を提案。また、地域に根付く住まいとして、コミュニケーションの場をつくり、地方における人・住まい・地域のつながり方を提案
シンプルなデザインでありながら、落ち着いた色遣いと重厚感のあるフォルム、さらには薪ストーブの煙突が印象深い佇まいを演出する外観
心に響く意匠が隅々にまで息づくS邸。住まいの外と内をゆるやかにつなぐステップ、深い軒の出によってうまれる陰影が、和の趣を醸し出している
家族4人の靴やブーツ、アウトドアグッズなどをたっぷり収納できるシューズクローゼット。端正な格子の扉が通り土間と美しく調和する
風情溢れる「にわやリビング」によく似合う薪ストーブ。暖をとるだけでなく、炎を眺めていると自然と気持ちが安らぐという
「いってきまーす」「おかえりなさい」と弾む声が聞こえてきそうなダイニングキッチン。通り土間からそのままダイニングへ行き来できる動線で、家族のコミュニケーションも図りやすい
オープンキッチンは、外からそのままキッチンへ行けるように、あえて土間続きに。キッチンに立つと、カウンターに座る人と目線の高さが合うように設計
ソファ代わりにもなる段下がりのリビング。地面に近い高さの大きな窓には庭の木々が映り込み、憩いのひとときを演出。シンプルなデザインとともに、 古き良き時代の土間や部屋の段差、 陰影の美しさなどを取り入れて、 家族がほっと落ち着く住まいを実現
2面に窓を設け、陽だまりの空間でゆったりとした時間を過ごせるリビング。床に直接座る段下がりリビングにも桧の無垢材が使われており、ゴロンと寝転んでも肌触りのよさを実感できる
キッチンに立つ人とカウンターに座る人の目線を揃えた土間キッチン。通り土間との仕切り壁に横長のスリット窓を設けているので、家事をしながらでも家族の気配を感じられる
キッチンの背面に引き戸式の収納を設置。普段使いの食器や調理器具を取り出しやすい場所に保管しながら、来客時には引き戸を閉めてプライベートな部分をサッと隠せる
子ども部屋は、壁ではなく梁を利用してカーテンでゆるやかに仕切っている。ロフトへ続くアイアンのはしごは、コートハンガーにも活用できる
子ども部屋から続くロフトは、子どもたちの寝室として利用している。成長に合わせて遊び場や趣味の空間として、多彩な使い方ができる
子ども部屋は、1階部分からロフトへ勾配天井でつながっているため、開放的で楽しい空間となっている
ワイドなクローゼットを設置した主寝室。子ども室や主寝室があるゾーンにもトイレや洗面を設けて身支度動線を短くした
2階の和室は、気品とあたたかみを併せもつ離れのような空間
階段下のスペースを活用して本棚に。上部は飾り棚として利用しており、家族の思い出の写真や季節の彩りを添える品々を置いている
洗濯物を外に干す際に便利な勝手口付の洗面室。ゆとりの広さを確保しているので、アイロンかけなどもこの場所でできる。家族が入浴中にも気兼ねなく使えるように、脱衣室と洗面室は別々に設置
手洗いカウンターを造作したトイレ。一面の壁はダークな色使いのクロスとタイルで装飾しており、落ち着いた雰囲気に仕上げている