玄関の収納アイデアを収納王子コジマジックさんに聞いてみた【実例付き】

玄関の収納アイデアを収納王子コジマジックさんに聞いてみた【実例付き】

靴だけでなく、傘などの雨具、ベビーカー、子どもの砂遊びグッズ……さまざまなモノがあふれる「玄関」は、収納の大きな困りどころのひとつ。そこで、収納のプロであり二児の父でもある収納王子コジマジックさんに、玄関収納の基本的な考え方と実践テクを教えてもらった。また、家を建てた先輩たちの実例も紹介するので参考にしよう。

玄関に「何があると便利か」を考える

靴以外にも、玄関に置きたいモノはたくさん

「玄関収納というと、靴を収納するところと思っている人が多いようです」とコジマジックさん。ところが実際は、「玄関の土間部分を掃除するグッズであったり、防災セットであったり、小さな子どものいる家だとベビーカーであったり……玄関に収納できると便利なモノは、意外とたくさんある。それらの収納場所をどうするのか、しっかり考えましょう」

玄関に収納できると便利なモノは、家庭によってそれぞれ。

ウォーターサーバーのボトル

「例えば、ウォーターサーバーのボトルのストック。業者さんは1階までしか運んでくれないので、2階にLDKがある家などでは、玄関に山積みになっているケースが多いんです。パパが帰ってくるまでの仮置きのつもりが、パパも仕事終わりでお疲れですから、どんどんたまっていくんです(笑)」

ウォーターサーバーのイラスト
ウォーターサーバーのボトルなどは玄関に溜まりがち(写真/PIXTA)

ダンボールゴミなど

玄関に大きなモノの仮置きスペースがあると、このような水のストックのほか、「例えばダンボールゴミの収集日までの仮置きなど、さまざまな用途で使えると思います」

ダンボールゴミの写真
ゴミの収集日まで玄関に仮置きをしている家庭も(写真/PIXTA)

外でのスポーツのバッグなど

また、子どもが外でのスポーツをするようになったら、「スポーツ用品のバッグなども玄関収納に置けるといいですよね。外でのスポーツ用品を持ち込むと、家の中が砂だらけになってしまいます。玄関の土間と続く玄関収納に置き場所があれば、掃除もラクになるはずです」

サッカーボールとシューズの写真
屋外スポーツのグッズは室内に持ち込みたくないという声も(写真/PIXTA)

電動自転車のバッテリー

もうひとつ、コジマジックさん夫婦ならではのアイテムも。「うちは夫婦とも電動自転車に乗るので、現在建築中の新居では(取材当時)、その充電器を収納できるよう計画しています。自転車のバッテリーって意外と重いので、しゃがんでコンセントに差すというのは大変。わが家では手が届きやすい位置に、充電用のコンセントを合わせてつくることにしました」

電動自転車のバッテリーの写真
意外と指定席がないケースも多い電動自転車のバッテリー(写真/PIXTA)

このように、自分たちの暮らし方に合わせて置き場所を考えることがポイント。参考例として、SUUMOカウンターを利用して家を建てた先輩たちの実例を紹介しよう。

実例1:コート、アウトドアグッズなどが収納できる玄関

シューズクロークとコートクロークのある玄関
(写真/上條泰山)

Hさんの家。玄関には土間続きのシューズクロークと、玄関ホールにコートクロークを設置。花粉症なので、家の中にコートを持ち込まずに済むのが助かっているそう。また、夫の趣味がアウトドアなので、必要なモノをまとめたバックパックも収納している。

間取り図
注文住宅実例の間取り

実例2:ベビーカー、子どものおもちゃが収納できる玄関

ベビーカーや自転車が置ける玄関
(写真/相馬ミナ)

Sさんの家。玄関の土間部分を広げて、奥まで収納スペースに。靴や傘のほかにも、ベビーカーや子どものおもちゃなどをたっぷり収納できて便利。

間取り図
注文住宅実例の間取り

実例3:自転車が収納できる玄関

自転車が置ける玄関
(写真/河原大輔)

Tさんの家。趣味の自転車を置くスペースを確保するため、玄関の隣にある階段下のスペースを有効活用。

玄関収納は「動線」もセットで考える

通り抜けられる「ウォークスルー型」が便利

玄関にさまざまなモノの置き場所を考えると、大きめのシューズインクロークなどになるケースが多いが、「特に大きなシューズインクロークほど動線が大事です」とコジマジックさん。

大容量の広いシューズインクロークほど「行き止まりができやすく、その部分に何をしまったのか忘れてしまいがち。ところが、出入口が2つあるウォークスルー型にすると使い勝手がぐんと良くなります」

このウォークスルー型の収納スペースを活かし、玄関とキッチン、玄関とガレージなどを結ぶプランも人気。ここ数年で家を建てた先輩たちの実例を紹介しよう。

実例4:家族用・来客用と2WAY動線のウォークスルー収納

シューズクロークのある玄関
(写真/河原大輔)

Dさんの家。シューズクロークが丸見えにならないよう、デザイン壁を設置。来客は玄関からまっすぐホールへ、家族はデザイン壁の裏手に回り、ここで靴を脱いで収納して室内へと移動するので、玄関に靴が散らかった状態になるのを防ぐ。デザイン壁の裏にはシステム収納棚を取り付け、靴のほか時計やバッグも置き、お出かけ動線をスムーズに。

間取り図
注文住宅実例の間取り

実例5:キッチンとつながるウォークスルー収納

シューズクロークのある玄関
(写真/相馬ミナ)

Aさんの家。玄関ドア(写真左手)からシューズクロークを通ってキッチン(写真右手)へと抜ける動線は、家族だけが使用する裏動線。来客は玄関ドアを開けて正面のリビング・ダイニングにすぐ通すことができる。

間取り図
注文住宅実例の間取り

実例6:ガレージへとつながるシューズインクロゼット

シューズクロークのある玄関
(写真/長澤力)

Iさんの家。玄関とガレージをつなぐ場所には、大型のシューズインクロゼットを採用。そのため、靴はもちろん雨具、コートなどをしっかりとしまうことができる。また、扉で隠す収納ではないので、どこに何をしまったのか一目瞭然。

玄関収納は「掃除のしやすさ」も重要に

砂が溜まりやすい場所だから「土間」が基本

玄関収納は玄関と同じ土間続きに設ける場合と、室内(玄関ホール)に設ける場合があるが、「靴やスポーツバッグなど砂が落ちるものは、基本的に土間に収納しましょう。土間は、水をまいて掃除がしやすいよう、床から壁に少し立ち上がりをつけるのがオススメです」

玄関収納に収納するモノ、家の中での動線、収納スペースの建材など、すべてにいえることは、自分たちのライフスタイルを考えた収納プランにすること。今の暮らしはもちろん、将来の暮らしも想定してプランニングしよう。

まとめ

玄関に「何があると便利か」を考え、置き場所を確保する

通り抜けられる「ウォークスルー型」が便利

砂が溜まりやすい収納場所だから床は「土間」が基本

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取材・文/前川ミチコ
公開日 2020年05月21日
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