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住みたい街ランキング6位の品川駅とその周辺は、今まさに変貌を遂げているエリアです。品川駅東口の港南地区は都内でも有数のビジネスエリアに。その一方で、古くから宿場町として栄えた面影が残る地域もあり、緑の多い公園や商業施設も充実しています。そんな品川駅周辺の暮らしを、もう少し見ていきましょう。
品川駅は、東海道新幹線や山手線など、JRの6路線に加え、京急本線も乗り入れているターミナル駅です。新宿・渋谷・東京・横浜といった首都圏の主要駅には20分程度、羽田や成田空港へのアクセスが良い点も人気の理由でしょう。近くに首都高の入口があるので、車での移動も便利です。
駅周辺はというと、港南口(東口)は、高層オフィスビルやマンションが立ち並び、朝の出勤時の人の流れがテレビ中継されるほど、人通りの多い駅として知られています。駅前の喧騒は避けられないものの、すぐそばには運河も流れていて緑に囲まれた公園も存在する、ビルが混み合っている割には視界が開けた、独特の景観を生み出しています。
高輪口(西口)は、駅前に『プリンスホテル』があり、その奥の街は古くからの住宅街です。駅周辺には、東口に『アトレ』、西口には『wing』などの商業施設やスーパー(京急ストア高輪店は2021年現在、wingの南側方面に移転)、緑の多い公園や病院もあり、活気がありながら生活環境も充実しています。単身者だけでなく子どものいるファミリーにとっても、暮らしやすい街といえるでしょう。


品川駅の東側に当たる港南口は、もともと埋立地で、かつては高輪口と比較すると開発が遅れていました。しかし、都市開発計画『グローバルゲートウェイ品川』が進むにつれ、オフィスビルが立ち並び、港南口もにぎわうようになったのです。
品川駅周辺の再開発プロジェクトは着々と進行し、2020年4月に、品川駅北側エリアの開発の中核施設としてJR高輪ゲートウェイ駅が開業したことは、記憶に新しいところです。これからも、2027年にはリニア新幹線が開業の予定で工事が進んでいます。品川駅港南口の地下約40m地点には、その起点となる駅も建設途中です。
また、『泉岳寺』やグランドプリンスホテル高輪の『貴賓館(旧竹田宮邸)』がある一帯は緑も多く、歴史情緒の残る街並みで品川駅周辺とは雰囲気も異なります。今後この地域は、環状4号線(外苑西通りほか)と首都高一号線がつながり、お台場方面への行き来も便利になる予定です。
品川駅とその周辺は、今後もさらなる発展が期待されるエリアでしょう。

品川駅周辺には、商業施設や、憩いの場となるようなスポットが意外とたくさんあります。
駅構内にあるのは『エキュート品川』。スイーツやお惣菜のほか、雑貨なども扱うショップが集まっています。仕事帰りに、おかずを買って帰っても良いですし、テラスでイートインできるカフェもあるので、とても便利です。さらに港南口アトレ内には、『クイーンズ伊勢丹(FOOD&TIME ISETAN)』や 『DEAN&DELUCA』もあって食材の品ぞろえは申し分ありません。
デートなどのお出かけに活躍の駅近スポットとしては、駅前の品川プリンスホテル内にある水族館、『マクセルアクアパーク品川』。イルカショーなども楽しめる、完全室内の水族館です。駅からすぐの立地で、同じ敷地内の映画館、『T・ジョイPRINCE品川』とともに人でにぎわうレジャー施設です。
レジャー施設といえば、ウォーターフロントの天王洲アイルも品川駅から程近いところにあります。近年、新築マンションが増え、スーパーマーケットも充実、オフィスやショッピングモール・ホテル・劇場などがあり、多くの人が訪れる場所です。
駅周辺は近代的な建物が多いですが、もともと品川は、旧東海道品川宿として栄えていました。北品川の方まで足を延ばすと、旧東海道沿いには昔ながらの商店街が広がり、徳川家にゆかりの深い『品川神社』など、また違った品川の風景が見られます。

