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住まい探しを始めるタイミングは、就職・転勤・結婚・子どもの誕生など、ライフステージの変化がきっかけになることが多いといわれています。心配なのは、今の年収800万円で、いくらの家賃なら無理なく払っていけるのかということです。
そこで今回は、年収800万円の単身世帯と、世帯年収800万円の二人世帯・ファミリー世帯の家計をシミュレーションし、家賃の目安金額・いくらの家賃なら家計を圧迫しないのか考えてみたいと思います。あわせて、気になるエリアの家賃相場もご紹介します。

住まい選びで目安になるのは、「家賃の額を収入の何割くらいに抑えたらいいのか」ということ。そこで、住まい選びについて紹介する前に、一般的な収入の状況を見てみたいと思います。
厚生労働省が公表している「令和6年賃金構造基本統計調査」の結果によると、令和6年(2024年)の短時間労働者(※)を除いた1カ月当たりの平均給与は、男性が前年度比3.5%増の36.31万円、女性が同4.8%増の27.53万円で、男女合わせた合計は同3.8%増の33.04万円でした。年収に換算すると、男性の平均年収は約435.7万円、女性の平均年収は約330.4万円、男女合わせた全体の平均年収は約396.5万円です。
※同一事業所の一般の労働者より1日の所定労働時間が短い、または1日の所定労働時間が同じでも1週の所定労働日数が少ない労働者のこと。
年齢・男女別の平均月収は、20代前半では男女差はあまり見られません。しかし、20代後半から男性の賃金の上昇スピードが女性を上回るようになり、男性の平均月収は30代前半で30万円を超え、50代後半でピークの44.41万円(年収換算で約532.9万円)に達します。一方、女性の平均月収は20代後半で25万円を超え、その後も緩やかに上昇していきますが、ピークは40代後半の29.80万円(年収換算で約357.6万円)で、平均月収が30万円を超えることはありません。
女性の賃金の上昇が男性より緩やかな点について調査では触れていませんが、調査対象となった男性の平均勤続年数が13.9年だったのに対して、女性の平均勤続年数は10.0年でした。勤続年数の短さが要因の一つになっている可能性がありそうです。
| 年齢 | 男性 | 女性 | 男女計 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均月収 | 平均年収 | 平均月収 | 平均年収 | 平均月収 | 平均年収 | |
| 全体平均 | 36.31 | 435.7 | 27.53 | 330.4 | 33.04 | 396.5 |
| ~19歳 | 20.36 | 244.3 | 19.13 | 229.6 | 19.93 | 239.2 |
| 20~24歳 | 23.42 | 281.0 | 23.06 | 276.7 | 23.25 | 279.0 |
| 25~29歳 | 27.47 | 329.6 | 25.81 | 309.7 | 26.72 | 320.6 |
| 30~34歳 | 31.63 | 379.6 | 27.16 | 325.9 | 29.95 | 359.4 |
| 35~39歳 | 35.23 | 422.8 | 28.43 | 341.2 | 32.87 | 394.4 |
| 40~44歳 | 38.55 | 462.6 | 28.84 | 346.1 | 35.14 | 421.7 |
| 45~49歳 | 41.60 | 499.2 | 29.80 | 357.6 | 37.27 | 447.2 |
| 50~54歳 | 42.82 | 513.8 | 29.54 | 354.5 | 38.04 | 456.5 |
| 55~59歳 | 44.41 | 532.9 | 29.40 | 352.8 | 39.20 | 470.4 |
| 60~64歳 | 34.47 | 413.6 | 25.99 | 311.9 | 31.77 | 381.2 |
| 65~69歳 | 29.43 | 353.2 | 23.40 | 280.8 | 27.55 | 330.6 |
| 平均年齢 | 44.9歳 | 42.7歳 | 44.1歳 | |||
| 平均勤続年数 | 13.9年 | 10.0年 | 12.4年 | |||
年齢とともに年収は増える傾向がありますが、勤務先や働き方、勤続年数などによって収入の状況は変わってきます。そこで、年収800万円(年収720万円以上840万円未満)の人に対する年代ごとの割合を調べてみました。厚生労働省が公表している「令和6年賃金構造基本統計調査」をもとに編集部が計算したところ、40代が31.74%、50代が48.93%でした。年収800万円になると、20代、30代の若い世代は少なく、40代、50代が中心に。合わせて80%を超えています。
| 20代 | 0.85% |
|---|---|
