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国土交通省がまとめた2020年1月1日時点の公示地価によると、大阪圏の住宅地は前年比プラス0.4%と3年連続の上昇となり、上昇幅も2年連続で拡大したことが分かった。大阪や京都の中心部では2ケタ上昇の地点があるなど高い上昇率となったが、京都市など一部では上昇が鈍化する動きも見られる。

スマイカ:「大阪市は上昇率が伸びているね」
ジュ―タコ:「24区のうち16区で上昇幅が昨年より拡大しておる。西区のほか福島区や中央区など中心部で特に高い上昇率じゃ」
スマイカ:「箕面市の標準地も3位に入っているね」
ジュ―タコ:「北大阪急行が2023年度に千里中央から箕面市まで延伸する予定なのが影響しているようだ。沿線では大阪大学の新キャンパスが来年開校予定で、人口流入も期待されておるのじゃ」
スマイカ:「上京区や下京区など中心部で住宅地の上昇率が縮小しているよ」
ジュータコ:「昨年までの上昇率が高かったので一服したようだが、5%~6%台の上昇が目立つ。東山区では昨年5.9%から6.2%にアップしたぞ」
スマイカ:「神戸市は上昇率が0.5%で少し低めだね」
ジュータコ:「兵庫県では大阪方面にアクセスしやすい阪神間エリアで上昇傾向が続いているし、尼崎市は上昇に転じておる」
スマイカ:「やっぱり利便性が重視されるね」