東京都は『品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020』を策定し、品川・田町エリアを『これからの日本の成長をけん引する国際交流拠点』と位置付けています。上海・ソウル・シンガポールといったアジアの大都市の競合相手となる、環境にも配慮したビジネスと国際交流・文化の中心地をつくろうとしているのです。
それぞれのエリアごとの特性に配慮し、大使館や緑も多い品川駅西口の高輪一帯は、緑や歴史資源の特性を活かした、商業・居住などの多様な都市機能を集約していくことを目指しています。同様に、高輪ゲートウェイ駅がある品川駅北周辺地区は、先端技術と国際文化等の交流する国際的な拠点として、芝浦港南地区はウォーターフロントの景観を活かすというように、エリアによって雰囲気も異なる開発が進められていくようです。
また、品川駅はビッグターミナル駅で、新幹線や飛行機を利用した都市間の移動も容易ですが、六本木方面や山手線内側エリアへのアクセスは、やや不便でした。しかし、品川~東京メトロ南北線の白金高輪駅間を地下鉄でつなぐ構想もあり、実現すれば、さらなる移動の時短が期待できるでしょう。

品川駅周辺の家賃相場はどうなっているのでしょうか? 品川駅西側の高輪地区は、古くからの閑静な住宅街です。そして、港南エリアには、再開発によって比較的新しい高層マンションが立ち並んでいます。その影響もあってか、近年では品川駅周辺の地価も少しずつ上昇傾向にあり、家賃相場も高めの設定といって良いでしょう。
現実的な一つの目安として、駅から徒歩10分以内、築10年以内の賃貸マンションの家賃を見ていくと、単身者向けのワンルームでは12.35万円、1Kなら11.5万円、二人暮らしならば、1LDKで17.85万円、2LDKで26万円ほど。築年数を問わない賃貸アパートならもう少し相場が下がり、ワンルームで9.2万円、1Kで8.4万円になります。
| ワンルーム | 1K | 1LDK | 2LDK |
|---|---|---|---|
| 12.35万 | 11.5万 | 17.85万 | 26万 |
駅近物件はオフィスビルが多いので、家賃は高くなりますが、徒歩で10分ほど駅から離れると相場も落ち着いてきます。また交通の利便性を活かして、品川駅に乗り入れる複数の路線の近隣駅で物件を探すと、選択肢の幅は広がるかもしれません。
利便性を追求した駅近エリア・旧東海道の活気あふれる商店街エリア・緑の水辺の景観を楽しめるエリアなど、それぞれのライフスタイルや嗜好、予算によって、住む場所を選ぶこともできそうです。

品川に暮らすメリットは、交通の便の良さや駅周辺の商業施設の充実のほかに、公園・病院・幼稚園や小学校など、生活していく上で必要な環境がそろっていることです。また、ビジネス街としての発展も目覚ましく、乗り換えの駅・通り過ぎる駅ではなく、品川駅を目的地として降り立つ人々も多くなりました。そして東京都が主導する品川駅周辺エリアの再開発は今後も続きます。現在の品川駅周辺エリアは“暮らす”だけでなく“集う”場としても支持を得ているようです。
JRの6路線や私鉄、新幹線・空港へのアクセスなど、東京を代表するターミナル駅
隣駅「高輪ゲートウェイ」駅の開業、リニア新幹線開業などこれからも開発目白押し
行政、民間一体となり『これからの日本の成長をけん引する国際交流拠点』を目指す
駅周辺には、商業施設や水族館や映画館などの娯楽スポット、憩いの場が充実
大使館や緑、歴史資源の多い高輪地区、東京湾を望む港南地区など住環境も多彩
【調査対象物件】賃貸マンション/駅徒歩10分以内、築年数10年以内、賃貸アパート/駅徒歩10分以内、築年数の設定なし(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【データ抽出期間】2020/11~2021/1
【家賃の算出方法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む月額賃料から中央値を算出
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している