2020年の近畿圏マンション供給はコロナ禍で前年比15.8%減となったが、2021年は18.5%増の1.8万戸に回復する予測だ。(不動産経済研究所調べ)大阪市でタワー物件のコンスタントな供給が続くほか、減少が続いていた神戸市でも供給が活発化すると見込まれる。在宅勤務が増加し、郊外で広めの住戸への需要も強まりそうだ。
近畿圏新築マンション供給戸数の推移
Q.大阪市は堅調な供給が続きそうだね
A.神戸市や京都市も供給が増えそうじゃ
スマイカ :「大阪市はタワーマンションの供給が続くのかな?」
ジュータコ:「うむ。神戸市もタワー物件が増えそうだ。京都市内では外周部で中規模物件の供給が活発化する見込みじゃ」
スマイカ :「その他のエリアはどうなの?」
ジュータコ:「兵庫県で物件の中・大規模化が進むなど、奈良県を除く全てのエリアで大幅な増加が予測される」
スマイカ :「価格はどうかな」
ジュータコ:「1m2当たりの単価が8年連続で上昇しており、今年も継続しそうだ」
Q.郊外エリアも供給が増えるの
A.テレワークの普及で需要が旺盛なのじゃ
スマイカ :「2020年はコロナ禍の影響で供給が減ったけど」
ジュータコ:「中心部ではホテルとの競合が薄れて、マンション用地の仕入れが再び活発になっておる」
スマイカ :「郊外では在宅勤務が増えて、広めの住戸の人気が高まっているようだね」
ジュータコ:「郊外のファミリーエリアは価格がリーズナブルなことも人気の要因じゃろう」
スマイカ :「中心部も郊外も物件供給が活発になれば、ニーズに合うマンションが探しやすくなるね」