「内装デザインにこだわりたい!」素敵なインテリアに仕上げる依頼のコツ、どこまで工事でお願いできる?

「内装デザインにこだわりたい!」素敵なインテリアに仕上げる依頼のコツ、どこまで工事でお願いできる?

せっかく家をつくるなら、かっこよく、デザイン性の高い素敵な家を目指したい!でも、あらためて考えてみると、建築会社のプランナーにお願いできる内装の範囲ってどこまで?どう依頼したら素敵に仕上げてもらえる?そんなコツをブル―スタジオの石井さんに聞いてみました。

家づくりで「内装」と言ったら、どこまで含まれる?

「内装」とは、家の中の床、壁、天井、間仕切り、ドアなどの建具、住宅設備など一式です。基礎や構造、屋根以外は、ほとんどが内装に含まれます。マンションのリフォームは、躯体の内側の工事。したがって、全てが内装工事となる、と言えばイメージしやすいでしょうか。

例えば、
・ドアの色の塗り変え
・使い勝手のよい収納
・変則的な形のキッチンの造作
・子ども部屋の仕切りを兼ねた2段ベッド
・ハンモックのフック
・ボルダリングを楽しむためのクライミングウォールを設置する

のも内装の範囲です。

特殊な依頼は、建築会社のプランナーによりできる範囲が違うかもしれませんが、基本的には予算に合わせてできる限りの希望をかなえてもらえるでしょう。

しかし、内装の範囲に含まれそうなカーテンや一部の照明器具については、建築会社のプランナーからの最初のプラン提案と概算見積もりには含まれていないのが一般的なので注意しましょう。これらは意外と費用がかさむので、別途予算を取っておき、自分で早めに選んで建築会社のプランナーに伝えたり、品物を渡すとよいでしょう。施主が設備や建材を用意することを「施主支給」と言いますが、施主支給品は、基本的に建築会社のプランナーの保証の範囲に入らない点も知っておきましょう。また、海外から取り寄せるものや受注生産するものは、手元に届くまでに時間がかかるので、早めに手配するのがオススメです。

なお、カーテンやデザイン照明も含めたインテリアの提案が得意な会社もたくさんあるので、可能な場合は合わせて相談するのも手です。住宅ローンを使う場合は、建築会社のプランナーを通して手配することでインテリアづくりにかかった費用を住宅ローンに組み込めるというメリットもあります。

照明の写真
照明はインテリアの華。こだわりの照明器具は施主が自分たちで探すことも多く、内装工事見積もりに入っていないことが一般的なので確認を(画像/PIXTA)

内装工事、依頼のコツは?

家づくりのプランは、まずは自分たちのことや予算、好みの雰囲気などを建築会社のプランナーに伝えるところからスタートします。

依頼のコツは、
平日・休日のそれぞれの時間帯で家族がどのように家で過ごすか、今の家の住み心地で解消したい不満などを伝えることです。

新築する場合は、今の家の不満を伝えても仕方がないと考える人もいるかもしれませんが、それがプランのヒントになり、その不満が解消された新居は満足感がグッと上がるので、とても大切な情報です。専門的な知識を披露する必要はなく、自分たち家族の雰囲気や好みが伝わるよう、しっかりコミュニケーションをとることを心がけましょう。基本的に家は長く住むものですから、インテリアは一時の流行を追うよりも、ずっと変わらない好きなものを軸に伝えていくのがオススメです。

建築会社のプランナーからのプランと概算見積もりの提案には、間取りや設備に加え、基本的なインテリアの提案も含まれるでしょう。その提案を、一つひとつ住まう者として満足が行くものか検討してプランを完成させていきます。

素敵な内装にするには、どこに注目するべき?

素敵な内装に仕上げるには、いくつかポイントがあります。限られた予算で満足度を上げるには、プランにメリハリをつけることも大切です。

(1)空間の凹凸のバランスを整える
建具の高さ、壁や天井の凸凹の位置をなるべくそろえ、照明の配置のズレなどを避けると、統一感のある、スッキリと整った空間になります。

(2)家具も含め、目に入る空間のインテリアのトーンをそろえる
家具選びも早いタイミングで検討を進め、トータルでインテリアを考えることが大切です。家具のサイズがわかれば、ピッタリのレイアウトでプランが検討でき、収まりのいい空間に。なお、リビング、寝室、子ども部屋など仕切られた空間ごとに色味やテーマは変えてもよいですが、目に入る範囲のトーンはそろえるのが鉄則です。

