洗面所をおしゃれに、かつ使いやすくするにはどんな壁紙がいい?

洗面所をおしゃれに、かつ使いやすくするにはどんな壁紙がいい?

毎朝使う洗面所がおしゃれなら、一日を気持ちよくスタートできそう。その一方で、顔や手を洗う際につい水で汚れてしまいがちですよね。ではどんな壁紙を選べばインテリア性が高く・おしゃれに、かつカビや汚れに悩まされずに済むのでしょうか。リフォーム会社の東京ガスリモデリング リヴィングモア東京西店・丸山さんに教えてもらいました。

洗面所の壁紙は、どんな機能があればいい?

一番大切なのは拭き取りやすさ

最近は、さまざまな機能を備えた壁紙が豊富にあります。汚れが拭き取りやすい機能や、破れにくい機能、防カビ・防水性、消臭や調湿など多種多様な機能を備えた壁紙がラインナップされています。そんな中から洗面所に張る壁紙を選ぶ際にはどんな機能にこだわればよいでしょうか。「いろいろある機能の中でも、水やカビに強くて、汚れが拭き取りやすい機能があるといいでしょう」と丸山さん。

水まわりゆえ、調湿機能も備えたいという人もいるかもしれませんが「洗面所は洗面台などで壁の多くが隠れてしまう場所ですし、そもそも他の居室と比べるとたいていは広くありません。ちゃんとした調湿効果を望むのであれば、薄くてさほど面積のない壁紙の機能に頼るより、除湿機を置くなどほかの手段をオススメします」

汚れに強い花柄の壁紙の例
汚れに強い花柄の壁紙
汚れが落としやすく、臭いがつきにくい壁紙です。抗菌性に優れ、傷がつきにくいのも特徴(画像提供/サンゲツ)
テラコッタの床にコーディネートした例
床に合わせてコーディネートした壁紙
床のテラコッタと合わせてプロバンス風のインテリアに合う薄いオレンジ色の壁紙。よく見ると塗り壁のような模様が表現されています。防カビ機能付き(画像提供/サンゲツ)

防水性や防カビ性の壁紙でも色や柄はたくさんある

最近の壁紙は同じ色でも微妙に色合いや濃度が異なるものがたくさん用意されていたり、柄も豊富で、一見本物の木やタイルに見えるものなど素材感のバリエーションもふんだんにあります。その中にもさまざまな機能を備えた壁紙がいくつもあります。壁紙メーカー各社のカタログはホームページでも閲覧できる場合が多いので、一度チェックしてみてはいかがでしょう。ただし「あまり機能に固執すると好きな色や柄を選べないこともあるので、むしろ好みの色や柄を優先して選び、それに欲しい機能がついていればラッキー、くらいに考えておいたほうがいいでしょう」

木目柄を壁紙にした事例
洗面台の扉に合わせた木目柄の壁紙
洗面台の木目調の扉に合わせて木の板の柄を壁紙に採用した例。全体を茶系カラーでそろえています(画像提供/東京ガスリモデリング)
タイル調の壁紙の例
タイル調の壁紙
洗面台の後ろ側はタイル柄。よく見るとタイル1枚ごとに四隅が少し擦れているなどリアル感があります。本物のタイルなら目地にカビが出来やすいですが、これなら心配ありません。しかも防カビ機能付き壁紙です(画像提供/サンゲツ)
傷や汚れに強い壁紙
傷や汚れに強い壁紙
ウレタンコートが施されているので、表面が強く傷がつきにくい壁紙。汚れも落としやすく薬品などがかかっても汚れにくい壁紙です。カラーバリエーションや模様もたくさん用意されています(画像提供/サンゲツ)

壁紙以外にどんな壁材がある?

