注文住宅 3000人の家づくり体験談 2016【契約・工事までの流れ編】

注文住宅 3000人の家づくり体験談【契約・工事までの流れ編】

どれくらいの期間がかかるの?どうやって情報収集するの?多くの人にとってはじめての家づくりは、わからないことだらけ。そこで、家づくりを思い立ってから工事までの流れを先輩たちのデータとクチコミを見てイメージしよう

Q. 何歳で家を建てた?

A. 平均37歳

A. 平均37歳

多くの人が子育て中に家づくりを検討すること、退職までに住宅ローンを完済できる資金計画を立てることなどから、30代半ばで家づくりを始める人がボリュームゾーンとなるようだ。

先輩たちの声
  • 24歳:まだ結婚したばかりで子どもがいないときに建てたので、将来子どもができることを想定した間取りにした(24 歳・女性)
  • 30歳:自己資金もそこそこあり、35年ローンで無理なく借りられた。一番いいときに建てられたのではと思う(30歳・男性)
  • 41歳:若いときに建てるより、社会経験などにより知識が増えた状態で、将来のことも考えて建てることができた(41歳・男性)

Q. 家を建てようと思ったきっかけは?

A. 一戸建て願望がもともと強かった人が多々

A. 一戸建て願望がもともと強かった人が多々

もともと「いつかは一戸建てに」と考えて、長期的な計画を立てていた人が最も多いという結果に。実家が一戸建てだったから当たり前と思っていた人や、逆にマンションだったので一戸建てに憧れていたという人も。

先輩たちの声
  • いつかは一戸建てに住みたかったから:夫婦ともに実家が一戸建てで、将来子育てするなら環境の良いところに注文住宅をと考えていたため(35歳・女性)
  • 子どもが成長して走り回るようになったから:隣や階下の住人たちに気を使う生活にストレスを感じており、一戸建てに住みたい気持ちが高まった(37歳・女性)

Q. 建てる前の住まいは?

A. 一番多いのは賃貸アパート

A.一番多いのは賃貸アパート

「賃貸アパート」「賃貸マンション」の2つで5割以上を占める。結婚するとき、いずれはマイホームをと考えて、賃貸住宅で新婚生活を始めたというコメントも見られる。家賃を安く抑えて貯蓄に回していた人もいるようだ。

先輩たちの声
  • 賃貸アパート:結婚後2DKのアパートに住んでいたが、子どもが生まれて手狭に。また、周囲に音が響くのも気になった(31歳・女性)

Q. 注文住宅にした決め手は?

間取りが自由に決められる魅力を上げる人が多数

間取りが自由に決められる魅力を上げる人が多数

注文住宅で家を建てることを選んだ人は、家族構成による必要な部屋数の違いや、趣味やこだわり、好きなデザインなどの要望をかなえるために「間取りが好きに決められる」ことを最大の決め手とすることが多い。

先輩たちの声
  • 子どもが3人で5LDKが必要だった。建売住宅は4LDKが多いので間取りが自由な注文住宅に決定(39 歳・女性)

Q. 家づくりにかかった期間はどれくらい?

A. 平均15カ月

A. 平均15カ月

情報収集をスタートしてから家ができるまでにかかった期間は平均15カ月。ただし実際は半年くらいの人や、2年以上かかる人もいるなど、人それぞれだ。情報収集、会社選び、プランニングなどにかける期間は個人差が大きい。

先輩たちの声
  • 19カ月:住宅展示場を回るなどの情報収集に半年くらいかかった。その代わり、自分たちの要望を明確にできた(40歳・男性)

Q.どうやって情報収集した?

A.段階や目的によって、使い分けると吉

段階や目的によって、使い分けると吉

情報源は、段階や目的によって使い分けると効果的。まずは情報誌で幅広く情報を得て、詳しい情報はインターネットで、興味をもった会社はモデルハウスやイベントへ行ってみよう。

先輩たちの声
  • モデルハウス:実際に見るのが一番と思い、モデルハウスを見学。防音や断熱性能など細かいところまでわかって良かった(32歳・男性)

Q. 建築会社のイベントは何件行った?

A. 平均3.2件

建築会社によっては、工事中の家を見る構造見学会、完成済みの家を見る完成見学会などのイベントや相談会を開催しているところも。先輩たちも平均3.2件のイベントに足を運んでいる。まずは気になるイベントを探そう。

