「いずれは独立する子どもたちの部屋を配置した2階はコンパクトに。家族が集まる1階LDKは、広さもインテリアも動線にも徹底的にこだわりたい」。多忙なTさんに代わり家づくりを主導した夫人は、以前の団地住まいで感じた、人を招けない狭さ、収納不足、単調なインテリアなどの不満を解消して、自分が心から満足できる家を目指したそう。元来がこだわり派だけに、打ち合わせは食事も忘れて8時間以上ということも。「担当者が親身に付き合ってくれたおかげで、やりたいことすべてが実現。予…続きを読む
「いずれは独立する子どもたちの部屋を配置した2階はコンパクトに。家族が集まる1階LDKは、広さもインテリアも動線にも徹底的にこだわりたい」。多忙なTさんに代わり家づくりを主導した夫人は、以前の団地住まいで感じた、人を招けない狭さ、収納不足、単調なインテリアなどの不満を解消して、自分が心から満足できる家を目指したそう。元来がこだわり派だけに、打ち合わせは食事も忘れて8時間以上ということも。「担当者が親身に付き合ってくれたおかげで、やりたいことすべてが実現。予算的に厳しい部分は、代案を提案してもらい、それが望んだ以上によい結果に」。入居から2年経った今も満足感は変わらないという。中でもLDKは、「キッチンからパパと子どもたちの楽しそうな様子を眺めると、家を建てた意味があった!と心から思います。お友達の家族が25人くらい来て、ここに布団を敷き詰めてみんなで寝ることも度々。『こんな(大勢泊まれる)家ってないよね!』と驚かれました(笑)」と、T家にとって特別な空間になった。「しかもお客様が帰った後、4人でさっと片付ければ、あっという間に元通り!」。動線も考慮して適所に設けた収納が、その効果を発揮しているそう。「自己満足かもしれませんが、家づくりはそれが大事。愛着満点なわが家です」と夫人は笑顔で話してくれた。
LDKは一体感がありつつ、ダイニングをL字に配置し、対面式キッチンは室内窓でリビングと緩やかに仕切り、「調理する」「食べる」「くつろぐ」それぞれのシーンを分けている。ダイニング学習をする子どもたちの文房具をパントリーに収納する前提で、使った教材などを自分たちで片づけしやすいよう、ダイニングから直線上…続きを読む
LDKは一体感がありつつ、ダイニングをL字に配置し、対面式キッチンは室内窓でリビングと緩やかに仕切り、「調理する」「食べる」「くつろぐ」それぞれのシーンを分けている。ダイニング学習をする子どもたちの文房具をパントリーに収納する前提で、使った教材などを自分たちで片づけしやすいよう、ダイニングから直線上にパントリーを配置。洗面台と脱衣スペースを分けて、お互いのプライバシーを尊重したレイアウトに
家族が集まる1階LDK中心のライフスタイルに合わせ、また将来は不要になる2階の子ども部屋(洋室)は、それぞれ4.5畳とコンパクトに。その代わり、火山活動が活発で降灰がある鹿児島の環境には不可欠なサンルーム(洗濯物を干すスペース)は、日当たりのよい南面に、可能な限り広く確保している
家族が集まる1階LDK中心のライフスタイルに合わせ、また将来は不要になる2階の子ども部屋(洋室)は、それぞれ4.5畳とコンパクトに。その代わり、火山活動が活発で降灰がある鹿児島の環境には不可欠なサンルーム(洗濯物を干すスペース)は、日当たりのよい南面に、可能な限り広く確保している
来客が多いため、客間として和室を1室確保。LDKと明確に分かれた個室で、サニタリーにも気兼ねなく行けるレイアウ…続きを読む
来客が多いため、客間として和室を1室確保。LDKと明確に分かれた個室で、サニタリーにも気兼ねなく行けるレイアウトなので、ゲストにゆったりとくつろいでもらえる
転勤先の長崎在住の時期に、家づくりに着手したTさんご夫婦。ありとあらゆるハウスメーカーやビルダー、工務店を比較し、夫人がスクラップした写真や手描きの図面で要望をまとめたレポートも持参して各社を訪ねるほど、こだわりを持っていた。だが、「自分たちのやりたいことを実現しようとすると、どんどん総額が上がっていく」「予算に収めるためには、妥協するしかない」「そもそも提案されたプランに、自分たちの要望がまったく盛り込まれていない」と、失望することが多々あったという。そ…続きを読む
転勤先の長崎在住の時期に、家づくりに着手したTさんご夫婦。ありとあらゆるハウスメーカーやビルダー、工務店を比較し、夫人がスクラップした写真や手描きの図面で要望をまとめたレポートも持参して各社を訪ねるほど、こだわりを持っていた。だが、「自分たちのやりたいことを実現しようとすると、どんどん総額が上がっていく」「予算に収めるためには、妥協するしかない」「そもそも提案されたプランに、自分たちの要望がまったく盛り込まれていない」と、失望することが多々あったという。そんな中で、要望をしっかりと汲み取った提案を手に、鹿児島から長崎まで赴いてくれたのが、アイフルホームだったそう。「担当者が、予算に合わない部分は、必ず代案を出してくれて、それが諦めにならず、最初に要望した内容より、むしろよくなっているんです」とご夫婦。「たとえ私たちの要望でも、善し悪しをはっきり言ってくれる。コストを削っても妥協にはならないアイデアをくれる。担当者を信頼できたことが、決め手になりました。離れた長崎に住みながら、現地にいない状態で家づくりをするのは、やはり不安で、担当者が頼り。建設地周辺の道路の通り方や日の当たり方など、私たちに代わって実際に足を運んでくれたのも嬉しかったです」と振り返るご夫婦だ。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
