「東京都」「神奈川県」「千葉県」「埼玉県」「茨城県」と、関東在住の居住者別に分類したランキング。茨城県在住者から最も支持を得たのは「つくば」。2位の「研究学園」、4位の「守谷」とともに、つくばエクスプレス沿線の街が上位を占めた。
いずれの街も宅地開発と駅前の再整備で話題を集めているが、特に研究学園の葛城地区は国交省選定のモデル街区となっていて、最先端のスマートシティとして開発が進む。急速に生活の基盤が整えられているほか、つくば市では研究学園都市の環境を活かした教育の充実に力を入れているため、ファミリーからの注目度も高いエリアだ。
また、茨城県民ランキングで特徴的なのは、東京都心の街が数多くランクインしている点だ。3位「東京」、5位「恵比寿」、7位「新宿」、9位「品川」、10位「北千住」と、トップ10のうち半分を東京勢が占めている。背景には、上野東京ラインの開通によって常磐線沿線の交通利便性がアップした点が挙げられそうだ。玄関口となる東京駅へも乗り換えなしでアクセスしやすくなったため、県民にとってこれらの街が身近になったと考えられる。