| 30代 | 10.38% |
| 40代 | 31.74% |
| 50代 | 48.93% |
| 60代 | 8.12% |
毎月の給料から天引きされるのは、所得税や住民税、厚生年金・健康保険・雇用保険の保険料などです。一般的には、月収の約8割から7割が手取り額の目安といわれていますが、独身なのか、パートナーが働いているのか、子どもがいるのかなど、家族構成によっても目安が変わってきます。そこで、年収800万円の家計を、家族構成に応じてシミュレーションしてみたいと思います。
年収800万円の単身世帯の会社員は、毎月の額面給料は66万6667円です。そこから、厚生年金保険料が5万9475円、健康保険料が3万3932円、雇用保険料が4000円、所得税が3万8560円、住民税が5万3676円、合わせて18万9643円が天引きされ、月の手取り額は47万7024円になります。
| 額面給料 | 66万6667円 |
|---|---|
| 厚生年金保険料 | 5万9475円 |
| 健康保険料 | 3万3932円 |
| 雇用保険料 | 4000円 |
| 所得税 | 3万8560円 |
| 住民税 | 5万3676円 |
| 月の手取り額 | 47万7024円 |
夫婦ともに会社員として働く、世帯年収800万円でシミュレーションしました。
まず、夫の毎月の額面給料は50万円で、そこから厚生年金保険料が4万5750円、健康保険料が2万4950円、雇用保険料が3000円、所得税が1万6588円、住民税が3万9380円、合わせて12万9668円が天引きされ、月の手取り額は37万332円です。
一方、妻の毎月の額面給料は16万6667円で、そこから厚生年金保険料が1万5555円、健康保険料が8483円、雇用保険料が1000円、所得税が2248円、住民税が1万913円、合わせて3万8199円が天引きされ、月の手取り額は12万8468円です。
その結果、夫婦二人の手取り給料の合計額は49万8800円になります。なお、妻の年収が200万円だと、夫の所得税を計算する際に配偶者特別控除(年3万円)の対象になります。これにより、夫の所得税は、同じ年収の独身者より年間で3000円減税されています。
| 夫(年収600万円) | 妻(年収200万円) | |
|---|---|---|
| 額面給料 | 50万円 | 16万6667円 |
| 厚生年金保険料 | 4万5750円 | 1万5555円 |
| 健康保険料 | 2万4950円 | 8483円 |
| 雇用保険料 | 3000円 | 1000円 |
| 所得税 | 1万6588円 | 2248円 |
| 住民税 | 3万9380円 | 1万913円 |
| 月の手取り額 | 37万332円 | 12万8468円 |
| 二人分の手取り | 49万8800円 | |
子どもが二人いて、夫婦ともに会社員として働く、世帯年収800万円でシミュレーションしました。
まず、夫の毎月の額面給料は50万円で、そこから厚生年金保険料が4万5750円、健康保険料が2万4950円、雇用保険料が3000円、所得税が1万3422円、住民税が3万6630円、合わせて12万3752円が天引きされ、月の手取り額は37万6248円です。
一方、妻の毎月の額面給料は16万6667円で、そこから厚生年金保険料が1万5555円、健康保険料が8483円、雇用保険料が1000円、所得税が2248円、住民税が1万913円、合わせて3万8199円が天引きされ、月の手取り額は12万8468円です。
その結果、夫婦二人の手取り給料の合計額は50万4716円になります。なお、妻の年収が200万円だと、夫の所得税を計算する際に配偶者特別控除(年3万円)の対象になります。また、小学生の子どもは扶養控除の対象になりませんが、高校生の子どもは扶養控除(年間38万円)の対象になることから、夫の所得税は同じ年収の独身者より年間で4万992円減税されています。
| 夫(年収600万円) | 妻(年収200万円) | |
|---|---|---|
| 額面給料 | 50万円 | 16万6667円 |
| 厚生年金保険料 | 4万5750円 | 1万5555円 |
| 健康保険料 | 2万4950円 | 8483円 |
| 雇用保険料 | 3000円 | 1000円 |
| 所得税 | 1万3422円 | 2248円 |
| 住民税 | 3万6630円 | 1万913円 |
| 月の手取り額 | 37万6248円 | 12万8468円 |
| 二人分の手取り | 50万4716円 | |

家賃の目安に明確な定義はありませんが、一般的には手取りの3割が目安といわれています。先ほどのシミュレーションに照らし合わせると、年収800万円・世帯年収800万円の手取り額は月47万円~50.5万円なので、約14万円~16万円が家賃の目安といえます。
住まい選びで大切なのは、家賃の負担が家計を圧迫しすぎないように配慮することです。住む地域によって家賃の相場も違うので、家計に余裕があればワンランク上の部屋を、余裕がない場合は家賃の安いエリア・物件を中心に探すなどの工夫も必要です。
