一人暮らしの部屋探し・物件選びのポイントは? 部屋探しの基礎を解説!

一人暮らしの部屋探し・物件選びのポイントは? 部屋探しの基礎を解説!

一人暮らしのための部屋を探す前に知っておきたいのが、物件の種類や選ぶポイント、間取りや家具のレイアウトなどについて。物件にはどんなタイプがある? どんな間取りがいい? 家具をどうレイアウトする? 一人暮らしアドバイザー・河野真希さん、インテリアコーディネーターの住吉さやかさんに教えてもらった。

物件はアパートかマンションか?一人暮らしの部屋探しの選択肢

ひと口に一人暮らしの部屋といっても、アパートかマンションか、賃貸か購入かなど、さまざまな選択肢がある。自分に合った物件を見つけるには部屋探しの前にそれぞれの特徴を理解しておいたほうがいいだろう。選択肢ごとのメリット・デメリットを一人暮らしアドバイザーの河野さんに伺った。

アパートとマンションの違い

アパートとマンションに明確な違いはないが、「一般的には、アパートは木造や軽量鉄骨などの2~3階建てマンションは鉄骨や鉄筋コンクリート造で3階以上の建物、と分けられることが多いようです」と河野さん。これを定義とした場合の、それぞれのメリット・デメリットを教えてもらった。

アパートとマンション
アパートとマンション、それぞれの特徴を理解して部屋探しを(写真/PIXTA)

アパートのメリット・デメリット

アパートのメリット

・家賃が比較的安めなのが最大のメリット
・建物の階数も低く、こぢんまりとしていて入居者も少ないので、近隣の人の顔もわかって安心

・アパートのデメリット

・セキュリティ対策は比較的甘い傾向
・構造が木造や軽量鉄骨が多いため、築年数や立て方によっては近隣住戸の音が聞こえやすいことも

マンションのメリット・デメリット

マンションのメリット

・鉄骨や鉄筋コンクリート造のため、耐震性や耐火性が高めの傾向
・近隣の音も聞こえにくい
・オートロック、防犯カメラ、管理人常駐などのセキュリティ対策がしっかりしているところが多い
・分譲タイプの賃貸では住宅設備が整っていることが多い

マンションのデメリット

・家賃は高め
・大型マンションだとどんな人が住んでいるかわかりにくい点も

また、学生寮・社員寮という選択肢もある。寮費に光熱費が含まれているケースが多く、食事がついているところもあり、生活費を抑えやすい。すぐに友達ができやすい一方、人間関係で気を使うことも。ほかにも一戸建てという選択肢があり、一人暮らしには広い物件が多いが、そのため家賃や光熱費が高めの傾向がある。

さらに、賃貸だけでなく、購入するという選択肢もある。「ただし、結婚などライフスタイルが変わったとき、トラブルが起こったとき、賃貸に比べて引越しにくいという点も。慎重に考えましょう」

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賃貸の防音対策を解説!自分でできる工夫とアパート、マンション選びポイントは?

部屋探しと契約はどれくらいの期間がかかる?

物件の検索から入居まで最短で1~2週間くらい

賃貸契約の一般的な流れは下図のとおり。物件の検索から入居までにかかる期間は、すべてがスムーズに運んだとして最短でも1~2週間ほど。希望の物件が見つからない、入居審査が通らないなどで数週間かかるケースもあるようだ。

また、特に新築物件を狙うなら、早めに動くことがポイント。それまでに不動産情報サイトなどで物件を検索し、自分の予算内ではどんな部屋に住めるのか、イメージをもっておくと不動産会社との話がスムーズだ。

賃貸契約の流れとかかる期間の目安
賃貸契約の流れとかかる期間の目安
物件の検索から入居まで、早ければ図のとおり1~2週間ほどで進む(SUUMO編集部作成)

どんな点をチェックし、何を重視して部屋探しをすればいい?

重視したいポイントはライフスタイルによってさまざま

部屋探しにおいて重視する条件は、調査によると、首都圏の一人暮らし世帯では「路線・駅やエリア」(56.2%)、「通勤・通学時間」(51.9%)、「最寄駅からの時間」(49.4%)、「設備・仕様<キッチン・お風呂・トイレなど>」(38.5%)、「面積<広さ>」(37.4%)が上位5項目となっている(「2019年度賃貸契約者にみる部屋探しの実態調査(首都圏版)」2020年6月実施 リクルート住まいカンパニー調べ)。ただし、ライフスタイルによっても違うため、それぞれの重視すべきポイントを河野さんに伺った。

