SUUMOでは災害時に求められる「住民の共助力」に関する実態調査を実施。1都4県の住民アンケートをもとに共助力のある街ランキングを発表した。ランキング上位には戦前から長く人が住んできた街や、古くからの分譲地などで、若者やファミリー層など幅広い世代が活発に交流している街が目立つ。(リクルート調べ。百年防災社監修)
調査時期:2021年1月~2月 1076駅を対象に調査
Q.共助力のある街ってどんなところなの?
A.災害時に助け合える知人が多い街じゃ
スマイカ :「どうやって共助力を調べたの?」
ジュータコ:「『近所に知り合いがいるか』『災害時に助
けるか』などを聞いて点数化したぞ。全体では、近所に知人がいる人は46.5%、知人を助けにいくと回答した人は24.7%じゃった」
スマイカ :「点数が高いほど共助力があるというわけだね」
ジュータコ:「1位の西登戸は閑静な住宅街じゃが、近くに大規模な集合住宅があり、神社の神輿など古くからの地域イベントが今も続いておる街だ」
Q.歴史のある街が多くランクインしてるね
A.若者から高齢者まで交流するのも大事だ
ジュータコ:「大磯や三崎口は高齢化が進んでいたが、朝市などのイベントや、起業家の誘致などで若者の流入も増えたぞ」
スマイカ :「駒沢大学は学生が多いし、大きな公園があって防災訓練なども活発だね」
ジュータコ:「最近のマンションは備蓄品など防災対策が充実しているケースが増えているが、いざというときは町内会など地域との共助も重要じゃ」
スマイカ :「自分が住む街で近所とのつながりを見直してみるのも大切だね」