住宅公園とは ~住宅展示場とは違う?どんなイベントがある?

住宅公園とは ~住宅展示場とは違う?どんなイベントがある?

家づくりの情報収集に住宅展示場に行こうと思い、ネットで検索したら「住宅公園」というものを発見。住宅展示場と何が違うのだろう?家づくりの時期は決めてないけど見学したりイベントに参加してもよいの?などの疑問を、住宅展示場を企画・運営しているサンフジ企画・本社営業開発本部の方に教えて頂きました。

住宅公園とは?住宅展示場と何が違う?

住宅公園は、複数のモデルハウスが見学できる住宅展示場のこと

よく見聞きする「住宅展示場」は、複数のモデルハウスが建つ「総合展示場」と、モデルハウスが1棟のみ建つ「単独展示場」に分けられます。

総合展示場は、企画・運営会社によって様々な名称を付けられており、住宅公園はその1つになります。つまり、住宅展示場の別称で、他には、ハウジングプラザ、ハウジングステーションなどもあります。

「当社では、公園に行くように気軽に訪れて欲しいという思いから、多くの住宅展示場を『住宅公園』という名称で企画・運営しています。どの住宅公園も、ゆったりとしたスペースに複数のモデルハウスが建っているので、じっくりと見学して頂くことができます」(サンフジ企画 本社営業開発本部。以下同)

住宅公園のイメージ画像
複数のモデルハウスを一度にチェックできるのが住宅公園のメリット(写真提供/サンフジ企画)

コンセプトを設定した住宅公園も多い

住宅公園の中にはテーマを設定し、テーマに沿ったモデルハウスを複数見学できるところもあります。

「弊社ではその地域の特徴や住宅のトレンドをテーマに反映させていることが多いですね。

例えば、錦糸町住宅公園は、周辺が不燃化特区(※)に定められた地域が多いため、防災をテーマに耐震・耐火・エコロジーに特化したモデルハウスを見学できます。

『モデルハウスは大き過ぎるので、現実的なサイズの家が見たい』という声に応えて、王子住宅公園は敷地面積35坪、ハウジングプラザ三鷹・第二会場は敷地面積約40坪としており、現実的な住まいづくりを提案しています。

豊洲まちなみ公園は、全棟が近年のトレンドであるスマートハウス仕様になっています。各モデルハウスで、太陽光発電や蓄電池、HEMS、エネファームなどをご覧頂くことができます」

※東京都のJR山手線外周部の中心には木造住宅密集地域が広範に分布しており、首都直下地震が発生した場合に地震火災など甚大な被害が想定される。「不燃化特区」とは、これらの木密地域のうち、特に重点的・集中的な改善を指定した地区のこと

錦糸町住宅公園の画像
防災がテーマの錦糸町住宅公園では、2階建から7階建のモデルハウスが見学できます。多層階のモデルハウスが複数棟ある展示場は全国でも珍しいそう(写真提供/サンフジ企画)
王子住宅公園の画像
王子住宅公園では、敷地面積35坪という限られた敷地を最大限に活かした都市型住宅を見学できます(写真提供/サンフジ企画)

総合住宅展示場にはセンターハウスがある

複数棟のモデルハウスが立つ総合住宅展示場には、必ずセンターハウスがあります。

「センターハウスとは管理棟のことで、展示場によってはインフォメーションセンター、センタースクエアなどと呼びます。ここには展示場の会場案内図やイベントガイドなどが用意されており、休憩コーナーやキッズスペースがある場合もあります。必ず誰か常住しているので、分からないことを質問したりすると良いでしょう」

浜田山住宅公園のインフォメーションセンターの画像
浜田山住宅公園の管理棟である「インフォメーションセンター」。管理棟は、多くの住宅展示場で分かりやすい場所にあります(写真提供/サンフジ企画)

単独展示場にも様々な名称が付いている

一方、モデルハウスが1棟のみ建つ単独展示場でも、様々な別名が付けられています。名前はそのモデルハウスを端的に表しているケースが多く、例えば、街中にある場合には街角展示場や街中モデルハウス、広さがコンパクトな場合はリアルサイズ展示場などがあります。

住宅展示場は予約なしで行っても大丈夫?

基本的に大丈夫だが、予約が必要なケースも

住宅展示場の訪問やモデルハウスの見学は、基本的に予約なしでも訪問できます。ただ現在は、新型コロナウイルス感染症を考慮し、予約訪問を推奨している展示場・モデルハウスが多いです。

「室内で実施する対面型のセミナーや相談会は、密を避けるために予約を推奨しています。予約をして頂いた方がスムーズにご案内できますので、予定が分かっている場合には予約をおすすめします。

また、現在は休止していますが、都心のホテルなどで住宅関連のセミナーを行い、そこから貸し切りバスでモデルハウスを見学するイベントは、座席数の都合で必ず予約が必要になります。このイベントはとても盛況だったので、状況が落ち着いたら再開する予定です」

浜セミナーのイメージ
住宅展示場主催のセミナーや相談会では、資金計画の立て方や建て替えの進め方、二世帯住宅や相続などについて学べます(写真/PIXTA)

イベントは気軽に参加してみよう

住宅展示場では、主に週末に様々なイベントを実施しています。

「人気があるのがヒーローショーやタレントのトークショー、キッチンカーの来場などですが、お客様が多く集まってしまうため、コロナ禍の現在は休止か規模を縮小して実施しています。これらのイベントは基本的に予約不要なので、気軽に参加してください。また、イベント参加中にふと目に留まったモデルハウスがあれば、遠慮せずに訪問してください」

住宅展示場を上手に使うメリットやコツは?

