はじめての購入342人の家・お金・満足度 大調査 第4回・子どもが小学生以上のファミリー編1 2010

はじめての購入342人の家・お金・満足度 大調査 第4回・子どもが小学生以上のファミリー編 2010

購入したのはどんな人?

30代後半から40代で、世帯年収400万円~800万円

平均年齢は41.4歳。年齢分布を細かく見ると40歳~44歳が38.3%、45歳~49歳が30.7%、35歳~39歳が23.1%。40代をメインに30代後半の年代層が多かった。この調査では男女がほぼ同率で回答しているが、職業を聞いてみたところ49.7%が専業主婦(主夫)やパート・アルバイトなど。ほとんどの家庭では”共働きではない”ことが分かる。世帯年収は400万~600万円未満が25.1%、600万円~800万円未満が25.4%。子どもの数は2人が52.3%、1人が37.7%だった。

どんな住宅を購入したの?

人気が高いのは一戸建ての新築物件

建売住宅、注文住宅、新築マンションの順に多いが、住宅形態で見てみると一戸建て(建売住宅・中古一戸建て・注文住宅)が66.0%と多いことが分かる。また、別の視点から見ると新築(建売住宅・注文住宅・新築マンション)率は72.8%。このことから、子どもが小学生以上のファミリーでは、住宅形態については(1)新築物件であること、(2)一戸建てであることの優先順位が比較的高く、中古物件を選ぶ人は全体の割合から見れば少ないようだ。

Q:どんな住宅形態を買ったの?
どんな住宅形態を買ったの?

年収の高低でマンション、一戸建て、新築と選び分け

年収が400万円未満の場合、圧倒的にマンションが多く、割合は77.4%。一方、年収400万円以上になると建売住宅や注文住宅の割合が増加。年収800万円以上では上位に新築マンションの割合が高くなり、年収1000万円以上では新築マンションの割合が第1位に。おおむね、年収が低いほどマンション率が高く、平均的な年収では建売住宅、注文住宅率がアップ。年収が高くなると、マンション・一戸建てを問わず、新築物件を選ぶ傾向にある。

世帯年収でみると…
世帯年収でみると・・・

80m2~100m2を中心に広いところでは120m2以上

子どもが小学生以上の家庭を対象とした調査であるため、さすがに60m2未満は小さすぎるのか7.6%と少なめだ。そこで平均的な広さを知るために全体を眺めてみると、80m2~100m2未満を中心に、それ以上・以下へと広がっていることが分かる。特に子どもが二人以上の家庭が62.3%あるため、必然的により広さを求める必要があること、また、同じ理由で一戸建てを購入した人も多く、一戸建てとなるとそもそもの広さがあることなどが理由だろう。

Q:物件面積はどのくらい?
物件面積はどのくらい?

住宅購入のお金について教えて!

平均2000万円~4000万円未満だが、年収と物件価格は比例

購入価格は2000万円~3000万円未満と3000万円~4000万円未満があわせて49.4%。逆に少なかったのは2000万円未満と5000万以上。平均的に2000万円~4000万円未満の物件を購入した人が多かったといえる。世帯年収別では、年収400万円未満なら購入価格は3000万円未満、年収400万円~800万円では2000万円~4000万円、年収800万円以上では3000万円~7000万円が多い。各家庭にライフスタイルの違いがあるため一概にはいえないものの、世帯年収と購入価格は比例することが分かる。

Q:購入価格はいくら?
購入価格はいくら?
世帯年収でみると…
世帯年収でみると・・・

貯金と親からの援助の有無が頭金の額の決め手か

頭金の額にはこれといった傾向はないようだが、このグラフをさらに大きくまとめてみると1円~500万円未満が29.8%、500万円~1000万円未満が19.3%、1000万円以上が34.5%。比較的、金額は低めの人、高めの人に分かれているようだ。ここで、頭金をどうやって払ったか複数回答で聞いてみたところ、貯金で払った人が91.3%、親からの援助があった人が37.8%。頭金の額は、貯金のあるなし、親からの援助のあるなしなどが、かなり影響しているといえそう。

Q:頭金はどのくらい?
頭金はどのくらい?

年収の高低に関わらず5万円~15万円未満が相場

実は、今回の対象者の世帯年収は300万円未満の人から2000万円以上の人までと幅広かった。しかし、月々のローン返済額は5万円~10万円の人が過半数超え。10万円~15万円未満の人も含めれば、81.9%の人が月々の返済を5万円~15万円未満に抑えているようだ。つまり、年収が高い低いに関わらず、多くの家庭では、毎月固定で払わなければならないローン返済は5万円~15万円未満と堅実な金額。物件価格にもよるが、頭金を高めに払っているからこそ月々の返済を低く設定できるともいえる。

Q:月々のローン返済はいくら?
月々のローン返済はいくら?
みんなのコメント
  • 不景気なので、頭金を少なめにして手元にお金を残したけど、金利が高くなったらどうしよう。(女性・36歳)
  • 仕事がなくなって、ローンを払えなくなるかもしれない。ローンを払い終わっても老後のための貯金ができるか不安。(男性・48歳)
  • 購入前は社宅に住んでいて安い住居費だったので、購入に伴って住居費がかかり、生活費を圧迫しないか不安だった。(女性・42歳)
  • 27年間という長いローンを組んだのですが、果たして定年までに繰り上げ返済できるのか、ちゃんと生活できるのか、かなり心配でした。(男性・48歳)
  • 住宅ローンを払いきれずに、自己破産や家を手放すなどの情報がテレビで取り上げられているので、自分たちの場合は本当に大丈夫なのかどうか不安になった。ローンを組むときの仕組みなどの確認やできるだけ早く返済できるように夫婦で話し合った。(女性・34歳)

購入のきっかけは? 不安は?

