風呂リフォームの費用相場、補助金は使える?バスリフォームで出来ることを解説

風呂リフォームの費用相場、補助金は使える?バスリフォームで出来ることを解説

古くなったお風呂を交換したいけど、最新のバスルームってどういう特徴があるの?
浴室を広くしたり、バリアフリーにもできる?
風呂リフォームをすると費用の相場はどれくらい?
快適なバスルームにリフォームするために、知っておきたいことをまとめました。

風呂リフォームで快適なバスルームに変身

お風呂を最新のシステムバスに交換して暖かく快適なバスルームにする、お風呂を広くのびのびとした空間にする、手すりをつけて安全に入れるようにするなど、風呂リフォームでできることを見ていきましょう。

暖かい最新のシステムバスへの交換

断熱性・保温性が高いのが最新のシステムバスの特徴。
床・壁・天井を丸ごと断熱材で覆い、熱が外に逃げにくくなっていて、浴室が暖かく保たれます。
浴槽も保温性が高く、お湯が冷めにくい構造になっています。

断熱性の高い最新のシステムバスにリフォームすることで、快適なバスタイムを楽しめるようになり、ヒートショックの予防にもなります。
追いだきの回数も減らせるので、省エネになり、家計に優しいのもうれしい特徴です。

断熱浴室
断熱浴室の図版
床・壁・天井を断熱して熱を逃げにくくした浴室(イラスト/シュクヤフミコ)

システムバスを変更する

システムバスは一般的には0.75坪、1坪、1.25坪あたりの大きさを採用することが多いようです。
今の広さに満足できない場合は、間取りを少し変更して、大きめのバスを導入しましょう。

0.75坪(内法寸法から1612ともいう)のシステムバス

0.75坪のシステムバスの図版
1坪より奥行きがやや小さめの0.75坪タイプは、マンションでは一般的に採用されている(イラスト/シュクヤフミコ)

1坪(1616)のシステムバス

1坪のシステムバスの図版
四角い形の1坪タイプは一戸建て住宅に多く採用されている(イラスト/シュクヤフミコ)

1.25坪(1620)のシステムバス

1.25坪のシステムバスの図版
1坪よりやや大きめの1.25坪タイプも一戸建て住宅に採用されることが多い(イラスト/シュクヤフミコ)

浴室のサイズを変更するために間取りを変更する

浴室を今より広くするには、例えば隣接する洗面室をその分小さくするなど、何らかの間取り変更が必要となります。そのため、慎重に計画して、どのスペースも使いづらくならないように工夫しましょう。

水まわりスペースの配置を変えることで、0.75坪の浴室を1坪に広げた事例

では、洗面室、浴室まわりの間取りを変更し0.75坪から1坪タイプへ広げた事例を紹介しましょう。

0.75坪から1坪タイプへリフォーム
0.75坪から1坪タイプへ変えた事例の写真
0.75坪から1坪タイプへ変えた事例の間取り図
洗面室の幅を狭くすることでバスルームを0.75坪から1坪へと広げています
設計・施工/ナサホーム

バリアフリーで安全な浴室にリフォーム

浴室は転倒事故の多い場所です。
そのためバリアフリー化することは高齢者だけでなく、家族のみんなにとって大切なことでしょう。

バリアフリー化のポイント

・出入り口の段差を低くする
・手すりをつける
・滑りにくい床材に変える
・浴槽をまたぎやすい高さにする

以上が基本的なポイントですが、オプションなどでこれらの仕様が揃ったシステムバスがあるので、リフォームの機会に取り替えるとよいでしょう。

車いす対応まで考慮すると浴室を広くし、出入り口の幅を広げて建具を3枚引き戸にするなどの工夫も必要になるでしょう。

またぎやすい浴槽の高さと手すりの図解
またぎやすい浴槽の高さと手すりで、安全に浴槽に出入りできる(イラスト/シュクヤフミコ)