学生

通学のしやすさはもちろんだが、家賃を抑えることも重要。社会人に比べると少し時間があるので、通学には便利な駅だけれど、駅までの距離がある物件を選ぶのも手。駅からの距離は家賃にも大きく影響するポイントなので、自分がちょっと努力をすれば、それだけでも家賃はぐんと下がるかも。

社会人

通勤アクセスはもちろんだが、駅からの近さも大事。特に残業が多い場合など、学生と違って駅から遠いのは負担になりやすい。また、暮らしやすさも大事。帰ってきたときに利用できるスーパー、コンビニ、ドラッグストアがあると便利。なお、会社に近いからとオフィス街に住むと、周辺のお店が土日休みというケースもあるので、周辺環境も要チェック。

テレワークができるならば、通勤アクセスの優先順位は低くなる。駅近にこだわらずに駅からの徒歩分数を長くして家賃を抑えたり、家賃は同額で広い部屋を借りるなどの選択肢も考えてみよう。

女性

防犯性の高さが大事。オートロック、防犯カメラなどがあると理想的だが、最低でも「2階以上」を選ぶと安心感がアップする。また、窓の向こうの建物から部屋の中が見える状態にないかなど周囲の状況、さらに地域的な安全性もチェック。気になった物件があったら、各都道府県警が提供している犯罪マップなどを見て、その地域の治安もチェックするといい。

オートロックや防犯カメラなど、女性の一人暮らしの防犯対策について詳しくは
女性の一人暮らしはオートロックが安全?安心の賃貸選びと防犯対策を伝授!

これらのほか、料理が好きな人はキッチンの広さをチェックするなど、自分のライフスタイルに合わせてこだわりポイントを決めよう。

不動産会社とキッチンをチェック
自分のライフスタイルに合わせてこだわりポイントを(画像/PIXTA)

一人暮らしにオススメの間取り・設備は?

間取りは1R・1Kが定番。設備はエアコン希望が1位

一人暮らしの間取りは、ワンルーム(1R)または1Kが一般的。Kはキッチンのことで、ワンルームは1部屋の中にキッチンがあるのに対し、1Kは1部屋+キッチンがあるということ。ただし、同じ面積の部屋でも、ワンルームと1Kでは使い勝手に大きな違いがある。

例えば、ワンルームは1空間に部屋とキッチンがあるので、料理をすると部屋中にニオイが充満しやすい傾向にあるが、よく料理をする人にとっては、キッチンが離れていないワンルームのほうが便利なことも。1Kは部屋とキッチンをはっきり分けたい人に向いている。

なお、首都圏の一人暮らし世帯が次に引越すときに欲しい設備は「エアコン」「独立洗面台」「TVモニター付インターフォン」「宅配ボックス」「24時間出せるゴミ置き場」が上位5アイテムとなっている。(「2019年度賃貸契約者動向調査(首都圏版)」2020年6月、リクルート住まいカンパニー調べ)

ワンルームと1Kの間取り
部屋とキッチンが1空間にあるワンルームと、部屋とキッチンが分かれている1K

一人暮らしにオススメな東京都内の区についてもっと詳しく
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一人暮らしの部屋に家具はどうレイアウトする?

部屋選びでは、面積だけでなく「形」もチェック

小さめの一人暮らしの部屋は、家具のレイアウトに頭を悩ませることも。そこで、同じ面積の部屋でも、部屋の形などによって家具のレイアウトのしやすさは変わることを知っておこう。

ポイントは、家具を寄せて置ける「壁面」の広さ。ドアや収納扉の前には家具が置けず、出入りをする窓の前には高めの家具が置きにくい。よって、実は細長い部屋のほうが家具を置きやすいということも。部屋の広さだけではなく、家具が置きやすい壁があるかチェックしよう。

細長い部屋・四角い部屋に家具を置いたイメージ
細長い部屋・四角い部屋のイラスト
細長い部屋・四角い部屋に家具を置いたイメージ
左の細長い部屋は壁面が多く取れ、置ける家具が多いが、右の四角い部屋は中央が広い割に置けない家具も

どんな部屋を選ぶにしても、置きたい家具・家電のサイズをあらかじめチェックしておきたいもの。そのためにも、どんな暮らしをしたいのか、イメージしておくことが大切といえそうだ。

まとめ

アパートorマンションは家賃、快適性などで選ぶ

物件の検索から入居まで最短でも1~2週間くらいかかる

部屋探しで重視したいポイントはライフスタイルによってさまざま

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取材・文/前川ミチコ イラスト/もり谷ゆみ
公開日 2020年12月02日
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