いざ部屋探し当日、不動産会社もしくは現地に足を運ぼう。実際の部屋探しのスタートだ。また日程の選び方、不動産会社とのやりとり術にもコツがあります。
見学時にはまず不動産会社に足を運ぶことが多い。できれば物件の問い合わせの際に来店予約をしておくと待つことなくスムーズに接客してくれたり、ほかの候補物件をピックアップするなど事前準備をしておいてくれるはず。
また、オススメしたいのが平日の訪問。物件を管理している会社は土日休みの場合もあるので、平日なら質問にスピーディに返事がもらえたり、ライバルが動いていない分、「迷っているうちにほかの人に決められてしまった」なんて失敗は少ないからだ。朝早くから動けばかなりの数の部屋の見学ができるはずだ。
時間がない場合は、「○時までしかいられない」と最初に伝えておくのもベター。「オススメのお部屋2つだけ実際に見てみましょう」と営業担当者がアレンジしてくれるはずだ。
また「とにかくこの物件を早く見たい」「不動産会社より現地のほうが行きやすい」なら、直接現地で不動産会社と待ち合わせできる場合もあるので希望を伝えてみよう。
不動産会社では、希望条件や連絡先などを管理するシートに記入する。収入や勤務先などは後々、入居審査に影響するので正直に記入しよう。もちろん個人情報をすべてオープンにすることに抵抗があるなら、名前や連絡先のみ伝えるのでもアリだ。
条件を伝えるときも「条件が厳しすぎるのも、ぼんやりしているのも難しい」というのが不動産会社の営業担当者の正直な気持ち。問い合わせした物件以外にほかの物件も紹介してくれるが、見ながら「多少駅から遠くても広い部屋がいい」「少し狭くなっても駅から近いほうがいい」など、「譲れるところ」「譲れないところ」「できるだけ」など、条件の優先順位をつけられればベストだ。もし「物件は少ない」といわれたら、どの条件が一番厳しいですか?」「どの駅(沿線)が安いですか?」と、質問してみよう。