風呂リフォームの費用相場

費用はバスルームのサイズによって変わる

風呂リフォームは、システムバス交換、もしくは昔ながらの工法による風呂からシステムバスに交換が主流になっています。いずれにしてもリフォーム費用はシステムバス(ユニットバス)のサイズが費用を左右します。

既存のシステムバスを新しいシステムバスに交換する際の、サイズによるリフォーム費用の違いは以下となります(機器価格、解体等工事費含む。間取り変更費用は省く)。

システムバスのサイズ リフォーム費用の目安
0.75坪(1216)タイプ 約70万円~110万円
1坪(1616)タイプ 約80万円~120万円
1.25坪(1620)タイプ 約90万円~130万円
※機器の価格は内装、鏡、水栓など内部の仕様によって増減する
※上記の費用は標準的なシステムバスの場合で、商品のグレードが上がると機器価格はさらに上がる

在来工法からシステムバスに変えるリフォーム

システムバスの場合、既存機器の撤去が簡単で、既存の空間を活かして、新たにシステムバスを組み立てて設置することができます。
一方、在来工法でできたバスルームは、コンクリートの床から壁、天井を全て解体した上で、新たにシステムバスを設置する空間からつくり直さなければなりません。
それが工事費の違いとなってあらわれます。

システムバスからシステムバスに交換する場合は、既存バスの解体撤去費用を含む関連工事費の目安が約30万円~40万円ですが、在来工法の浴室の場合は、関連工事費を約50万円~60万円見込まなければなりません。

在来工法のバスルームをシステムバスに変えるリフォーム費用
システムバスのサイズ リフォーム費用の目安
0.75坪(1216) 約90万円~130万円
1坪(1616) 約100万円~140万円
1.25坪(1620) 約110万円~150万円
もとの浴室が在来工法の場合のリフォーム費用

在来工法の浴室リフォーム

在来工法の浴室は、製品化されたシステムバスと異なり、内装から全て手作りになります。
その分、工事費がシステムバスより高くなるのが一般的です。
ただ在来工法の浴室は、壁を板張り、床材に石やタイルを用いるなど、好みのデザインに仕上げられるのがメリットです。

在来工法の浴室は、用いる材料によって費用の差が大きくなりますが、1坪程度の広さで200万円~350万円程度、見込んでおくのがよいでしょう。

実例で見る風呂リフォーム

マンションの浴室を標準的なシステムバスに交換

マンションの古くなった浴室を一新、0.75坪タイプで、乾きやすい床や保温浴槽などを備えたシステムバスに交換した。壁の1面にアクセントパネルを採用し、落ち着いた雰囲気に。

マンション用システムバスに変えた事例の写真
床材は乾きやすいだけでなく膝をついても痛くないソフトな仕様

リフォーム費用:100万円(概算)
該当部位:浴室(0.75坪)
設計・施工:JS Reform(日本総合住生活)
詳しくはこちら

浴室をサイズアップし1坪タイプへ

水まわりを間取り変更することで 0.75坪だった浴室を1坪タイプに広げました。
この場合は1616より少し広めの1618サイズになっています。

1坪(1618サイズ)に広げた浴室の事例の写真
浴室換気暖房乾燥機もオプションとして採用

リフォーム費用:浴室工事80万円+間取り変更に伴う工事99万円 合計179万円(概算)
該当部位:浴室(1坪)と周辺工事
設計・施工:山商リフォームサービス
詳しくはこちら

オーバーヘッドシャワー付きのシステムバスに変更

水まわり設備を一新するにあたり、浴室にこだわり、オーバーヘッドシャワー付きのシステムバスへとグレードを上げました。

オーバーヘッドシャワー付きシステムバスに変えた事例の写真
シックな内装に浴室換気暖房乾燥機も装備

リフォーム費用:140万円(概算)
該当部位:浴室(1坪)
設計・施工:JS Reform(日本総合住生活)
詳しくはこちら

在来工法でタイル張りの浴室に

浴室は間取り変更でサイズアップし、0.75坪タイプから1坪タイプへ拡張。
こだわりを活かすため、システムバスではなく在来工法を選択し、タイル張りにして洗面室と統一しました。
出入り口はオーダーで大きなガラス扉を採用。