水を扱う洗面所ですから、調湿機能のある壁材を求めている人は多いと思います。先述の通り調湿機能のある壁紙もありますが、より高い効果を求めるなら下記のような調湿機能のある壁材がオススメです。

調湿や脱臭にも効果のある壁材
水拭きもできる多機能な壁紙
水拭きができて、調湿や脱臭機能のほか、ホルムアルデヒドなどの有害物質も低減させるという多機能な壁材。洗面所だけでなくあらゆる空間で人気です。色や柄、素材感のバリエーションもたくさんあり、選びやすい壁材です(画像提供/LIXIL)
調湿や消臭機能がある壁材
多機能と表情の両立ができる壁紙
調湿や消臭、抗菌防カビ機能がある壁材。左官工事の仕上げ方でさまざまな表情をつくることも可能です(画像提供/シリカライム)

水のかかりやすい洗面台の裏側の壁に、調湿効果のある壁材や水に強いホーローパネルを備える方法もありますが、壁の面積と洗面台とのバランス次第では、インテリアが微妙になることも……。そんな場合は下記のように別の水に強い素材を使う方法もあります。

タイルを鏡の横に貼った例
洗面所の鏡の横にタイルを貼付
鏡の横にタイルを貼った事例です。写真で白く見える部分は小さな鏡が1枚1枚貼られていて、きちんと姿を映してくれます。タイルの目地は汚れやカビが目立たないように色の入った目地にしています(画像提供/東京ガスリモデリング)

洗面所のインテリア性を高めるには?

テーマを決めて、洗面ボウルなどと合わせる

壁紙を決める前に、まずは洗面所のインテリアのテーマを決めましょう。これはリビングなど他の居室でも同じです。「テーマを決めるのが難しいと感じたときは、インテリアに精通している施工会社の担当者と相談しながら決めていくと、自然とテーマが決めやすくなると思います」

テーマが決まったら、それに合う洗面台を選び、その他置きたい収納やドアなどの建具を選んでから壁紙を決めるようにするといいでしょう。最近の洗面台は扉材のカラーバリエーションが増えていますが、それにも増して壁紙は色のバリエーションが豊富ですから、合わせやすいのではないでしょうか。その際に「洗面所という空間で使える色は3色、と決めて選ぶようにすると、空間の統一感を取りやすくなると思います」

ヴィンテージ感で統一した洗面所の例
ヴィンテージ感のある洗面所の壁紙
レンガ風の壁紙や濃淡の異なるグレー系の壁紙を使い、ヴィンテージ感のある洗面所に。洗面台からランプ、ドアや取っ手、壁に備えるスイッチのカタチまでこだわった例です(画像提供/東京ガスリモデリング)

暗い色でもメイクに影響はない

従来、洗面所の壁紙は白系が多かったせいか、暗い色の壁紙を張るとメイクがしにくいのでは?と思う人も少なくありません。特に今のLEDは顔を明るく、かつ自然な色合いで照らし出してくれるタイプがたくさんあります。そのため、壁紙の色の濃淡に影響される心配は不要です。「むしろ濃いダーク系の壁紙は、上品で落ち着いた雰囲気にしたいときにオススメです」

汚れたら張り替えるつもりで大胆に

ナチュラルなインテリアにコーディネートした例
インテリアに合わせた壁紙
淡い花が描かれている壁紙。防カビ機能付き(画像提供/サンゲツ)

先述の通り、他の居室と比べて洗面所の壁紙は張る面積が少なくなりがちです。そのため汚れがひどくなって張り替える場合でも、施工費用も他の居室と比べて抑えやすいと言えます。またタイルや珪藻土と比べても壁紙なら施工費用は安くすみます。「ですから洗面所の壁紙は本来冒険しやすい場所なのです」

お気に入りの壁紙を張った洗面所にすることで、一日が楽しく始められるはず。またゲストを招いた際に喜ばれたりすることもあるでしょう。無難にまとめるのではなく、まずは壁紙メーカーのカタログなどを見ながらどんな冒険が楽しそうか、イメージすることから始めてみませんか。

まとめ

洗面所の壁紙を選ぶ際は調湿機能より、デザインを優先する。

テーマを決めて洗面台や建具などと合わせて選ぶようにするといい。

比較的安く張り替えられるので、冒険をしてみましょう

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取材・文/籠島康弘 
公開日 2020年02月05日
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