静岡県ではDIYで「壁に穴をあけて何かを取り付ける」を希望する人が3人に1人。取り付けたいものは?ほかにはどんな希望が?
2014年3月に「借主負担型DIY住宅」という新契約形態ができ、床や壁の張り替えがOKの賃貸住宅は退去時の原状回復義務がなくなりました。最近は、仲間とパーティー感覚でリノベーションを楽しむ「リノベパーティ(リノパ)」に流行の兆しが。賃貸でも自分らしい住まいに変えたい!と考える人が多いのでしょう。 今回は、静岡県の賃貸住宅に暮らしている人に「お家でDIYができるならやりたいことは?」と聞いてみました。
やってみたいこととして一番多くの人が選んだのが「壁に穴をあけて何かを取り付ける」。約3人に1人が希望しています。取り付けたいものとして、フックや絵、カレンダー、コルクボードなど、具体的なものが挙げられています。「壁にこれが付けられれば便利なのに」と普段の生活で感じることが多いのがうかがえます。2位は約4人に1人が選んだ「壁に棚をつくる」。普段使うものを置いておく収納棚として、趣味のものを置く飾り棚として、ちょっとした場所の壁に棚があると便利ですよね。壁の色や家具の色、テイストと合わせて棚板を選ぶ楽しみもあります。3位は「壁紙を張り替える」。面積の大きな壁を変えるだけで、部屋全体の印象も大きく変わります。古い壁紙を新しくしたり、好きな色の壁紙を選んだりすると気分も一新しそうですね。 手を加えたくても既存の賃貸住宅のルールではできないことが多い壁。上位3位の結果には共感する人も多いのではないでしょうか。
既存の賃貸住宅でも、大家さんに相談するとDIYが可能な物件も。そんな物件を見つけたら、家族や友だちと一緒にリノベパーティをしてみるのも楽しいですね。ちなみに、DIY可の賃貸物件はSUUMOでも探すことができます。
文/田方みき イラスト/tokico