宮崎工務店

Ｉ邸のテーマは“男くさいコーヒー屋さん”。コの字型のキッチンはダイニングと兼用。天板はLDK全体になじむように… 続きを読む

Ｉ邸のテーマは“男くさいコーヒー屋さん”。コの字型のキッチンはダイニングと兼用。天板はLDK全体になじむように木製にしたことで、イメージ通りの空間となった。「以前の家はキッチンは別。友達が遊びにきてワイワイしていても、私だけ孤立していて寂しかったんです。この家ならもうそんな思いをしなくていいですね」とIさん。キッチン内部はオープンにして、Ｉさんの使いやすいようにキャスター付ワゴンを入れたり自由にアレンジ。造りこみ過ぎないことでコストダウンを図り、さらに使い易さも高めている

もう一つのテーマは“人がよく集まる家”。キッチンのまわりにはベンチやチェアをいくつかおいて、遊びに来た友人が好… 続きを読む

もう一つのテーマは“人がよく集まる家”。キッチンのまわりにはベンチやチェアをいくつかおいて、遊びに来た友人が好きな場所に腰かけられるようにしている。「先日、子どもが2人いる4家族が遊びにきましたが平気でした。大人がカウンターで飲んでいる間、子どもたちはリビングで遊んでいました」。カウンターと床の境目にタイルを使ったのもＩさんのこだわり。外国産のタイルは一枚一枚カタチや厚みも違い、それがまたいい味を出している

「キッチンに立つと、この窓から空が見えるんです」と妻のIさん。家の中に空を切り取る窓をレイアウトするのが“ソラ… 続きを読む

「キッチンに立つと、この窓から空が見えるんです」と妻のIさん。家の中に空を切り取る窓をレイアウトするのが“ソラマドの家”。I邸の“ソラマド”は玄関上部の吹き抜けに取り付けた。外からの視線を気にせずに自分たちだけの“ソラ”を眺めることができる、この開放感が家にいる時間を豊かに、楽しくしてくれる

限られた建坪の中で、いかに広さと開放感が得られるようにするか、これがI邸の設計課題だった。そこで玄関は、空間と… 続きを読む

限られた建坪の中で、いかに広さと開放感が得られるようにするか、これがI邸の設計課題だった。そこで玄関は、空間として仕切らずに、リビングとつなげながら吹き抜けにすることで、入った瞬間にぱっと視界が広がるようプランニング。大きな窓から日差しもたっぷり入り、狙い通り明るく開放的な場所になった。すぐそばにパパの自転車も入る大きな土間収納も造り、たくさんの靴も、かさばるアウトドアグッズもスッキリ収納している

「３つ並んだ小さな窓もお気に入りです」とIさん。男っぽい空間にするために、窓枠や照明のレールも黒にこだわった。… 続きを読む

「３つ並んだ小さな窓もお気に入りです」とIさん。男っぽい空間にするために、窓枠や照明のレールも黒にこだわった。「最初は黒より茶色が好きだったんですが、ビジュアルボードを作って、担当の大谷さんといろいろお話していくうちに、いいかもと思ったんです」とIさん。こだわりのヘリンボーン張りの床は、訪れる友人みんなから「すごい！」と言われるのだそう。「他の部分のコストを落としても、この床にしてよかったです。雰囲気がすごくよくなりました！」

子ども部屋の床は国産の杉の無垢材。１面だけ色を変えてIさんが大好きな北欧のイメージに仕上げた。こだわりは立体的… 続きを読む

子ども部屋の床は国産の杉の無垢材。１面だけ色を変えてIさんが大好きな北欧のイメージに仕上げた。こだわりは立体的にした窓枠。「窓辺に雑貨とかグリーンを飾りたいと思って」とIさん。夫妻で塗り上げた壁には思い出もいっぱい詰まっている。

階段から通路を明るくしてくれる大きな“ソラマド”。最初は表に格子をつける予定だったそうだが、なくして大正解。外… 続きを読む

階段から通路を明るくしてくれる大きな“ソラマド”。最初は表に格子をつける予定だったそうだが、なくして大正解。外の景色が見られることで、開放感も高まった。子ども部屋へ繋がる通路はグレーチングに。歩くと足つぼを刺激してなんだか気持ちがいい。「この通路の下はキッチンなんですが、グレーチングのおかげで２階の窓からの日差しが届いて明るいんですよ」

２階に造ったパパの書斎。ふと顔を上げると窓の外に景色が広がり、気分もリフレッシュ。吹き抜けで１階にいる家族の気… 続きを読む

２階に造ったパパの書斎。ふと顔を上げると窓の外に景色が広がり、気分もリフレッシュ。吹き抜けで１階にいる家族の気配も感じられるのも魅力的だ。背面は夫妻の衣類を収める大きなクロゼットに。扉をつけると書斎として機能しなくなるため、カーテンで目隠しするスタイルに。機能性もUPして、コストダウンにもつながっている

「外でコーヒーを飲むのも夢でした」とIさん。腰かけて、空を感じながらのんびり過ごせる縁側のようなウッドデッキで… 続きを読む

「外でコーヒーを飲むのも夢でした」とIさん。腰かけて、空を感じながらのんびり過ごせる縁側のようなウッドデッキでコーヒーを飲む時間は、仕事や子育てに忙しいIさんにとって至福の時間。娘さんにとってもここはいい遊び場になっているそうだ

シルバーグレーの外壁に、玄関まわりにだけ焼き杉のような風合いの木材を張り付けた“男前”な外観デザイン。「夜、帰… 続きを読む

シルバーグレーの外壁に、玄関まわりにだけ焼き杉のような風合いの木材を張り付けた“男前”な外観デザイン。「夜、帰ってきたときに大きな窓からライトやファンが見えると、あ、いいなって思いますね」とIさん。オレンジにスカイブルーの丸がついた郵便受けは、夫妻で旅行した北欧のポストを参考にしてオーダーメイドしたそう。「友人からはいちいちこだわってるね、と言われます（笑）」