首都圏マンション発売が7割増加 平均価格9年ぶり下落の理由は?

首都圏マンション発売が7割増加 平均価格9年ぶり下落の理由は?

首都圏で今年上半期(1月~6月)に発売されたマンションは1万3277戸と、
コロナ禍で供給が落ち込んだ前年同期と比べ77.3%増加した。
特に神奈川県や埼玉県は前年同期比2倍以上の大幅な増加となっている。
一方で都区部のシェアが5割強から4割強にダウンしたこともあり、
平均価格とm2単価はいずれも9年ぶりに下落した。(不動産経済研究所調べ)

新築マンション価格の動向(上半期)
ジュータコ先生とスマイカ君の住まいのQ&A
  • ジュータコ先生
    ジュータコ先生
    タコなのに、人間の住宅にやたらと詳しい未確認軟体動物
  • スマイカ君
    スマイカ君
    マンションに憧れ、いつかはマイホームをと妄想する。住メルイカ科
Q.マンション供給は回復したようだね
A.一昨年の水準に戻ったといえるぞ

ジュータコ:「一昨年の上半期は1万3436戸だったから、ほぼ同じ水準に戻ったぞ」
スマイカ :「コロナ禍の影響がなくなったのかな」
ジュータコ:「昨年の上半期は初めて緊急事態宣言が発出されて、新築マンションの販売も一時的に止まっていたからの」
スマイカ :「最近では在宅時間が長くなったせいか、マンション需要は堅調だよね」
ジュータコ:「特に郊外で需要が強まっており、神奈川県や千葉県は一昨年より多く供給されておるぞ」

Q.平均価格はこれからもっと下がるかな?
A.都区部のシェアが下がったのが要因だ

ジュータコ:「平均価格は都区部や千葉県で下がったが、神奈川県や埼玉県では上がっておる。全体の平均が下がったのは、都区部のシェアが51.3%から43.8%に下がったことが主な要因じゃ」
スマイカ :「都区部は供給が減ってしまうの?」
ジュータコ:「一昨年よりも増えておるから、減少基調というわけではないぞ」
スマイカ :「首都圏の下半期はどうなる?」
ジュータコ:「供給は前年並みの予測だ。年間では2年ぶりの3万戸台となるだろう」

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取材・文/大森広司
公開日 2021年09月07日
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