一人暮らしの間取り「2LDK」で家具はどう置く? レイアウト例4
~暮らしプラスアルファをかなえる部屋のつくり方

一人暮らしの間取り「2LDK」で家具はどう置く? レイアウト例4~暮らしプラスアルファをかなえる部屋のつくり方

一人暮らしの部屋でも、生活するだけではなく、プラスαの過ごし方を求めている人などに選ばれる、2LDKの間取り。どんな間取りのこと? どれくらいの家具が置けるの? どんなふうに家具をレイアウトしたらいいの? 実際の間取りをベースとした家具のレイアウト例をインテリアコーディネーターの住吉さやかさんに教えてもらった。部屋選び・家具選び・レイアウトの参考にしよう。

2LDKってどんな間取り? ほかの間取りとの違いは?

2部屋+LDK。「暮らす」だけではない人向けの間取り

2LDKとは、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)のほかに独立した2部屋がある間取り。複数の部屋を使い分けることができるため、ほとんどの場合はカップルか少人数ファミリーに選ばれることが多い。ただし1人暮らしの場合でも、その部屋で「暮らす」だけでなく、リモートワーク(在宅勤務)が多い人や、仕事をしたり、人を招いたりとプラス@の使い方を求めている人などに人気があるよう。広さは物件によってさまざまだが、「ワンルームや1K、1LDK以上に、それぞれの部屋に何を置いて、どう使うかにより、暮らし方が大きく変わります」(住吉さん)

2LDKに置ける家具のイラスト

1人暮らしの2LDK居室の形に合わせたレイアウト例

同じ2LDKの間取りで同じ広さでも、部屋の形はさまざま。どんな暮らしがしたいかによっても、家具の置き方は変わる。個室がLDKとつながる2LDK、個室がどちらも独立している2LDKという代表的な間取り2種類で、暮らしのスタイルに合わせたレイアウト例を紹介しよう。

「個室がLDKとつながる間取り」の家具レイアウト例

玄関から入ってすぐの場所に独立した1部屋があり、もう1部屋がLDKと隣接する2LDKでは「LDKへのドアを境として、2つのゾーンをどのように使い分けるかがポイントとなります」と住吉さん。2つのタイプの使い分け方で、レイアウト例を見ていこう。

【例1】2つのゾーンを「昼夜」で使い分ける間取り

1つ目は、LDKへのドアを境とした2つのゾーンを「昼夜」で使い分けるレイアウト。

「2つの部屋のうち、1つを書斎・仕事部屋として使いたい人に向いています。この例では、LDK側は書斎として、玄関側は寝室として使うのがポイント。日のあたる側に書斎とLDKがあるので、日中は書斎で作業をしたり、LDKで食べたりくつろいだりして過ごし、夜は玄関近くの寝室でゆっくりと休みます」

玄関側の部屋はトイレや水まわりにも近く、寝室としても使いやすいというメリットもある。
昨今話題になっているリモートワーク(在宅勤務)をする際にも、このように明確に部屋の役割が分かれていれば、業務の時間とプライベートの時間にメリハリをつけることができそうだ。

昼夜の役割で分けたレイアウトイラスト
●2つの部屋のうち、1つを書斎として使うレイアウトのポイント

・LDK側を書斎、玄関側を寝室に
・日中はLDKと書斎、夜は寝室、と「昼夜」でメリハリがつく
・玄関側の部屋はトイレや水まわりにも近く、寝室としても使いやすい

【例2】2つのゾーンを「公私」で使い分ける間取り

【例2】は、LDKへのドアを境とした2つのゾーンを「公私」で使い分けるレイアウト。「2つの部屋のうち、LDK側を寝室とし、玄関側をオフィスとして使うと、LDKのドアから先が完全にプライベート空間となります。来客がトイレを使う場合も、リビングや寝室を通らずに出入りできるので、自宅で公私をはっきりと使い分けるのにぴったりです」

