総合ランキングとは別に、さまざまなテーマ別に人気の街を調査。「穴場だと思う街(駅)(交通利便性や生活利便性が高いのに、家賃や物件価格が割安なイメージがある)」のトップは、前回と変わらず「北千住」、2位も同じく「赤羽」だった。また3位から7位までは全て山手線が占めており、池袋~上野間の北側の駅が多くランクインする結果となった。
なお、北千住は2位と大差をつけての圧倒的な1位。5路線が乗り入れる利便性、再開発やリノベーションしたお店が増える商店街、といったポジティブな要素に加え、家賃相場はシングル向け(1K・1DK)で7.0万円、ファミリー向け(2LDK・3DK)で12万円とリーズナブル。今年の住みたい街ランキングでも総合で過去最高位の17位にランクインするなど、着実に人気が集まってきている。今後、さらに順位が上昇していけば「穴場の街」という看板を下ろす日も遠くないだろう。
以下、トップ10で注目したいのが8位の「川崎」、11位の「元住吉」。どちらも総合順位では上位ではないが、穴場の街として認知されている。いずれも交通利便性が高く、渋谷まで30分圏内。家賃相場は元住吉がシングル向け物件(1K・1DK)で7.0万円、川崎は7.4万円。いずれも都心と比較するとお手ごろで、魅力的なエリアといえるだろう。