1人暮らしの間取り「1LDK」で家具はどう置く? レイアウト例6
~メリハリのあるレイアウトで趣味も暮らしも快適に

1人暮らしの間取り「1LDK」で家具はどう置く? レイアウト例6~メリハリのあるレイアウトで趣味も暮らしも快適に

1人暮らしでもゆったり暮らしたい人などが選ぶ、1LDKの間取り。どんな間取りのこと? どれくらいの家具が置けるの? どんなふうに家具をレイアウトしたらいいの? 実際の間取りをベースとした家具のレイアウト例をインテリアコーディネーターの住吉さやかさんに教えてもらった。部屋選び・家具選び・レイアウトの参考にしよう。

1LDKってどんな間取り? ほかの間取りとの違いは?

1部屋+リビング・ダイニング・キッチン。大人の1人暮らし向き

1LDKとは、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)のほかに独立した1部屋がある間取り。自宅を広々と使いたい1人暮らしのほか、カップルの二人暮らしなどにもよく選ばれている。広さは物件によってさまざまだが、「ワンルームや1K以上に、どこに何を置くかによって暮らし方が大きく変わります」(住吉さん)

1LDKに置ける家具のイラスト

1人暮らしの1LDK居室の形に合わせたレイアウト例

同じ1LDKの間取りで同じ広さでも、部屋の形はさまざま。どんな暮らしがしたいかによっても、家具の置き方は変わる。廊下がなく部屋がつながる1LDK、廊下で部屋がつながる1LDKという代表的な間取り2種類で、暮らしのスタイルに合わせたレイアウト例を紹介しよう。

「廊下がなく部屋がつながる1LDK」の家具レイアウト例

玄関から入ってLDKを通った先に寝室がある、細長い続き間タイプの1LDK。廊下がなく、LDKを通って寝室へとアクセスするタイプの間取りのレイアウト例を見ていこう。

【例1】荷物が少なく、ゆったりと暮らしたい人向けのレイアウト

この間取りは、寝室が広い割にLDKが狭いのが特徴。そこで【例1】では「広めの寝室の中央にベッドを置いてのびのびと使い、リビングのソファ&テーブルをダイニング兼用に。荷物が少なく、収納は備え付けのもので十分という人や、ゆったりと暮らしたい人向けのレイアウトです」

ゆったりと暮らしたい人向けのレイアウトイラスト
●ゆったりと暮らしたい人向けのレイアウトのポイント

・広い寝室の中央にベッドを置いてのびのびと
・リビングではソファ&テーブルをダイニング兼用に
・収納は備え付けのものを活用

【例2】ダイニングテーブルを置きたい人向けのレイアウト

LDKをリビング・ダイニング・キッチンとはっきり分けて使いたい人向けのレイアウト。「キッチン側の壁にダイニングテーブルを置いて、食べるゾーン、くつろぐゾーンを明確に分けています。リビングは収納扉の前に家具を置けないので、ソファを置くのは難しいですが、ラグの上にビーズクッションを置いて、気軽に移動させて使います」

寝室が広いので、備え付けの収納に加え、別の収納家具を置いてもゆったりとしている。

ダイニングテーブルを置きたい人向けのレイアウトイラスト
●ダイニングテーブルを置きたい人向けのレイアウトのポイント

・キッチン側の壁にダイニングテーブルを置く
・食べるゾーン、くつろぐゾーンを明確に分ける
・ソファを置けないスペースにはビーズクッションを活用

「廊下を通って寝室・LDKがある間取り」の家具レイアウト例

【例1・2】がLDKを通って寝室という続き間だったのに対し、下の【例3・4】は廊下を通って寝室・LDKが並んだ1LDKの間取り。暮らし方ごとのレイアウト例を見ていこう。

【例3】料理が好きな人向けのレイアウト

「LDKが広く見えますが、ダイニングテーブルもソファも両方置くにはやや狭い間取り。料理をして食べることをメインとし、ダイニングテーブル&チェアを置いて、リビングをなくしました。あまりダラダラとテレビを観ない、忙しいけれど自炊が好きな人などに向いています。キッチンの収納が少ないですが、壁付けキッチンの背面にカウンター収納を置くことで、キッチンの作業スペース・収納スペースを増やしつつ、キッチン・ダイニングのゾーンを分ける間仕切りとしても活躍します」

