総合4位 東京都千代田区 ~住みたい街ランキング2017~

4位 東京都千代田区

皇居を中心に、多様な特色を持つエリア
日本の政治経済の中枢は居住区としても魅力的

徳川家康が江戸幕府を開いて以来、日本の中心地として発展してきた千代田区。現在も霞が関には国会議事堂や首相官邸、中央省庁などの中枢機関が集積しているほか、丸の内、大手町、日比谷を中心に銀行の本店や大手企業の本社が集積。政治、行政、経済において東京のみならず日本の中核を担うエリアといえる。

その特性もあり、「住む」よりも「働く」イメージが強いかもしれない。実際、居住者の数を示す夜間人口は5万人に満たないが、昼間人口は20倍の約80万人まで膨張する。その千代田区が今回4位となったのは、近年の職住近接志向の高まりや区のブランドに対する憧れからと思われる。

皇居を取り囲む区域はさまざまな顔を覗かせている。北側には大型家電量販店などの繁華街で知られる「秋葉原」、学生の街としてにぎわい楽器の聖地とも呼ばれる「御茶ノ水」、下町文化が残り世界でも有数な古書店街が有名な「神田神保町」など商業から学業まで名の通った街が点在。一方、東側から南側にかけては、東京駅を中心に丸の内や大手町、有楽町といったビジネスパーソンが行き交うオフィス街が形成されている。

また、南東側には行政の機能が集約される永田町がある。国会議事堂の敷地に隣接する国立国会図書館は、日本国内で出版された全ての出版物を収集・保存する、まさに知の宝庫だ。収蔵物を持ち出すことはできないが、資料の複写サービスを実施しているため重宝する。図書館といえば千代田区役所9・10階に位置する千代田図書館も素晴らしい。平日は22:00まで開いており、電源と有線・無線LANが利用できるデスクを設けている。会社帰りなどでセカンドオフィス的な使い方もできてしまう。

そんな千代田区を代表する居住地といえば、皇居西側にある「番町」だろう。江戸時代には将軍の警護にあたる旗本が住居を構えた歴史があり、現在も山の手を象徴するエリアだ。また、近年では御茶ノ水駅近辺や飯田橋周辺でもマンションが建設され、住宅の整備が進んでいる。

区では、行政サービスにも力を入れている。例えば、私立認可保育所等の開設経費の助成や多様な保育施設を誘致するなど育児へのサポート体制を整えている。ほかにも、保育の質を上げるために私立保育所や認証保育所への補助、子ども・子育て支援新制度導入など、区民のニーズに応えるべく環境整備を進めている。さらに、私立高校も多く、教育環境の充実もこの区の魅力といえるだろう。

東京の中心に位置することから多彩な特色を持つ街に囲まれ、アクセス良好のエリア。住居コストや物価の高さは言わずもがなだが、利便性は非常に高い。

みんなが選んだ理由
  • 交通アクセスや買い物がとても便利。どこに出かけるにも不自由しない(男性48歳/シングル)
  • 高校まで子どもの医療費が無料で福祉関係などが手厚い。また、緑が多く閑静で落ち着いているので(女性48歳/ファミリー)
  • 都心であり資産価値が維持されそう(男性34歳/ファミリー)
  • 行政サービスが手厚く、子育て世代にも老後生活にも便利だと思う(女性/39歳/ファミリー)
  • 皇居やお堀など昔からあるものと新しいものが融合され、ステータスがあってかっこいい(男性49歳/DINKS)
取材・文:やじろべえ
公開日 2017年08月01日
最終更新日 2017年08月23日
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