多感な時期の子どもの環境を考えて購入を決めた人多数

第1位には「家賃がもったいない」という現実的な項目が挙がったが、「子どもの成長により、現在の住まいに限界を感じた」「子どもや家族のために家を」「子どものために環境のいい場所に」などの割合も高かった。今回、対象となった小学生以上の子どもの内訳は小学生が69.9%、中学生31.6%。比較的多感な時期の子どもが多いため、「子どもを育てるための環境を整えたい」という親心が住宅購入の大きなきっかけになっているようだ。

Q:きっかけはどうだった?
きっかけはどうだった?
みんなのコメント
  • 子どもの成長で住まいが手狭になってきたこと。二世帯住宅(完全分離型)にすることで、親の老後も面倒が見られるから。(女性・34歳)
  • 子ども部屋がなかったので、子どもが中学生に上がるまでに、もっと広いところへの住み替えを考えていた。(男性・45歳)
  • 転勤族でしたが、子どもが中学に入ったのをきっかけに今後の受験のことなどを考えて、どこかに留まって子どもが巣立つまで落ち着いたほうがよいと考えたから。(女性・41歳)
  • 夫は転勤が多いのですが、今年上の子どもが中学に入学し、この先、受験のことを考えると、大学に入るまでは転校をするのは難しいと思ったこと、それまで住んでいた社宅の借り上げ期間が過ぎて別の社宅に移らなくてはならなかったこと、これらの理由がきっかけです。(女性・44歳)
  • 転勤を繰り返す会社員の夫に合わせて転校を繰り返すには、子どもの性格を理解したうえで、今後は難しくなるだろうという気持ちと、年齢が上がるにつれて新しい環境に適応しにくくなる難しい年齢になる前に、定住の地を見つけてやりたかったから。(女性・39歳)
Q:購入前の不安はあった?
購入前の不安はあった?

環境変化にまつわる不安大でも意外にうまくいくもの

大きな買い物の住宅購入だけにお金の心配はつきものだが、きっかけと同様、「ご近所付き合い」「子どもの生活の変化」「今の生活環境からの変化」「子どもの反応」など、自分を含めた家族全体や子どもへの影響を配慮した回答が多くみられた。ただし、64.9%は不安はほぼ解消されたと回答。住宅を購入するとは、ある一定期間??比較的長い年月をそこで暮らすことになるので、住んでみると意外にうまくいくことが多いようだ。

Q:その不安は今ではどうなった?
その不安は今ではどうなった?
みんなのコメント
  • 以前住んでいた地域の人たちとも仲良くやっていたので、引越しをして離れるのがとても残念なのと同時に、新しい環境でまた一から関係をつくっていかなければならないこと。また、子どもが学校に慣れてくれるかどうか。(女性・40歳)
  • 子どもが転校することになるので、新しいお友だちができるか。子ども自身も学校でいじめなどがないか、不安に感じていたようです。(女性・37歳)
  • ご近所付き合いや自治会がどうなっているのかなど、何をどうしたらいいのか漠然とした不安が……。また、持ち家になるので、購入後不具合や不都合が出てきたときでも簡単に引越せないので大丈夫か不安だった。(女性・42歳)
  • 大きなお金は夫の担当なので、毎月できていることがそのまま続けられるかのほうが、心配でした。毎月を預かっている私は自覚せざるを得ないのですが、家族がどれだけ協力してくれるかが不安でした。(女性・46歳)
  • 特に困ったことはないが、しいてあげるなら毎月のローン返済額。子どもたちが中学の入学を控えていたので、学費(私学)の支払いと、これからの教育費がいくらかかるか不安だった。(女性・47歳)

購入にあたって重視したこと、あきらめたことは?

子ども生活や教育環境を重視する傾向が高い

重視したことのグラフでは30.0%以上の項目だけ紹介したが、「間取り・部屋数」「環境の良さ」「利便性」などの”住みやすさ“や、「耐久性・構造」「設備・仕様」など、”長く住めるか“といった現実的なものが挙がっていることが分かる。また、子どものために検討したことでは、「転校しないですむ場所選び」と同時に、「小学校・中学校・高校の場所」の割合が高く、各家庭における子育ての考え方の違いが反映される結果に。

Q:重視したのはどんなこと?
重視したのはどんなこと?
Q:子どものために検討したのはどんなこと?
子どものために検討したのはどんなこと?

住宅周辺の環境が整えば、広い庭は必要なし!?

子どものために検討したことには「海や山など自然が近くにあること」を選んだ人が38.6%いたが、あきらめたことでは「広い庭がある」が第1位で23.1%。住宅周辺の環境が整えば、”自分だけの庭”は何とかあきらめられるものといったところか。そのほかの項目もあきらめたこととしては上位になったものの、比較的割合は低く、74.6%の人が何かしらの条件をあきらめながらも、多少の妥協をもって希望の住宅を手に入れたといえそうだ。

Q:あきらめたのはどんなこと?
あきらめたのはどんなこと?
公開日 2010年12月01日
最終更新日 2017年08月03日
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