先輩たちの声
  • 4件:完成見学会に4件行った。住んでいる人の住み心地などいろいろな意見が家づくりの参考になった(33歳・女性)
  • 7件:写真撮影可のところは、どんどん写真を撮り、取り入れたいと思った理由などを記録しておいて役立った(35歳・女性)

Q. カタログや資料請求は何件した?

A. 平均3.9件

情報誌などを見て興味をもった会社には、資料請求するのが一般的。資料(カタログ)を見ることで、その会社が得意としている家のデザイン、工法・構造における特徴、家づくりに対する企業姿勢などがわかる。

先輩たちの声
  • 4件:カタログに載っている事例を見て、最新の間取りの傾向がわかったし、内装・インテリアの参考になった(35歳・女性)
  • 7件:気になる会社にはまず請求。カタログで各社の雰囲気を比較できたし、イベント情報もゲットできた(29歳・女性)

Q. 行ってよかったイベントは?

完成見学会が圧倒的多数

完成見学会が圧倒的多数

実際に一般の家族が建てた家を案内してもらう「完成見学会」と、建築会社のアイデアが詰まった「モデルハウス」の満足度が高い。完成後に壁に隠れてしまう構造部分を見る「構造見学会」は各社の技術の違いが見られる。

先輩たちの声
  • 同じような家族構成の人が建てた実際の家を見て、直接話を聞いた。共感できること・得るものが多かった(34歳・女性)

Q. 新居の敷地面積はどれくらい?

A. 50坪~70坪未満がボリュームゾーン

A. 50坪~70坪未満がボリュームゾーン

敷地面積の広さは、建てられる家の広さと必ずしも比例するわけではない。土地ごとに用途地域が決まっており、建ぺい率・容積率の上限が、敷地面積の何%までと制限されている。購入時はこれらの上限についても確認を。

先輩たちの声
  • 75坪:敷地面積は広いが、第一種低層住居専用地域で建ぺい率が40%だったので、予想よりも無駄が多く出た(38歳・男性)

Q. 購入した土地はどんな形?

A. 整形地が約8割

A. 整形地が約8割

形の整った整形地は人気だが、高額で手に入りにくいことも。変形地や傾斜地などは、間取りに制限が出やすいが、設計の工夫により土地形状を活かして快適に暮らすことができ、価格も手ごろなことが多い。

先輩たちの声
  • 変形地:安く手に入ったし、変形して使いづらい部分は花壇にできた。緑豊かになり、ゆとりが感じられて良かった(28 歳・女性)

Q. 土地探しはどのようにした?

頼りになるプロの声を聞くことが、納得いく土地探しの近道に

頼りになるプロの声を聞くことが、納得いく土地探しの近道に

建築会社によっては土地探しから相談に応じてくれるところも。土地購入前にその土地を見てもらえば、どれくらいの規模の家が建てられるかも教えてくれる。また土地・建物を一本の住宅ローンにまとめる場合もスムーズ。

先輩たちの声
  • 建築会社と探した:土地の形に合わせてさまざまなプランを提案してくれたので、選択肢を狭めずに土地を探すことができた(30歳・女性)
ここは押さえよう!土地条件を活かすコツ
四角い土地がいい土地とは限らない。注文住宅なら、プランの工夫次第でその土地の特徴を活かし、ユニークかつ快適な家をつくることも可能だ。土地購入前に建築会社に相談を。
>> 土地のカタチをいかして、魅力的な間取りをつくろう

Q. 建築会社の担当者には何人に会った?

A. 平均3.2人

A. 平均3.2人

建築会社の担当者は、家づくりの成否のカギを握るといっていいほど重要な人。複数の会社の担当者に会ってみよう。建築会社は気に入っているけれど担当者が……という場合は、担当者の変更を依頼しても問題ない。

先輩たちの声
  • 2人:話が進むうちに担当者と合わないと感じ、迷った末に伝えた。どうせなら、早めに変えてもらえば良かった(31歳・男性)
  • 5人:5 人とも短時間ずつしか会わなかったが、最終的に好みの合う担当者に会えた。相性は重要だと思う(36歳・女性)

