閑静な住宅地の街並みにハッとするような印象的な建築が建っている。「平屋×中庭×ガレージハウス」をキャッチフレーズとするK邸である。「こだわったのはシャープなラインで構成したモダンな平屋造りでした」と施主のKさん。約116坪の広大な敷地に延床面積約59坪の平屋をプランニングしたのがビー・エル・ビルド。メインの居住スペースだけでなく、「中庭」と「ビルトインガレージ」を組み込んで、有機的なつながりのあるフラットハウスを造り上げた。特徴的なのは高く立ち上げた壁が四… 続きを読む
閑静な住宅地の街並みにハッとするような印象的な建築が建っている。「平屋×中庭×ガレージハウス」をキャッチフレーズとするK邸である。「こだわったのはシャープなラインで構成したモダンな平屋造りでした」と施主のKさん。約116坪の広大な敷地に延床面積約59坪の平屋をプランニングしたのがビー・エル・ビルド。メインの居住スペースだけでなく、「中庭」と「ビルトインガレージ」を組み込んで、有機的なつながりのあるフラットハウスを造り上げた。特徴的なのは高く立ち上げた壁が四周をぐるっと取り囲んでおり、「プライベートと開放感」をしっかり両立した設計で空間を創作していること。中庭はLDKとほぼ同じ広さの24.5畳で、リビングとフラットにつながるウッドデッキ仕上げ。屋根のあるピロティも設けてあり、日々の暮らしを楽しくする装置となっている。ビルトインガレージは車2台を格納でき、シューズクロークから出入りできるのも便利だとか。いつでも好きな時に愛車を眺められる設計が取り入れられているのも施主の喜びだ。
K邸は吹き抜けの玄関ホールを挟んで右手にビルトインガレージ、左手が居住空間と振り分けになっている。居住空間の大部分を占めているのが25畳のLDKだが、それとほぼ同じ面積の中庭が設けられているのは見逃せない。中庭を取り囲むように主寝室と子ども室、水回りがレイアウト。ビルトインガレージに隣接して趣味室を… 続きを読む
K邸は吹き抜けの玄関ホールを挟んで右手にビルトインガレージ、左手が居住空間と振り分けになっている。居住空間の大部分を占めているのが25畳のLDKだが、それとほぼ同じ面積の中庭が設けられているのは見逃せない。中庭を取り囲むように主寝室と子ども室、水回りがレイアウト。ビルトインガレージに隣接して趣味室を設けているが、「いつも愛車を眺めていたい」という施主の要望に同社が応えたもの。
施主のKさんはかねてより平屋建築に憧れがあり、次の住まいは平屋と決めていた。しかし、本格的な和風の佇まいではなく、シンプルモダンなデザインであることが絶対条件だった。「いろいろと住宅会社を検討しましたが、単に平面的な建築というだけでワクワクするような提案がありませんでした。しかし、ビー・エル・ビルドが提案してきたプランは大胆に中庭を設け、もう一つの要望であったビルトインガレージもモダンなデザインで仕上げてくれました。そのセンスの良さはピカイチでした」(Kさ… 続きを読む
施主のKさんはかねてより平屋建築に憧れがあり、次の住まいは平屋と決めていた。しかし、本格的な和風の佇まいではなく、シンプルモダンなデザインであることが絶対条件だった。「いろいろと住宅会社を検討しましたが、単に平面的な建築というだけでワクワクするような提案がありませんでした。しかし、ビー・エル・ビルドが提案してきたプランは大胆に中庭を設け、もう一つの要望であったビルトインガレージもモダンなデザインで仕上げてくれました。そのセンスの良さはピカイチでした」(Kさん)。施主を感動させたことがもう一つあった。同社スタッフは天然石やタイルなどマテリアルにも造詣が深く、照明器具選びにも有意義なアドバイスをしてくれた。「気に入ったものが見つかるまで、とことん付き合ってくれたのはうれしかったですね」。何も諦めることのない家づくり……Kさんが体験した家づくりは特別な事例ではなく、同社にとって当たり前のことだというから頭が下がる。
広い土地にゆったりとした平屋のガレージハウスをご提案しました。プライバシーを確保しながらも、高天井や中庭により開放的な空間を実現することを設計の命題として取り組みました。最も気を配ったところは、メインの居住スペースとビルトインガレージをセパレートしながらも一体感のある建築として造り上げる点でした。そこで採用したアイデアは吹き抜けのエントランスホールを二つのゾーニングの要とすること。ガレージ側から玄関ホールに出入りできるようにするのはもちろん、隣接する趣味室… 続きを読む
広い土地にゆったりとした平屋のガレージハウスをご提案しました。プライバシーを確保しながらも、高天井や中庭により開放的な空間を実現することを設計の命題として取り組みました。最も気を配ったところは、メインの居住スペースとビルトインガレージをセパレートしながらも一体感のある建築として造り上げる点でした。そこで採用したアイデアは吹き抜けのエントランスホールを二つのゾーニングの要とすること。ガレージ側から玄関ホールに出入りできるようにするのはもちろん、隣接する趣味室からガレージの愛車を眺められる設計にしたことも好評でした。コルビジェやライトの建築を思わせる直線で構成されたシンプルモダンの外観デザインと、白・グレー・黒の3色で構成したファサードの色彩計画により、格調高い平屋建築が完成しました。中庭は外部の視線をシャットアウトするハイウォールの採用で完全なプライベート空間となり、お子様を安心して遊ばせることができると喜んでいただきました。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 195.70m2 (59.1坪) |
