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国が全国のマンション管理組合を対象に行った調査によると、25年以上の長期修繕計画に基づいて修繕積立金を算出している組合が半数を超えた。また1戸当たりの修繕積立金の額も増加傾向が続いていることが分かった。ただ、段階的に積立金を値上げすることを前提としている組合も少なくない。マンションを適切に維持管理するためには、計画的なコスト負担が望まれる。

スマイカ :「長期修繕計画ってそもそもなぜ必要なの?」
ジュータコ:「マンションの外壁やエレベーターなどの共用部分を計画的に修繕して、建物を長持ちさせるためじゃ」
スマイカ :「なるほど。計画期間が短すぎると、必要な修繕工事をカバーできないかもしれないね」
ジュータコ:「毎月支払う修繕積立金は、長期修繕計画に基づいて金額を設定するのじゃ」
スマイカ :「きちんと計画する組合が増えて、積立金も増えているんだね」
スマイカ :「修繕積立金の平均が1万円以上って、少し高くない?」
ジュータコ:「築年が古いほど金額が高くなる傾向にあるからだ。築8年以内の場合の平均は8000円台じゃ」
スマイカ :「金額が低いと家計は助かるけど、修繕費用は足りなくならない?」
ジュータコ:「新築時のままだと足りない場合が多いので、段階的に増額する方式のケースが全体の4割以上ある」
スマイカ :「マンションを買うときには将来の積立金も確認が必要だね」