理想の一人暮らしに近づく間取りの基礎知識と選び方
ワンルーム、1K、1LDK、2LDKそれぞれの特徴を解説!

理想の一人暮らしに近づく間取りの基礎知識と選び方 ワンルーム、1K、1LDK、2LDKそれぞれの特徴を解説!

一人暮らしの部屋を探すとき、広さと同じくらい重要となる「間取り」。ワンルーム、1K、1LDK、2LDK……よく目にするけど、どれが自分に合っているのかわからないという人も。そこで、1人暮らしをする人によく選ばれる間取りについて、それぞれの特徴を解説。さらに、どんな人に向いているのか、選ぶときの注意点などについて、インテリアコーディネーターの住吉さやかさんに教えてもらった。間取り選びの参考にしよう。

ワンルーム、1K、1LDK、2LDK …それぞれの用語が表すものは?

数字は部屋の数。LDKはリビング・ダイニング・キッチンの略

初めて部屋探しをする人は「ワンルームは文字どおり1部屋のことだとわかるけれど、1Kなどの略語の意味がわからない」という人もいるだろう。間取りを表す用語は、基本的に部屋(居室)の数と、それ以外の独立した空間の頭文字でなりたっているので、用語の意味さえわかればイメージしやすくなる。

●L(リビング):くつろぐスペース。ソファやテレビ台が置けるイメージ
●D(ダイニング):食事をするスペース。ダイニングテーブル&チェアが置けるイメージ
●K(キッチン):料理をするスペース。冷蔵庫などの家電を置いて料理ができるイメージ

ワンルーム(1R)は、文字どおり1部屋だけの間取りのことで、その部屋の中にキッチンがあるが、1Kなら1部屋+キッチンが、1LDKなら1部屋+LDK、2LDKなら2部屋+LDKがある間取り、ということになる。

ただし、「例えば全体の広さが同じ20m2だったとしても、ワンルームと1Kでは使い勝手が大きく違います」と住吉さん。それぞれの間取りにどんな特徴があるのか、どんな人に向いているのか、見ていこう。

ワンルームの間取りイラスト
1Kの間取りイラスト
1LDKの間取りイラスト
2LDKの間取りイラスト

ワンルーム(1R)とは?

玄関から居室まで間仕切りなくつながる1部屋の間取り

ワンルームは、玄関から居室までに間仕切りがなく、キッチンが居室とつながっているタイプの間取り。略して「1R」と表記されることもある。最もシンプルな間取りで、家賃が安いのが最大のメリットだ。

キッチンと居室の間に間仕切りがあれば「1K」となり、全体の広さも同じくらいの物件が多いので、よく1Kと比較されがちだが、実は使い勝手などに大きな違いがある。

「ワンルームは1つの空間にキッチンがあるので、料理をすると部屋中にニオイが充満しやすい傾向にあります」と住吉さん。「ただし、実は料理が好きな人にとって便利で快適なことも。キッチンが独立していないので、冷蔵庫や食器棚などを置いたところまでがキッチン、と自分でキッチンの範囲を決めることができます」

また、料理に時間をかけたい人にとっては、冷暖房の効いた空間でテレビを観ながら、あるいは友人を招いて会話をしながら料理ができるのもメリットと言えそうだ。

ただし、「ワンルームは居室を広く取るために、収納スペースが削られているケースも。必要な収納家具を置いても十分な広さがあるか、よくチェックしましょう」

ワンルームの間取り例
ワンルームの間取り画像
ロフト付きワンルームの間取り画像
玄関から居室までの1部屋の中にキッチンがある間取り。玄関ドアを開けたときに部屋の中が丸見えになってしまうのは、インテリアの工夫によってカバーできることも。ふたつめの間取りはロフト付き。これなら収納スペースもたっぷり
●ワンルームはこんな人におすすめ

・家賃をできるだけ抑えたい
・限られたスペースをできるだけ広く使いたい
・テレビを観ながら気軽に料理をしたい

1Kとは?