敷地面積 | 384.35m2 (116.2坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 4,000万円~ |
竣工年月 | 2022年4月 |
店舗名 | ビー・エル・ハウジングプラザ |
住所 | 埼玉県川越市的場1-25 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
埼玉県川越市的場1-25
定休日:水曜日
K邸はモダンな造形美が印象的な平屋建築である。袖壁や軒天などは白色が施され、建物は黒色、外周りの壁はグレーと寒色系でまとめられており、シンプルモダンなファサードとなっている。グレーの壁は周囲の建物からの視線を遮る高さに設定されており、内部に開放的な空間を構築する役割を果たしている
奥まったアプローチを進んでいくと吹き抜けの開放的なエントランスが現れる。ここはビルトインガレージ&趣味室と居住スペースにつながる拠点でもある。外壁はボーダーラインの黒色とグレー、軒の白が入れ子構造になっていて、端正なフォルムを構成している。右手が同じテイストで仕上げられたビルトインガレージ
LDKの床は石目柄鏡面仕上げが採用されており、白で統一されたキッチンや壁・天井と相まって明るい空間を構成している。黒い化粧梁がほどよいアクセントになっている。上部は吹き抜けで、大開口サッシを開けるとウッドデッキの中庭とつながる。一部が屋根のある半屋外空間(ピロティ)になっており、天気のいい日はここでお茶を飲んだりするのが気持ちいいとか
ダイニングからキッチンのつながりを見る。キッチンはフルフラットスタイルで、扉は鏡面サテンホワイト。ダイニングテーブル上部には華やかな照明器具が採用されている。キッチン奥のハイドアは普段は開け放っていて、冷蔵庫やレンジなどのあるパントリーとして活用している
リビングは開放感いっぱいの心安らぐ空間。ソファーに身を沈めてテレビを観たり、中庭を眺めたりと、ゆったりとした時間が流れる。「全館空調が採用されており、大きな吹き抜けでも常に快適な室温で、ストレスフリーの暮らしを楽しんでいます」と施主は満足気
玄関とLDKの間仕切りは袖部分にガラスのパーテーションを採用。中庭からの光が玄関にも広がるように配慮されている。石目柄鏡面仕上げの床は光を反射させ、明るいエントランスづくりに一役買っている
明るい光が差し込む中庭を取り囲むようにLDKと2つの子ども室、主寝室、サニタリーが配置されている。通路の壁は一部が石張りで、硬質でお洒落な感覚を漂わせている。中庭に巡らされた高い壁がプライバシーを護ってくれるから、気兼ねなく寛いで過ごすことができる
石素材を用いた重厚感あふれる洗面化粧台は同社の造作。ダークトーンで統一されたカウンター周りは間接照明でシック&ゴージャスそのもの。2つの洗面ボウルを備えたロングサイズの洗面台は2人が同時に使用しても邪魔にならず、忙しい朝に重宝する。高い位置に設けられた横スリット窓は、光を採り入れながら外からの視線をブロックできる優れた設計だ
床や壁・天井を白で統一し間接照明で柔らかい雰囲気を演出した玄関は、住まいの顔としての格調高さを漂わせている。吹き抜けの高い天井が気持ちのいい空間を生み出している。右手の壁の向こうはシューズクロークになっており、ビルトインガレージと趣味室につながっている。左側のドアを開けると中庭のあるLDK
K邸は中庭を囲むようにリビングや主寝室、子ども室、サニタリーがレイアウトされており、廊下でつながっている。壁には石を張り付けるなど素材感にこだわっている。中庭とは大開口サッシで仕切られており、まさに光の回廊という表現がピッタリ
照明へのこだわりを、はっきりと見ることができるのがダイニング・キッチンを彩るペンダントライトだ。花びらを束ねたような繊細なデザインはK邸によく似合っている
石を薄くスライスして細いタイル状にして乱張りした壁が随所に施されており、石目柄鏡面仕上げの床とともにK邸を個性あふれるものとしている。「どのような柄にするかは悩みました。ビー・エル・ビルドのアドバイスでこの柄に決めましたが、正解だったと思います」と施主。角度や光によって異なる表情となり見飽きることがない
一見するとK邸は陸屋根の平屋と思ってしまうが、実は緩やかな片流れ屋根が採用されている。白、黒、グレーの 3 色のうち屋根に使われているのが白色。ピュアホワイトというべき輝くような軒天がエントランスから中庭にまで延び、建物の印象を軽やかなものとしている