壁付けキッチンの背面に、キッチンと同じくらいの高さのカウンター収納を置くことで、対面式キッチン風に見えるのもポイントだ。

料理が好きな人向けのレイアウトイラスト
●料理が好きな人向けのレイアウトのポイント

・LDKが狭ければダイニングテーブルをLD兼用に
・壁付けキッチンの背面にカウンター収納を

【例4】リビングとダイニングを兼ねたい人向けのレイアウト

【例3】とは反対に「家で長時間テレビを観たり、ゲームをしたりと、料理はあまりしない人向け。キッチンの背面にファミリーレストランの席のようなソファチェアと、やや高めのテーブルを置いて、リビングとダイニングを兼ねたレイアウトに。食べるのもくつろぐのもソファで、という使い方です。調理器具や食器の収納スペースが少ないので、料理をつくっておもてなしというより、みんなが食べ物を持ち寄ってワイワイするホームパーティーに向いています」

また、寝室の引き戸は、普段は開け放って使い、来客時だけ閉めれば、プライバシーを保ちやすい。

リビングとダイニングを兼ねたレイアウトイラスト
●リビングとダイニングを兼ねたい人向けのレイアウトのポイント

・ソファとテーブルを置いて食べるゾーン兼くつろぐゾーンに
・寝室の引き戸は、来客時だけ閉めて使うとプライバシーを保ちやすい

「ロフト付きの1LDKの居室」のレイアウト例

1LDKにロフトがついていると、1人暮らしではかなりゆったりとした生活が可能になる。ロフト付きの1LDKでのレイアウト例を見ていこう。

【例5】映画・アニメ好きな人向けのレイアウト

部屋自体が広いのに、さらにロフトもある1LDK。そこで「ロフトを収納スペースとしてフル活用し、居室はゆったりとした配置にしました。例えば映画・アニメ好きな人なら、大量のDVDなどをロフトに収納し、リビングではラウンジチェアとオットマン、コーヒーテーブルなどを置いてゆっくり映画観賞が楽しめます」

寝室も広いため、中央にベッドを置いてゆったりと家具を配置できる。

映画やアニメ好きな人向けのレイアウトイラスト
●映画・アニメ好きな人向けのレイアウトのポイント

・ロフトを収納スペースとして大量のDVDなどを収納
・リビングではラウンジチェアとオットマンなどを置いて映画観賞しやすく

【例6】お菓子やパンづくりが好きな人向けのレイアウト

リビング・ダイニングよりもキッチンを重視したレイアウト。「キッチンの横に作業台を設けることで、お菓子づくりやパンづくりが好きな人も使いやすいキッチンにしました。その分、リビングはダイニングを兼ねた空間に。ロフトがあるので、あまり使わないものを収納すれば、リビングが広く使えます」

広い寝室に収納家具やデスクなどを置いたのもポイント。キッチンの広さを存分に活かすことができる。また、キッチン・リビングと離れた寝室にデスクを置くことで、リモートワーク(在宅勤務)の際にも集中して仕事ができそうだ。

キッチンを重視したレイアウトイラスト
●お菓子やパンづくりが好きな人向けのレイアウトのポイント

・キッチンの横に作業台を設置
・リビングはダイニングを兼ねた空間に
・ロフトにはあまり使わないものを集中収納
・生活空間と分けた場所にデスクを置くことで、リモートワーク(在宅勤務)にも対応

1LDKの部屋選びは「寝室とLDKの位置関係」もチェックして

1LDKはワンルームや1Kに比べて部屋数が増える分、「寝室とLDKがどのような位置関係になっているかも重要ポイントとなります」と住吉さん。

「【例1・2】のようにLDKと寝室が続き間になっていて、寝室がベランダに面している間取りの場合、寝るだけの部屋は明るいのに、休日の日中を過ごすLDKが暗い、という状況になってしまいます。寝室とLDKを入れ替えればいいと考える人もいますが、そうすると、キッチンとリビング・ダイニングが離れてしまって不便になります」

また、【例3・4】のように廊下の長い間取りにも要注意。「表示されている面積が広くても、実際には廊下に取られてしまう部分が多いので、数値ほどの広さを実感できないことがあります」

部屋数が増えるほど、寝室は寝る場所、リビングはくつろぐ場所と、部屋の用途が限定されがち。だからこそ、「部屋探しのときに、自分がそこでどんなふうに暮らすのかをイメージすることが大切です」

まとめ

1LDKはLDKのほかに1部屋ある間取り

同じ面積でも細長い1LDK・正方形に近い1LDKなど形がさまざま

広さだけでなく、寝室とLDKの並び方もチェックして

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取材・文/前川ミチコ イラスト/もり谷ゆみ
公開日 2020年05月21日
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