「これから人気が出そうだと思う郊外(東京23区以外)の街(駅)ランキング」のトップは「武蔵小杉」だった。「住みたい街」総合ランキングでも4位と、すでに盤石の人気を誇る街といっていいが、今なお以発展途上で「進化の余地あり」とみなされていることが分かる。
2位は「立川」。もともと駅周辺には「ルミネ」、「髙島屋」、「伊勢丹」、「ビックカメラ」といった商業施設がコンパクトにまとまり、都下では人気の高いエリアだったが、近年はそこに「IKEA立川」、「ららぽーと立川立飛」が加わり、さらに利便性がアップ。西東京エリア再注目の街として、今後も人気がさらに高まりそうだ。
3位は、副都心線の開業で都内へのアクセスが向上し、東京都心近接のベッドタウンとしての利便性が高まった「和光市」。和光市駅前再開発への期待値もあり、街の動向に注目が集まっている。3位以下も、主に再開発が進む街が並んでいるが、特に注目は9位の「本八幡」。都営新宿線の始発駅という通勤利便性に加え、駅前リニューアルで魅力が向上。市川市の人口を底上げする原動力となっている。