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部材・設備 | - |
延床面積 | 134.25m2(40.6坪) |
敷地面積 | - |
工法 | その他(独自認定工法等)(金物工法(木造軸組)) |
本体価格 | 2,423万円 |
竣工年月 | 2018年3月 |
ホワイトベースにウッディーカラーと強めのグレーのアクセントをプラスして、スタイリッシュかつ温かみのある雰囲気に。リビングインの階段が、吹き抜け空間の開放感を際立たせている
室内窓は格子枠の大きさも指定した特注品。壁の立ち上がりは、開放感を保ちつつ、雑然としがちな流し台の手元を隠せる高さを考え抜いた
「キッチンはとてもプライベートな空間」と夫人。室内窓は、キッチンをほどよく隠して、同時に視線が抜けることで開放感を保ち、家族とのコミュニケーションの架け橋にもなっている。「絶対にほしかった要素の一つ。こだわり部分だから、予算もしっかり割きました」
くつろぎ感あふれるソファダイニング。リビングから少し奥まった配置で落ち着けるからか、夜はここでのんびりとご夫婦で家飲みを楽しむそう。お客様を招いたときは、もう1台テーブルをつなげれば、大勢で食卓を囲むことができる
子どもたちの読書や宿題は、ダイニングで。キッチンやリビングとつながりがあるスペースだから、ママの視線が届く安心感があり、同時に少し奥まっているので勉強に集中もできる
キッチンとダイニングは、同じライン上に配置。配膳や後片付けもスムーズにできる
パパや子どもたちがお手伝いをしたり、各自の収納ボックスを収めているパントリーに行き来がしやすいよう、キッチンの幅は広めに
パントリー内は、食品ストックなどキッチン関連のものだけでなく、家族それぞれが日常使うものをボックスにラベリングして収納。持ち物に「住所」ができたことで、使った後の片づけや捜し物が、格段にラクになった
リビングスペースは約10畳。吹き抜けにした天井の高さが、実際以上の広さを感じさせている。ウッド調の天井は、壁紙で仕上げたもの。「本物の木を使わないとチープになるのではと、少し心配しましたが、近くで見ない部分だから、と決断しました。これが大正解。皆さんにステキ!と褒められます」。階段の途中に架かる梁も同様に仕上げて、空間のおしゃれなアクセントに
大きな窓から陽差しがあふれるTさん邸。「担当者が、『朝陽がリビングに入ってくるのって、いいですよね』と言っていて、その時は、ピンとこなかったのですが、今は気持ちよさを実感しています」と夫人。陽当たりのよさと気密・断熱性能の高さとで、冬はポカポカ。エアコンはリビングに1台のみだが、「それを寝る前の2~3時間つけるだけで、朝まで暖かです」
来客が多いTさん邸だが、広々とした玄関は、大勢が来たときも渋滞知らず。照明で演出したニッチの壁面は、調湿・消臭効果が期待できるエコカラットを採用しているから、ドアを開けた瞬間から、さらりと気持ちのよい空気が出迎えてくれる
Tさんが仕事で屋外使用する道具類を収納する目的もあり、土間収納を広めに確保。どんどん詰め込んでも、引き戸を閉めれば、玄関側からの見た目はスッキリ
「実家の父が、私たち姉妹にすごく気を使っていたのを覚えていて(笑)。妹からも『絶対に分けた方がいい』とアドバイスをもらいました」と、脱衣所と洗面スペースを分離。脱衣所には、下着やパジャマの収納スペースを設けて、入浴後の着替えをスムーズに。大型ミラーの洗面台は、「朝の支度の時など、家族4人で並ぶことも」
寝室のウォークインクロゼットも大容量。プライベートな空間なので、出し入れのしやすさを優先して扉はつけていない
来客が多いため、客間として和室を1室確保。LDKと明確に分かれた個室で、サニタリーにも気兼ねなく行けるレイアウトなので、ゲストにゆったりとくつろいでもらえる
エコカラットの壁がオシャレなアクセント&調湿・消臭の役割も。「初めはエコカラットの存在も知りませんでした。担当者に、アイフルホームはLIXILグループの一員であることや、いろいろなLIXIL製品があると教えてもらい、住宅関連の製品が多岐にわたって揃っていることに驚きました。一つずつLIXILショールームで確かめて選んだので、すべて大満足です」と夫人
日常的に火山灰が降る鹿児島では、洗濯物を屋外に干せないことも度々。そのため室内干しの頻度が高い。「お部屋の目に付く場所には干したくない。たとえ洗面室でも洗濯物が下がっていると、じゃまでしょう?だからサンルームは絶対にほしかった」と夫人。洗濯物がストレスなく乾かせるのはもちろんだが、趣味のドライフラワーも「ここに生花を下げておくと、とてもきれいに仕上がります!」
階段手すりは、当初はもっとアンティークなデザインを希望していた夫人。「でも『この空間には、似合わない』という担当者のアドバイスで、今のデザインの製品にしました」。結果は、「大正解、コストも抑えられました」
担当者が「玄関回りは家の顔。少し華やかにしませんか?」と提案。CGでイメージを見ながらマテリアルを選択した夫人は、「これも提案してもらって、よかったことの一つ。特にウッド調の天井部分は、通りからパッと目に入ることに、住んでから気づきました。素人ではわからない立体的な視点でアドバイスをくれる担当者は、さすがですね」
コスト面と敷地の隣に建つ、趣味で陶芸をしているお父様の工房の和風テイストにも配慮して、数色を組み合わせた優しい表情のデザイン。「想像以上にステキ。完成したときパッと見て『いいな』と思いました」と夫人。勾配屋根には、「火山灰が降ると発電効率が下がるエリアなので、家庭で使う分だけ、最小限の出力にしています」と、5kWの太陽光発電を搭載している