| 年収・世帯年収額 | 家賃目安 |
|---|---|
| 500万円 | 9.37万円 |
| 550万円 | 10.19万円 |
| 600万円 | 11.10万円 |
| 650万円 | 12.01万円 |
| 700万円 | 12.73万円 |
| 750万円 | 13.54万円 |
| 800万円 | 14.31万円 |
| 850万円 | 15.17万円 |
| 900万円 | 16.00万円 |
| 950万円 | 16.83万円 |
| 1000万円 | 17.66万円 |
| 1500万円 | 25.09万円 |
| 2000万円 | 32.07万円 |
| 2500万円 | 38.33万円 |
| 3000万円 | 44.38万円 |
住まいを選ぶ際には、通勤・通学をしやすいなどの交通の利便性や、買い物をする場所や病院が近いなどの生活の利便性、そのほかにも周辺環境の快適性や安全性など、さまざまなポイントがあります。そこで参考にしたいのがSUUMOの住みたい街ランキング。人気のあるエリアには、“街”としてさまざまな魅力があふれています。ぜひ、住まい探しの参考にチェックしてください。
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年収に対する家賃の目安がわかったら、希望するエリアでどのくらいの広さ・間取りの住まいが借りられるのかチェックしてみましょう。SUUMOでは家賃相場を独自に調査して、都道府県の市区郡・最寄り駅ごとの賃料相場を公開しています。
「ワンルーム」「1K・1DK」「1LDK・2K・2DK」「2LDK/3K/3DK」「3LDK/4K~」などの間取り別や、「マンション」「アパート」「一戸建て・その他」など建物の種別ごとに検索できてとても便利です。簡単にシミュレーションできますので、住まい探しの目安として参考にしてみましょう。
3人家族・4人家族などファミリー世帯を想定した場合、間取りは2LDKや3K、3DKなどになります。東京都23区内のマンションタイプの家賃相場は最も安い葛飾区で11.3万円、足立区で11.4万円、江戸川区で12.0万円です。人気のあるエリアでは渋谷区が30.7万円、港区が33.9万円で、目安を大きく上回ってしまいます。
世帯年収800万円で、子どもがいるファミリー世帯の家賃目安は約15万円~16万円です。会社からの家賃補助があれば選択肢が広がりますが、補助が期待できない場合にはエリアが限られてしまいます。そのため、木造のアパートも選択肢に入れる・最寄り駅から離れたエリアで探すなど、家賃が安い物件を探すことも考えなければなりません。
| 順位 | エリア | 家賃相場 |
|---|---|---|
| 1位 | 葛飾区 | 11.3万円 |
| 2位 | 足立区 | 11.4万円 |
| 3位 | 江戸川区 | 12.0万円 |
| 4位 | 練馬区 | 12.5万円 |
| 5位 | 板橋区 | 13.2万円 |
| 6位 | 大田区 | 15.2万円 |
| 7位 | 杉並区 | 16.0万円 |
| 8位 | 北区 | 16.4万円 |
| 9位 | 中野区 | 16.9万円 |
| 10位 | 荒川区 | 17.2万円 |
| 11位 | 墨田区 | 17.9万円 |
| 12位 | 世田谷区 | 18.0万円 |
| 13位 | 豊島区 | 19.8万円 |
| 14位 | 江東区 | 19.9万円 |
| 15位 | 台東区 | 20.0万円 |
| 16位 | 文京区 | 22.0万円 |
| 17位 | 品川区 | 22.1万円 |
| 18位 | 目黒区 | 24.2万円 |
| 19位 | 新宿区 | 24.8万円 |
| 20位 | 中央区 | 25.4万円 |
| 21位 | 千代田区 | 28.7万円 |
| 22位 | 渋谷区 | 30.7万円 |
| 23位 | 港区 | 33.9万円 |
住まい探しをしていると、「毎月家賃を払うなら、マイホームを買ったほうがお得かも?」と思うこともあるでしょう。その答えを導くのは簡単ではなく、例えばライフスタイルの変化に合わせて住まいを変えたいと考えている人には賃貸が、老後に住まいの心配をしたくないと考えている人には持ち家が向いているかもしれません。また、それぞれメリットとデメリットがあり、家族構成や働き方、貯蓄の状況なども影響します。以下の記事では今後50年の居住費を賃貸と持ち家で比較して、具体的にシミュレーションしています。この機会にぜひ参考にしてください。
賃貸と持ち家のメリット・デメリットについてもっと詳しく
持ち家vs賃貸はどっちが得?老後に備えて比較、メリット、デメリットを確認
アパート・マンションの部屋探しでは、家賃だけでなく最寄り駅までの距離、周辺の環境、通勤通学に便利な沿線のエリアなど妥協できないことがあります。どうしてもエリアにこだわりたいという場合には、以下のようなポイントに注目して、相場より安い物件を探してみるといいでしょう。

