山口県　新築一戸建て（分譲／建売）　着工棟数トップ10社発表【2014年度】

公開日 2016年07月14日

山口県では着工棟数上位10社のうち、6社が県内や隣接県の会社

山口県はこんな街

本州の西端にある山口県。人口が多いのは県庁所在地の山口市ではなく、県の西端に位置する下関市。関門海峡を通る鉄道や道路で九州と結ばれているため、北九州市や福岡市に通勤・通学する人も多くいます。分譲住宅は県内各地で販売されていますが、多いのは下関市や岩国市、山口市、宇部市など。JR山陽本線沿線での分譲販売が多い傾向にあります。

山口県に新築一戸建て（分譲/建売）の建築会社は多くありますが、どのような会社が建てているのでしょうか。2014年度の着工棟数をもとに建築会社のトップ10社を紹介します。（住宅産業研究所調べ）

山口県　着工棟数が多い会社の特徴

新築一戸建て住宅を購入した人がどの建築会社の物件を購入したのか、着工棟数の多い会社を見てみると、山口県全体では上位10社中4社に積水化学工業、大和ハウス工業、タマホーム、ミサワホームといったハウスメーカーがランクイン。山口県内に本社がある会社では、エストラスト、エミアス、日環特殊、ファーストホームが入っています。大英産業は北九州市、トーシン住宅は広島市が本社です。

2014年度着工棟数トップ10社

山口県

エストラスト
エミアス
積水化学工業
大英産業
大和ハウス工業

タマホーム
トーシン住宅
日環特殊
ファーストホーム
ミサワホーム

出典：住宅産業研究所(2014年度調査)
※社名50音順　同率順位含む

山口県で新築一戸建ての着工棟数が一番多い都市は下関市。着工棟数が多い大英産業は北九州市に本社があり、下関市や山陽小野田市で新築一戸建てを分譲販売しています。下関市に本社があるエストラストは、建売の一戸建てを「ガーデンフォーラス」シリーズを下関市、防府市、山口市などで分譲。エミアスは新築住宅から中古住宅、宅地販売など幅広く手がける会社。日環特殊は「ポラハウス」のブランド名で新築住宅を分譲しています。そのほか、上原不動産も下関市に本社を置いています。

山口市では、トップ5社のうちハウスメーカーは大和ハウス工業とタマホームの2社で、ほかには県内外に本社を置くビルダーがランクインしています。エストラストは下関市に本社を置き、下関市、防府市などで新築一戸建て住宅の分譲販売を行っています。同じく下関市に本社があるエミアスは、下関市、山口市、防府市、宇部市などを中心に新築から中古住宅、宅地など幅広く手がけています。ファーストホームは防府市に本社がある木造の工法を扱っています。

下関市