LDKと寝室を仕切るのが壁ではなく引き戸なので、閉じればゆっくり休める寝室に、開け放しておけば大きな1つのプライベート空間になる。

「こちらは【例1】の逆で、例えばデザイナー、ネイリストなど少人数の来客がある仕事をしている人がホームオフィスとして使う場合にも向いています」。ただしオフィスとしての使用が認められる物件かどうかは契約時に確認しよう。

公私で使い分けるレイアウトイラスト
●少人数の来客がある人がホームオフィスとして使うレイアウトのポイント

・2つの部屋のうち、LDK側を寝室、玄関側をオフィスに
・LDKと寝室のプライベート空間を、オフィスと離して「公私」を分けられる
・LDKと寝室の間の引き戸を開け放しておけば大きなプライベート空間に

「個室がどちらも独立している2LDK」の家具レイアウト例

上の【例1・2】と対照的に、2部屋とも独立したタイプの2LDKでのレイアウト例を、ライフスタイル別に紹介しよう。

【例3】広い2LDKでのびのびと暮らす

シンプルにLDK+寝室+書斎として使う場合のレイアウト例。「LDKはリビングとダイニングを左右に分けて、食べるゾーン・くつろぐゾーンを明確に。個室は広いほうを寝室にしていますが、仕事のための持ち物が多い場合などは寝室と書斎を入れ替えて使ってもいいでしょう」

こちらも【例1】と同じく、仕事をするスペースとプライベートのスペースがはっきりと分かれているため、リモートワーク(在宅勤務)の際にも集中して業務に取り組めそう。

のびのびと暮らせるレイアウトイラスト
●シンプルにLDK+寝室+書斎として使いたい人向けのポイント

・LDKは食べるゾーン・くつろぐゾーンを明確に
・仕事で使う持ち物があまり多くない場合は、広いほうを寝室に
・多い場合は、寝室と書斎を入れ替えて使ってもOK

【例4】パーティールーム、ゲストルームなどと多目的に

次の例は、せっかくの2LDKを活かして、もっと多目的に使うことを考えたレイアウト例。

「ダイニングテーブルは置きづらい間取りですが、リビングが広いので、ソファやラウンジチェアを置いてパーティールームに。寝室に小さなデスクを設けて、寝室以外のもう1部屋は、パーティー後に誰かが泊まっていくときのゲストルームに。ほかにもトレーニングルームなど、多目的に使えそうです」

多目的に使えるレイアウトのイラスト
●パーティー、トレーニングなど多目的に使いたい人向けのポイント

・広いリビングにソファやラウンジチェアを置いてパーティールームに
・寝室以外のもう1部屋は、トレーニングルームやゲストルームに

2LDKの部屋選びは「2つの部屋をどう使い分けるか」をよくイメージして

一人暮らしで2LDKの間取りに住む場合、それぞれの部屋をLDK・寝室・書斎などと使い分けるのが一般的。ただし、「ひと口に『2LDK』といっても、部屋と水まわりがどのような配置・動線になっているかによって暮らしやすさは大きく変わってきます」と住吉さん。

「【例1・2】のように1部屋がLDKから離れていて、もう1部屋が隣接している場合、LDKの隣を書斎にすれば昼夜のメリハリがつけられ、玄関側の部屋を書斎にすれば公私の区別がはっきりとつけられるなど、それぞれにメリットがあります」

日中をどこで過ごすのかも考えたいポイント。「間取図を見ながら、1日の自分の行動をイメージしてみることも大切。そこからどの部屋をどんな用途に使うのか決め、そのために何を置く必要があるかを考え、それを置ける広さが十分にあるかなどをチェックしていきましょう」

まとめ

2LDKはLDKのほかに2部屋ある間取り

同じ部屋数、面積でも、配置によって使いやすさは変わる

自分の1日の行動をイメージしながら間取図をチェック

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取材・文/前川ミチコ イラスト/もり谷ゆみ
公開日 2020年05月27日
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