1部屋+独立したキッチンのある間取り

1Kは、1部屋+キッチンの間取り。ワンルームとの違いは、居室とキッチンの間に間仕切りがあり、キッチンが独立している点だ。ワンルームと並び、多くの1人暮らしビギナーに選ばれている。

キッチンが独立しているため、料理が好きな人にはワンルームより1K、などと言われるケースも多いが、「独立はしていても、肝心のキッチンが狭いというケースも。キッチンに冷蔵庫置き場がなく、居室に置かざるをえない物件もあるので、料理が好きな人は、キッチンに必要な家電・家具を置けるか、チェックしましょう」

ただし、料理のニオイが部屋に充満しない、玄関ドアを開けたときに部屋の中が丸見えにならないなどのメリットも。「居室と水まわりをはっきり分けたい人には向いています」

1Kの間取り例
冷蔵庫置き場がない1Kの間取り
冷蔵庫置き場がある1Kの間取り
居室とキッチンの間に間仕切りがあり、キッチンが独立している間取り。1つめの間取りのように、冷蔵庫置き場がなく、居室に置かなければならないケースもあるので、どこに何を置くかイメージしながら部屋選びを
●1Kはこんな人におすすめ

・家賃を抑えつつも部屋と水まわりを分けたい
・玄関から部屋が丸見えにならないようにしたい
・料理のニオイが部屋に回らないようにしたい

1LDKとは?

1部屋のほかにLDKがある間取り

1LDKは独立した1部屋とLDKがある間取り。1部屋はベッドを置いて寝室に、LDKにはソファ・テーブル・テレビを置いて使うケースが多い。ワンルームや1Kよりは広さも家賃もぐんとアップするので、家賃が高くても寝る部屋・くつろぐ空間を分けたい人に向いていると言えそうだ。

ワンルームや1Kと違い、居場所が複数になるだけに「寝室とLDKがどのように配置されているかが重要なポイントになります」と住吉さん。「例えば日当たりのいいほうに寝室があり、よくないほうにLDKがある間取りでは、せっかくの日当たりのよさを十分に享受できません。間取図や現地を見るときは、それぞれの部屋でどのような生活を送ることになるのか、イメージを膨らませながらチェックすることが大切です」

1LDKの間取り例
中央にLDKがある1LDKの間取り
中央に寝室がある1LDKの間取り
寝る部屋・くつろぐ空間を分けられるのが1LDKのメリット。ただし、間取りタイプは同じ1LDKでも、1枚目は中央にLDKがあり、2枚目は中央に寝室があることで、暮らしやすさは大きく違う。部屋の配置は要チェックだ
●1LDKはこんな人におすすめ

・寝る部屋とくつろぐ部屋を分けたい
・メリハリのある生活がしたい

2LDKとは?

LDK+寝室のほかにもう1部屋ある間取り

LDKのほかに2部屋ある2LDK。広さも家賃も、1LDKよりさらにアップするため、1人暮らしでこの間取りを選ぶケースは少ない。ただし、LDK以外の1部屋を寝室に、もう1部屋を書斎やトレーニングルームとして使うなど、さまざまな暮らし方に対応できるのが大きなメリットだ。

さまざまな用途で使い分けられる間取りだが、「ひと口に『2LDK』といっても、LDKと2部屋がどのような配置・動線になっているかによって暮らし方は大きく変わってきます」と住吉さん。

下の間取り例のように、LDKと2部屋の関係次第で、公私の区別がつけやすくなったり、昼夜のメリハリがつけやすくなったりと使い勝手が変わる。

LDKから部屋が独立している2LDKの間取り
LDKに隣接した部屋と独立した部屋がある間取り
1つ目の間取りは2部屋ともLDKから独立しているので、用途を限定せず多目的に使いやすいのが特徴。2つ目の間取りは1部屋がLDKと隣接し、もう1部屋が独立して玄関近くにあるタイプで、公私の区別がつけやすい
●2LDKはこんな人におすすめ

・寝る部屋、くつろぐ部屋のほかにもう1部屋欲しい
・家で仕事をするための独立した空間が欲しい
・トレーニングルームなど多目的な空間が欲しい

間取りタイプより、その部屋でどのように暮らしたいのか考えて

さまざまな間取りタイプの特徴を紹介してきたが、タイプにこだわるより、自分に合った暮らしができるかどうかが大切だ。どこにどんな家具・家電を置きたいのか、そのためのスペースは十分か、日当たりや動線などもチェックして、後悔のない間取りを選ぼう。

まとめ

部屋を表す用語は、例えば1Kなら「1部屋+キッチン」のように部屋数+独立した空間の頭文字

同じ間取りタイプでも「配置」によって使いやすさは変わる

自分の1日の行動をイメージしながら間取図をチェック

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取材・文/前川ミチコ イラスト/もり谷ゆみ
公開日 2020年05月28日
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