Q. 何社に見積もりを依頼した?

A. 平均2.2社

家づくりでは、見積もりは3社程度に依頼するのがベスト。これより多すぎると情報が混乱するし、1社だけでは金額が妥当なのかどうかわからない。見積もりを依頼するときは、候補会社すべてに同じ条件を伝えよう。

先輩たちの声
  • 1社:最初の商談が長くて疲れてしまって即決。この会社に頼んで良かったと思うためにも、比較すべきだった(33歳・女性)
  • 4社:同じプランでも会社によって300万円も差が。妥当な金額で要望を取り入れてくれる会社に決めた(31歳・男性)

Q. 会社選びで重視したことは?

予算とプラン、優先順位決めはしっかりと

予算とプラン、優先順位決めはしっかりと

予算内に収まることもプランが要望に合うことも大事。どちらもかなえるには、見積もりを依頼する前にプランの優先順位を決めておくこと。後で迷ったとき、判断をスムーズにできる。また、会社や担当者の対応も確かめよう。

先輩たちの声
  • 予算内で要望に合うプランにできるか:造作キッチンや吹抜け、自然素材など要望をたくさん伝えて、それらを予算内でかなえてくれる会社にした(30歳・女性)
ここは押さえよう!見積書を見るポイント
見積書は会社により書式などが違うので注意。比較するときは、同じ工事内容や設備仕様で金額に大きな違いがないか確認。疑問点はそのままにせず建築会社に質問してみよう。
見積書

1. 本体工事費
仮設工事・基礎工事・木工事など、家本体をつくるための工事費。「一式」で表記され、詳細がわからない場合、何が含まれているのか確認しよう

2. 付帯工事費・諸費用
エアコンなど家本体以外の工事費や諸費用。外構工事など未確定な部分は「別途」と記載されることもあるので、概算で出せないか聞いてみよう

Q. 建築会社との打ち合わせ頻度は?

A. 2週~3週間に1回が4割以上

A. 2週~3週間に1回が4割以上

打ち合わせは「2週~3週間に1 回」、「週1回」がボリュームゾーン。スムーズに進めるには、次回までに決めるべきことを示してもらい、家族の意見をまとめておくのがコツ。また、メールでのやりとりは保存しておきたい。

先輩たちの声
  • 2週に1回:打ち合わせは2週間おきでも、その間はメールで質問や確認をして意思疎通を図ったのでスムーズだった(36 歳・女性)

Q. 地鎮祭や上棟式はした?

A. どちらもやったが約半数

A. どちらもやったが約半数

地鎮祭とは、着工前に土地の神をまつり、工事の無事を祈る儀式。上棟式とは、棟が上がったことを祝い、工事の安全を祈る儀式。その後に宴席を設けることも。どちらも実施は任意なので建築会社に相談してみよう。

先輩たちの声
  • 家を建てるのは一生に一度のことだし子どもたちにも経験させたかった。家族の記念にもなり良かった(28歳・女性)

Q. 家づくりで重視する点は?

「耐震性」が過半数超えという結果に

「耐震性」が過半数超えという結果に

「間取り」「設計の自由度」など、注文住宅ならではのこだわりポイントが上位に。「耐震性」や「気密・断熱性」は、ここ数年、どの会社もさまざまな工法や素材の進化により、高性能になっているので各社の工夫を聞いてみよう。

先輩たちの声
  • 地震に備えて耐震性能には優先してお金をかけた。そのおかげか、地震があっても大きく揺れない(28歳・女性)

Q. 工事中、どれくらいの頻度で現場に行った?

A. 平均1回/週

工事中はときどき現場を見に行ってみよう。お茶出しは不要とする建築会社もあるが、持っていくと職人さんとのコミュニケーションのきっかけになる。念のため、行っても邪魔にならない時間帯を建築会社に確認しよう。

先輩たちの声
  • 週に2回:雑然としていた現場が、行くたびに整えられるようになったし、監督とも話ができるようになった(33歳・女性)
  • 月に1回:遠くてあまり行けなかったが、会社のホームページに様子をアップしてくれていて、そちらで確認していた(29歳・男性)

2016年6月21日 SUUMO注文住宅 東京で建てるより転載

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取材・文/前川ミチコ イラスト/加納徳博
公開日 2017年04月22日
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