広さ、質感、香りなどを体感して家のイメージをつくる

現在、インターネットでは家づくりに関する情報が溢れています。バーチャルで体験できるモデルハウスも増えていますが、実際に足を運んで見学するメリットはどのような点でしょうか。

「実際の広さ、素材の質感、木の香り、最新設備の使い勝手の良さなどは、バーチャルで分かりにくい点なので、是非モデルハウスで体感して頂きたいと思います。また、断熱性や気密性、空調の心地よさもモデルハウスで体験して頂きたい点ですね。梅雨でジメジメしているとき、夏の暑いとき、真冬の寒いときなどは、特に“今住んでいる家との違い”を感じられるでしょう」

会社や営業担当者との出会いを楽しむ

最近は、事前に見学したいモデルハウスを決めてから、住宅展示場に来る人が増えているそうです。

「当社の調査では、住宅展示場来訪時の平均見学棟数が数年前まで3社程度だったのですが、最近は1.5社程度となっています。見学先を決めて来場されるのも良いですが、もし時間が許すなら、見たいモデルハウスを体感したあとに他のモデルハウスにも是非立ち寄って頂きたいと思います。

というのは、インターネットでは気付かなかったハウスメーカーやモデルハウスを見学したら、とても好みに合っていたという話を聞くことがあるからです。営業担当者との出会いも同様で、たまたま入ったモデルハウスで担当者と話が弾み、その会社を選ぶというケースもあるようです

ハウスメーカーや営業担当者とは長いお付き合いになるので、相性が良いことはとても重要です。気軽に多くのモデルハウスを見学してみることをおすすめします」

モデルハウス見学のイメージ
時間が許す限りモデルハウスを見学し、ハウスメーカーや営業担当者との出会いを楽しむのも良いでしょう(写真/PIXTA)

センターハウスも活用しよう

どのモデルハウスを見学するか迷ったときは、センターハウスに行ってみましょう。

「センターハウスには、見学できるモデルハウスの工法、階数、特徴などがまとめられた一覧表が用意されているので、見学の参考にしてください。住宅関連商品が展示されているセンターハウスもあるので、家づくりの情報収集に役立てましょう。

タイミングによりますが、キッズルームでお子様を短時間預かってくれるセンターハウスもあります。ご夫婦だけで見学したい方は、上手に活用して下さい。また、広い住宅展示場なら、見学の合間の休憩スペースとして利用できます」

西東京・小平住宅公園の画像
西東京・小平住宅公園のセンターハウスでは、フランスベッドや東京ガスの商品を見ることができます(写真提供/サンフジ企画)

アンケート等への記名はする方がベター

モデルハウスやセンターハウスに訪問すると、記名を求められることがあります。

「記名をためらう人は多いのですが、営業担当者が何度も電話をしたり、ご自宅に突然訪問するなどの営業をする大手ハウスメーカーはほぼありません。会社にクレームが入ったりSNSで書かれたりすることは避けたいですし、大手ハウスメーカーは勤務時間を厳しく定めているので、昼夜を問わずに営業活動を行わないはずです。それでも不安な方は、記名の際に『電話は困ります』『自宅には来ないでください』など書き添えてください。」

賢く活用して、スムーズな家づくりを

平日は訪問前に営業チェックを

住宅展示場は、基本的にゴールデンウィークや夏休み期間、元旦以外の年始も営業しています。その代わりに平日に休業することがあります。

「平日の火曜日と水曜日にお休みをすることがあるので、火、水曜日に訪問する際は、電話などでチェックすることをおすすめします。平日は週末と比べると来場者が少ないので、ゆっくりと見学できますし、営業担当者とも話をしやすいと思います」

また、モデルハウスを見学するときにチェックしたいのが、予算との兼ね合いです。キッチンやシステムバス、フローリングや外壁材など、どの程度のグレードの設備や建材が使われているのか、営業担当者に聞いてみるとよいでしょう。

モデルハウスを案内してもらうイメージ
訪問者が比較的少ない平日の方が、営業マンにゆっくりと案内してもらえることが多いです(画像/PIXTA)

見学後に家族で話し合うことが大事

見学したモデルハウスのカタログや、センターハウスでもらった資料などを見ながら、どのような家を建てたいか、もっと詳しく知りたいことは何かなどを家族で話し合いましょう。話し合った内容を元に、気になるモデルハウスに再訪すると、話もスムーズに進みやすくなります。

住宅展示場は様々なハウスメーカーのモデルハウスをリアルに体感できるうえ、営業担当者との相性もチェックできる場所です。賢く活用して、希望通りの家を建てましょう。

まとめ

住宅公園とは、複数のモデルハウスが見学できる住宅展示場のこと。その地域の特徴や住宅のトレンドを反映させたコンセプトを持つ住宅展示場も多い

住宅展示場の訪問に予約は不要だが、予約した方がスムーズに案内してもらえるケースも

イベントの参加も基本的には予約は不要だが、セミナーや相談会によっては予約が必須な場合もある

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取材・文/山南アオ 
公開日 2021年12月22日
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