(3)コストをかけるなら、質感に差が出る床にこだわりを
広い面ほどインテリアへのインパクトが大きいので、コストのメリハリをつけるなら床は頑張りどころ。特に目にする人が多く、過ごす時間が長いリビングはこだわりたいもの。選ぶ素材や張り方によって高級感や雰囲気が変わる上、コスト的にも差が出るので、しっかり相談しましょう。

むくの床の写真
無垢の床は、見た目の質感などデザイン面はもちろん、手触りの良さや調湿性などメリットは多い(画像/PIXTA)

(4)目が行きやすいところに遊び心をプラス
建具の取っ手や照明のスイッチ、照明機器は空間のアクセントになり意外と目立つものです。1つ2つならさほど大きな金額にならずにおしゃれ度をグッとアップしてくれるので、リビングまわりはこだわるといいかも。雑誌等で気に入ったインテリアパーツの写真を見せながら建築会社のプランナーに相談すると、素材を探してもらえることもあります。

ドアノブの写真
取っ手などのパーツは、後から自分で付け替えることができるものが多いが、特にアンティークはプロに相談して取り入れたほうが安心(画像/PIXTA)

(1)(2)は空間づくりの基本的な整え方、(3)(4)はコストのかけどころといった感じで覚えておくと良いと思います。

内装工事でこんな仕上がりもかなえられる!施工実例を参考にしよう

快適な住み心地をかなえる内装工事。一歩ブラッシュアップして、自分たちらしい暮らしのカタチをつくってみませんか。そんな住まいを実現した、先輩たちの家を参考に見てみましょう。

お気に入りのアートを引き立てる家

「今まで仕舞っていたアートコレクションをいつでも愛でられるように」という要望からインテリアプランを立てた。壁の収納は、ポスターやビンテージ小物など、ひとつひとつのアートに合わせてサイズを決めていったオリジナル。トイレットペーパーという日用品の収納までもアートを楽しむ気持ちに寄り添ったプランに。

リビングの写真
ダイニングの写真
トイレの写真
「仕舞いたいもの」がはっきり伝えられれば、ジャストサイズでの造作も依頼できる(設計、画像提供/ブル―スタジオ)

異素材の組み合わせが楽しい、真ん中に中庭がある家

愛猫や植物の世話など「育てること」が大好きな妻の過ごし方に合わせて内装をプランニング。バルコニーから家の中のくつろぎスペースへの動線は、タイルを張って中庭風に。バルコニーで育てた野菜や観葉植物など土が付いたものを運んでも気にならない。鮮やかなブルーは、インテリアのアクセントとしても映える。

タイル床のあるリビング写真
タイル床のあるリビング写真
タイル床の写真
さまざまな模様が描かれた遊び心のあるタイル床。床や壁の一部に違う素材を使うデザインもオーダー次第でかなう(設計、画像提供/ブル―スタジオ)

さまざまな仕掛けで体を動かしたくなる家

「キッチンを中心に家族の顔が見渡せる」という要望から、家の中心に馬蹄型のキッチンを造作。空間の仕切りは素通しの本棚で緩く設け、常に家族の様子が見えるようになっている。「体を動かしたくなる家」という要望は、段差のあるインナーテラスやのぼり棒、ハンモックを設置してかなえた。

システムキッチンの写真
ハンモックの写真
のぼり棒の写真
既製品のシステムキッチン以外にも選択肢があることは意外と知られていない。要望は自由な発想で伝えていい(設計、画像提供/ブル―スタジオ)

仕事、趣味、愛犬……段差の妙で自在な居場所をかなえた家

リビング奥の空間を縦方向に活用し、上からワークスペース、ゲームなど趣味を楽しむくつろぎスペース、愛犬のためのスペースと、目的に合わせて居場所を分けるレイアウトに。空間に暮らしを合わせるのではなく、暮らしに空間を合わせてプランすることで、家族がのびのびと過ごせる家となる。

趣味を楽しむくつろぎスペースの写真
リビングの写真
完全に空間を分断しないレイアウトは、空間にゆとりを生む(設計、画像提供/ブル―スタジオ)
まとめ

内装は、家の中のほとんど。遊び心のあるプランも相談次第でかなえられる

自分たちの暮らしを振り返り、いつ、どのように過ごすための空間かを考え、好みの雰囲気を伝える

見える範囲のインテリアのトーンをそろえるなどポイントを押さえて素敵なデザインを目指そう

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取材・文/竹入はるな
公開日 2020年04月28日
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