120坪を超える土地が手に入ったことで、平屋を建てることにしたというYさん。外観は住宅に見えないデザインを意識し、立体感を持たせ、ライティングにも工夫を凝らしている。夫婦ともに自宅で仕事をすることから、仕事場をつくるためにスキップフロアを採用。スキップフロア上部を妻のアトリエ、その下を夫の書斎とし、テラスに面した窓から日差しが入るようにしたのもこだわりだ。共働きということもあり、コンパクトな家事動線も必須事項。必要な場所に十分な収納も用意し、家事の負担が減… 続きを読む
120坪を超える土地が手に入ったことで、平屋を建てることにしたというYさん。外観は住宅に見えないデザインを意識し、立体感を持たせ、ライティングにも工夫を凝らしている。夫婦ともに自宅で仕事をすることから、仕事場をつくるためにスキップフロアを採用。スキップフロア上部を妻のアトリエ、その下を夫の書斎とし、テラスに面した窓から日差しが入るようにしたのもこだわりだ。共働きということもあり、コンパクトな家事動線も必須事項。必要な場所に十分な収納も用意し、家事の負担が減らせるようにしている。(従業員邸)
南北に長い敷地形状から、南側をLDKのあるパブリックスペース、北側をプライベートスペースとした。南から日差しが入るように、LDKや夫妻の仕事場(アトリエ、書斎)、物干しスペースはテラスをコの字に囲むようにレイアウト
南北に長い敷地形状から、南側をLDKのあるパブリックスペース、北側をプライベートスペースとした。南から日差しが入るように、LDKや夫妻の仕事場(アトリエ、書斎)、物干しスペースはテラスをコの字に囲むようにレイアウト
アトリエの下に設けた夫の書斎は約5帖。天井が低いため、丁度よい“こもり感”がある
アトリエの下に設けた夫の書斎は約5帖。天井が低いため、丁度よい“こもり感”がある
南北に長い敷地に建つ平屋は、日差しをいかに取り入れるかが設計上の重要ポイントです。Y邸ではテラスを設けることで南からの日差しを取り入れることに成功していますが、全室に自然光を届けることは難しいため優先順位を明確にし、LDKや夫妻の仕事部屋、物干しスペースに光が入るよう、テラス周りにレイアウトすることとしました。テラスはプライベート感のあるアウトドアリビングのように使えるようにするため、東側の隣家の窓の位置も考慮して場所を決めていますので、塀を設けなくても視… 続きを読む
南北に長い敷地に建つ平屋は、日差しをいかに取り入れるかが設計上の重要ポイントです。Y邸ではテラスを設けることで南からの日差しを取り入れることに成功していますが、全室に自然光を届けることは難しいため優先順位を明確にし、LDKや夫妻の仕事部屋、物干しスペースに光が入るよう、テラス周りにレイアウトすることとしました。テラスはプライベート感のあるアウトドアリビングのように使えるようにするため、東側の隣家の窓の位置も考慮して場所を決めていますので、塀を設けなくても視線を気にせず過ごせるようになりました。平屋の場合、LDKと居室が隣接する間取りにすると「音が気になる」という声をお聞きすることがありますが、Y邸では廊下を設けたことでその問題も解消しています。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 125.63m2 (38.0坪) |
| 敷地面積 | 407.18m2 (123.1坪) |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 3,000万円~3,499万円 |
| 竣工年月 | - |
| 店舗名 | 岐阜ショールーム |
| 住所 | 岐阜県岐阜市市橋4-4-5 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
北側道路に面するファサードは窓を減らしたプライバシーや防犯性にも配慮したデザイン。アッパーライトやアプローチを照らすダウンライトで雰囲気を高め、住宅に見えないよう意識した
南側の窓とテラスから日差しが入る明るく開放的なLDK。ZEH水準の高い気密・断熱性に加え、基礎断熱+全熱交換型一種換気システムを採用したことで、高山の厳しい冬も快適に過ごせているそう
ダイニングとキッチンは家事動線がコンパクトになる横並びのレイアウトを採用。キッチンの周りを回遊できるようにしているため、家事効率がさらに高まっている
壁面いっぱいに設けた大容量のカップボードは使い勝手に合わせて造作。コンロ前の壁は透過性のあるものを選び、料理の最中もリビングの様子に目が届くようにした
妻のアトリエに上がる階段は、目に付きやすい場所にあるため見栄えがよくなるようにデザインした。手すりに仕込んだ間接照明がポイント
スキップフロア上部へ上がる階段下の出入口を入ると夫の書斎。天井高1.4mという空間が持つ“こもり感”で仕事に集中できるとYさん。南側に窓があることで目線が抜け、程よい開放感もある
スキップフロア上部の妻のアトリエは、パープルのアクセントクロスで上品な雰囲気。南側の窓から日差しが入るため明るく、目線が抜けるので開放感も得られる
ファサードは軒なしのデザインにこだわったとYさん。壁面に段差を造り、色分けすることで建物が立体的に見えるように工夫した
テラスはプライバシーが守れるように東側の建物の窓の位置を確認しながらレイアウト。視線を気にしなくてもいいため、BBQやビニールプールでの水遊びも楽しめるそう。床は掃除やメンテナンスがしやすいタイルを選んだ
軒をなくすデザインにこだわった北側とは対照的に、南側は軒を造り、夏の日差しが家の中に差し込みにくいようにしている
壁面に沿う間接照明がスタイリッシュな印象を与える玄関。シンプルなデザインが素材感を引き立てている
家族は玄関収納から出入りする動線に。靴収納をたっぷり設け、玄関に靴が散らかりにくい環境を整えている
洗面台は脱衣室とは別にし、オープンスペースにレイアウト。三面鏡の中に細かなものを収納して、生活感が出ないようにしている
室内干し専用の物干しスペースはテラスに面しているため、南からの日差しが届き洗濯物が乾きやすい。外干ししたいときは窓からテラスへすぐに出られるので便利
夫妻の寝室は間接照明などを用いてホテルライクな雰囲気を重視。ベッドヘッドは壁をふかして携帯電話などが置けるようにしている
壁面を照らすスポットライトに導かれるように玄関へ。長いアプローチで特別感を演出している
パントリーは扉を開けるというアクションを減らすためオープン棚に。ゴミ出しに便利な勝手口も設けた
窓辺からTV側まで続くL字型の下がり天井でラインが整い、空間全体がすっきりと見える。天井を美しく見せるためダウンライトはリビングの3灯だけにしたとYさん。夜は間接照明だけで十分明るいそう
夫妻のワードローブは寝室とは別空間に設けたウォークインクローゼットへ。子どもたちのシーズンオフの衣類を収納しても十分な広さを確保している
静謐な雰囲気が漂う廊下は、天井までの高さにそろえられたドア、空間を邪魔しないようにデザインされた巾木、廻り縁の代わりに設ける掘り込みなど、NOZOMI HOMEのディテールへのこだわりがよく理解できる空間