「東京都」「神奈川県」「千葉県」「埼玉県」「茨城県」と、関東在住の居住者別に分類したランキング。千葉県在住者から最も支持を得たのは、昨年と同様に「船橋」。住みたい行政市区ランキングで千葉県最高位の21位にランクインする船橋市の中心部で、駅前は圏内屈指のにぎわいを見せている。都内へのアクセスの良さと、駅周辺にデパートと行政サービスの窓口が集積する利便性の高さに、支持が集まっているようだ。
以降のランキングも、東京都心で働く通勤者に人気のベッドタウンが並ぶ。2位の「千葉」、「津田沼」、5位「柏」、「市川」、10位「西船橋」は、いずれも東京都心へ30分前後でアクセスでき、駅前には商業施設や飲食店が充実。また、8位「新浦安」は、テーマパークにも近い住宅街として人気を博している。
一方、「東京」が上位にランクインした背景には、上野東京ラインの開通によって常磐線沿線の交通利便性がアップした点が挙げられそうだ。東京駅へ乗り換えなしでアクセスしやすくなったため、注目度が上がっているようだ。また、総合ランキング1位の「恵比寿」は4位と、千葉県民からの支持も高かった。