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年収800万円の家計を具体的にシミュレーションしてみましょう。支出金額は、総務省統計局発表の「家計調査2024年」をもとに主な項目を抽出し、家賃は手取り額の3割を目安に計算しています。
単身世帯の1カ月の支出は24.94万円で、手取り額との差額22.76万円が手元に残ります。金銭的に余裕があるので、旅行などの趣味に対する支出を増やすことができます。
| 支出項目 | 金額 |
|---|---|
| 手取り額(収入) | 47.70万円 |
| 家賃 | 14.31万円 |
| 食費 | 4.39万円 |
| 水道光熱費 | 1.28万円 |
| 家具・家事用品 | 0.58万円 |
| 衣料品 | 0.49万円 |
| 保健・医療費 | 0.84万円 |
| 交通費 | 0.46万円 |
| 通信費 | 0.64万円 |
| 教養娯楽・習い事 | 1.95万円 |
| 支出合計 | 24.94万円 |
| 貯蓄可能額 | 22.76万円 |
夫婦など二人暮らしの家計をシミュレーションしたところ、1カ月の支出額は32.32万円でした。大きく増えたのは食費で、光熱費なども増えています。二人分の収入を合わせれば家計にゆとりがあるので、ときにはぜいたくするのもいいですし、マイホーム購入に備えて貯蓄にあてるのもいいでしょう。
| 支出項目 | 金額 |
|---|---|
| 手取り額(収入) | 49.88万円 |
| 家賃 | 14.96万円 |
| 食費 | 7.54万円 |
| 水道光熱費 | 2.11万円 |
| 家具・家事用品 | 1.19万円 |
| 衣料品 | 0.74万円 |
| 保健・医療費 | 1.59万円 |
| 交通費 | 0.46万円 |
| 通信費 | 1.00万円 |
| 教育費(学校・学習塾等) | 0.06万円 |
| 教養娯楽・習い事 | 2.68万円 |
| 支出合計 | 32.32万円 |
| 貯蓄可能額 | 17.56万円 |
子どもを含めた3人世帯の家計を見ると、食費の増加に加えて、子どもの習い事に関する支出の増加が目立ち、支出の合計額も36.09万円に増えました。それでも毎月の家計は黒字なので、急な出費があっても何とかなりそうです。一方、子どもが成長して今の住まいが手狭だと感じている場合には、住み替えが選択肢に入ってくるかもしれません。
| 支出項目 | 金額 |
|---|---|
| 手取り額(収入) | 50.47万円 |
| 家賃 | 15.14万円 |
| 食費 | 8.79万円 |
| 水道光熱費 | 2.43万円 |
| 家具・家事用品 | 1.33万円 |
| 衣料品 | 1.00万円 |
| 保健・医療費 | 1.56万円 |
| 交通費 | 0.53万円 |
| 通信費 | 1.28万円 |
| 教育費(学校・学習塾等) | 1.22万円 |
| 教養娯楽・習い事 | 2.80万円 |
| 支出合計 | 36.09万円 |
| 貯蓄可能額 | 14.38万円 |
子どもを含めた4人世帯の家計を見ると、子どもの習い事に関する支出の増加が目立ち、支出の合計額も39.68万円に増えました。もしも子どもが成長して今の住まいが狭いと感じる場合には、家賃が安いエリア・物件への住み替えも検討する必要があるかもしれません。
| 支出項目 | 金額 |
|---|---|
| 手取り額(収入) | 50.47万円 |
| 家賃 | 15.14万円 |
| 食費 | 9.63万円 |
| 水道光熱費 | 2.46万円 |
| 家具・家事用品 | 1.30万円 |
| 衣料品 | 1.31万円 |
| 保健・医療費 | 1.40万円 |
| 交通費 | 0.67万円 |
| 通信費 | 1.35万円 |
| 教育費(学校・学習塾等) | 3.00万円 |
| 教養娯楽・習い事 | 3.40万円 |
| 支出合計 | 39.68万円 |
| 貯蓄可能額 | 10.79万円 |
年収800万円の世帯は、目安といわれている約14万~16万円の家賃の部屋を借りても、収入の範囲内で暮らしていくことができそうです。今回紹介したシミュレーションを参考にして、理想の住まいを探しましょう。
家賃相場は手取り額の3割が目安といわれており、年収800万円・世帯年収800万円の世帯の家賃目安は約14万~16万円になる
家族が増えるなどして、収入の範囲で支払うのが難しい場合には、家賃が安いエリアや物件を中心に探すことも大切。木造の建物を選ぶなど、紹介したポイントに注目して探すといい
会社からの家賃補助があれば、年収800万円・世帯年収800万円の世帯は、より家計に余裕が出る。その際にはワンランク上の住まいを選んだり、将来に備えて貯蓄したりと、それぞれの価値観に合わせて使い道を考えるといい