「シングル」「DINKS」「ファミリー」と、ライフステージ別に住みたい街を分類したランキング。シングル1位は総合1位と変わらず「恵比寿」。昨年2位からトップに急浮上した。一方で、昨年1位の「吉祥寺」は4位に後退。以下のランキングを見ても、住みたい街への憧れが、都下から都心の、より洗練された暮らしにシフトしている傾向が表れている。
上位には、2位「池袋」、3位「新宿」、5位「横浜」、6位「渋谷」といった、交通環境が良く、飲食店やプレイスポットが充実している街がランクイン。居住コストが多少高くても、利便性の良い都心を志向する人が多かった。
また、11位以下を見ても、11位「秋葉原」、13位「中野」、20位「高円寺」と、シングルならではのラインナップだ。趣味を思い切り楽しめたり、刺激が感じられたり、特徴的なカルチャーをもつ個性的な街が人気を得ている。また、18位「赤羽」や、19位「上野」、22位「北千住」はいずれも、前回30位台からのジャンプアップ。家賃も手ごろで駅前の環境が整い、ひとり呑みが楽しめる横丁や飲み屋も充実しているため、気ままなシングル層には楽しみの多い街といえそうだ。