オーバーヘッドシャワー付きシステムバスに変在来工法でタイル張りの浴室にした事例の写真
壁は天井付近に黒いタイルを張ってアクセントに

リフォーム費用:200万円(概算)
該当部位:浴室(1坪)
設計・施工:ハコリノベ(サンリフォーム)
詳しくはこちら

テレビなど豊富なオプションを採用したシステムバス

タイル調の鏡面パネルと調光付きのライン照明で、リビングと合わせた内装に。
浴室テレビや、防水スピーカー等も装備して、ゆったりくつろげる仕様になっています。

テレビやオーディオを装備した浴室の事例の写真
ゆとりがあり、リラックスできる浴室

リフォーム費用:250万円(概算)
該当部位:浴室(1.25坪)
設計・施工:ナサホーム
詳しくはこちら

風呂リフォームの補助金

風呂のバリアフリーリフォームには介護保険が適用される

風呂リフォームはバリアフリー仕様にした場合、一定の工事に対して国の介護保険による補助金がもらえます。
申請はキャリアマネージャーを通して自治体に行います。介護保険制度によるものであり期限はありません。

●要件
要支援1~2または要介護1~5認定を受けていること

●補助金の対象となるリフォーム
・手すりの設置
・床を滑りにくい床材に変える
・入りやすい高さの浴槽に変える
・3枚引き戸や折戸に変える、などです。

●補助金額
最大20万円までのリフォームに対して最大9割(18万円)
受ける人の収入によっては7割、8割までの場合もあります。

風呂バリアフリーリフォームの減税制度

高齢者および要支援・要介護認定者などがバリアフリーリフォームを行ったときに所得税から一定額を控除できる制度。

●減税の対象となるリフォーム
入浴または介助を容易に行うために浴室を広くする、またぎやすい高さの浴槽に替える、手すり設置などの工事が対象。また併せて行うそのほかのリフォーム工事も一定額まで対象となります。
現金で行うリフォームのほかローン利用のリフォームも対象になります。

●減税額
・控除対象限度額は200万円※(補助金を引いた額)で、控除率は10%。
・対象工事と併せて行うそのほかのリフォームも200万円が上限で、控除率は5%。
・上記を合わせて最大控除額は60万円。

※実際にかかった費用ではなく国交省が定める標準的な費用相当額

納税地の所轄税務署にて確定申告を行います。
工事証明書などが必要になるので、制度に詳しいリフォーム会社に相談しましょう。

期限は2023年12月31日
さらにリフォームをした翌年分の固定資産税も減額に。
家屋100m2相当分まで税額の3分の1が減額になります。

税制の詳細は国会の審議を経て決まります。

まとめ

最近のシステムバスは断熱性が上がっていて暖かく、ヒートショックの予防にもなる

風呂リフォームの費用は浴室のサイズとオプション、工法によって変わる

バリアフリー化する場合は、介護保険の補助金制度や、リフォーム減税制度を利用できる

リフォーム会社を探す
中古一戸建てを探す
中古マンションを探す
賃貸物件を探す
引越し見積もりをする
新築一戸建てを探す
注文住宅の会社を探す
新築マンションを探す
土地を探す
売却査定する
カウンターで相談する
ハウスメーカーを探す
工務店を探す
取材・文/林直樹 監修/柏崎文昭(甚五郎設計企画) イラスト/シュクヤフミコ
公開日 2022年03月02日
関連する最新記事を見る
住みたいエリアや購入価格からマンション・一戸建てを探そう!
住まいの種類
住みたいエリア
  • エリア
  • 都道府県
  • 市区郡
購入価格

お役立ち講座・個別相談のご案内無料

住まい選びで「気になること」は、人それぞれ。スーモカウンターのアドバイザーは、新築マンション選びと会社選びをサポートします。講座や個別相談を通じて、よかった!と思える安心の住まい選びをお手伝いします。
カウンターアドバイザー

住み替えサポートサービス

ページトップへ戻る